もくもくぅと韓ドラ

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Netflix韓国ドラマ「となりのMr.パーフェクト」第11話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「となりのMr.パーフェクト」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第11話:遅い気づき

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com

<高校時代>ーー
調理実習で作ったケーキを、3人で食べようと、スンヒョの所に持って行くソンニュとモウム。
しかし、スンヒョの周りには女子たちが群がり「私のを食べて!」「私のも!」とモテモテだった。
水泳をやめてからのスンヒョは学業に専念し、成績がぐんと上がり、人気急上昇だった。
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相変わらずのワチャワチャの日常のソンニュとスンヒョ。
お互いの窓越しに口喧嘩で始まる1日。

ギョンジョンから離婚を切り出されたヘスク。
最初は驚いたが、その理由も聞かずに受け入れ、アフリカに辞令が出たとウソを付いた。

ソンニュの家で、ワイワイガヤガヤとみんなで朝食。
文句言ったり口喧嘩したり、それでも終いには笑って朝食を食べるソンニュの家族が、スンヒョは羨ましかった。

朝食後、ソンニュは屋上で寝そべりながら、フランス語の料理本を読んでいた。
しかし読めない。。
そこへやって来たスンヒョは、簡単なフランス語ならまだ覚えている(スンヒョはフランス生まれ)と、本を読んでくれた。
ソンニュはスンヒョのフランス語が心地よく、眠ってしまった。
ソンニュが目を覚ますと、隣にスンヒョが眠っていた。
スンヒョの寝顔にプリズムがかかっており、それに触れるソンニュ。
急に目を覚ましたスンヒョ。
ソンニュは慌てて、なんやかんや言い訳をして取り繕うが、スンヒョはクールに「暑いな」と言って行ってしまった。

クールに装っていたスンヒョだったが、内心ドキマギ。
慌てて門を出ようとして、やって来たモウムが開けた扉に頭をゴツン。
モウムとコンビニに行き、氷を買って頭を冷やしながら、ベンチに座って話をする。
実は今日は、告白の返事の期限日。
返事を聞きたいスンヒョだったが、元婚約者ヒョンジュンを見送った後、ソンニュがあまりに泣くもんだから、可愛そうで返事を強要できないでいた。
モウムにそのことを打ち明けると、モウムは気持ちをスッキリさせるためにサイダーをあげた。
ソンニュとスンヒョの間にも、サイダーのようなスッキリ爽やか活性剤があれば。。
そこへ、ダノが通りかかる。
キスをしてから気まずくて顔を合わせられないモウムは、ダッシュで逃げていった。

いなくなったモウムの席に、今度はダノが座り、話をする。
悩みを聞いてもらった手前、なんだか気まずいスンヒョだったが、ご近所だし、同じ年だし、これからは名前で呼び合い、タメ口せ話そうと提案。
しかし何だかしっくり来ないので、もとに戻して敬語のままでw

ソンニュも、今日が告白の返事の期限日だと気付いていた。
スンヒョは返事を聞いてこないけど、どうすべきか。。
ソンニュにこのタイミングで返事を強要してもいいものか。。
お互いに「どうしたものか」と悩んでいた。
そして夜もふけ、期限日を過ぎてしまった。

翌朝。
スンヒョの事務所は新し依頼を受けた。
ピアニストのコ・サンヒが書店を作りたいということだ。
故郷で書店を開くのが、昔からの夢だったとか。
スンヒョは「風を利用した音がなる建物」を提案。
イカれたほどに素晴らしいアイディアにミョンウもナユンもうっとり。
スンヒョはたて笛を要して、現場へ行ってみることに。
そんな中、母ヘスクから電話があり、今夜は家族で食事をすることに。
何だかうやな予感がするスンヒョ。

ソンニュは、スンヒョに読んでもらったフランスの家庭料理を家の台所で、両親のいない隙を狙って、こっそり作ってみた。
しかし、両親が帰ってきた。
怒られるのかと少し慌てるソンニュ。
健康な人でもハードな料理の仕事、その道へ進むことを、両親はまだ賛成していないからだ。
ソンニュは、料理が好きであること、体に気をつけなながら慎重にやっていくことを伝えた。
するとその熱意に負けて「大変ならすぐ辞めろ。」「いつ辞めてもいい。面倒をみてあげる。」と言って、両親は認めてくれた。
おもむろにお鍋の料理を味見するグンシクは、その美味しさに驚いた。
ニッコリのソンニュ。

ダノの娘ヨンドゥは、父子家庭であることを幼稚園で冷やかされてしまった。
暗い顔で帰ってきたヨンドゥ。
しっかり者のヨンドゥは、しっかりと言い返してやった。
さらにヨンドゥは、家政婦さんがケガをして辞めてしまったため、ダノが仕事を早く切り上げて、ヨンドゥの世話をしている状況を心配した。
次の家政婦さんはいつ来るのか。。と。
そんな2人の会話を偶然聞いていたモウムの母ジェスクは、その仕事を自分がやってもいいかと申し出た。
モウムと顔を合わせるのが気まずいダノはお断りするが、流れでジェスクがヨンドゥのお世話係になってしまった。
帰宅して事情を聞いたモウムも気まずい。。
ジェスクとヨンドゥがアイスを買いに行ってしまい、2人きりになってしまったモウムとダノ。
モウムはキスの件を、「心神耗弱の状態だったので過失ということで示談に」と言って、その場を収めた。

スンヒョは家族で食事。
ヘスクはスンヒョに、アフリカへの長い駐在が決まったことを告げた。
そしてギョンジョンは、スンヒョに離婚することを告げた。
薄々勘付いていはいたものの、やはりショックを受けるスンヒョ。
しかし、感情を隠し、「2人の人生だから俺のことは気にしないで、好きにして。」と気丈に振る舞った。
スンヒョは急用があると言ってその場を去った。

スンヒョはその後、屋台で一人酒。

<スンヒョの記憶>ーー
かつて、ヘスクがアフリカ赴任が決まった際、一緒に赴任するのが同期のクァク・セファン(現次官)で、ギョンジョンは彼とヘスクの仲を、仕事以上の関係なのではないかと疑っていた。
さらに、当時冷戦中でテロも多く危険な場所をわざわざ選び、まだ幼い息子置いてまで行くことなのかと、怒りをあらわにする。
しかし、ヘスクは子供ダシに韓国に残れと言われることに憤慨。
「結婚したことは間違いだったわね!いいえ、スンヒョを産んだのが間違いね!あなたのせいで私は自由がなくなった。あの子を愛してるけど不自由なのは嫌よ。」と言い放つ。
幼くスンヒョは、この両親のケンカを聞いてしまっていた。
ーーーーーーーーーーー

そんなことを思い出しつつ、1人酒を飲むスンヒョ。
酔い潰れてしまい、困ってしまった店主は、スンヒョの携帯の短縮番号1番だったソンニュに電話をかけた。
ソンニュはスンヒョを担いで帰ろうと頑張るが、重くて途中でリタイア。
ベンチに座る。
意識朦朧のスンヒョは「家に帰らない」とつぶやいている。
スンヒョはへべれけであるが、語り始める。
大学の卒業式以来の家族での食事をしてきた。
今日、夢の家族での食事だったのに、途中で帰ったんだと。
ソンニュの家では当たり前のような家族での食事と、当たり前のように飾られる家族写真。
スンヒョにとっては違った。
両親は離婚する。
幼いことから、ずっと、こんな日が来るのではないかと恐れていた。
それが現実に。
大人になったけど、両親の離婚は傷つく。
両親それぞれの人生があるのは分かってる。
けど、別々に幸せになるより、一緒に幸せになってほしい。
スンヒョは静かに涙を流す。
ソンニュは驚きつつも、黙って話をきいてあげた。

しばらくして、スンヒョは事務所で目が覚める。
ソンニュがそばにいた。
スンヒョのために水を出そうと冷蔵庫を開けると、告白の返事の期限日の元となった牛乳が。
なんだかんだと誤魔化すスンヒョ。
ソンニュは両親に素直な気持ちを伝えるべきだと話した。

翌日。
ヘスクとギョンジョンは家庭裁判所へ。
離婚の熟慮期間は1ヶ月。

ソンニュの家にヘスクが挨拶にやって来た。
ソンニュは、スンヒョが悲しんでいることを伝えた。
「スンヒョは、終わりのないかくれんぼのように、ずっとおばさんを待ってた。見つけてもらうのを待ってた。」と。

モウムがダノの夢から目覚めると、ヨンドゥが来ていた。
今日は、モウムは、母ジェスクと一緒にヨンドゥをつれてチムジルバンで遊ぶ。
ヨンドゥは、他所の子が母親と一緒にいるのが羨ましかった。
モウムはそんなヨンドゥに「人は誰でもいつか旅立つの。ママは少し早めの旅立っただけ。私のパパも少し早く行ったけど、退屈しないように友達を大勢送ってくれた。きっとヨンドゥのママと私のパパが天国で出会って、私たちを引き合わせてくれたんだわ!これからも楽しく遊ぼうね!」と。
少し元気なったヨンドゥ。

スンヒョは外泊を続けていた。
着替えを取りに家に戻ると、ヘスクに声をかけられる。
ヘスクは明日発つと言う。
「電話やメールもするし、誕生日には…」と言うも、スンヒョは食い気味に、「来なくていい。昔はその言葉を聞くと楽しみで待ち焦がれていた。母さんが必要な頃があった。今は違う。」と行って足早に立ち去った。
目に涙を浮かべるヘスク。

翌朝早く、ヘスクは1人、スーツケースを持って家を出た。

ソンニュはスンヒョの事務所へ。
幼い頃、互いの家族と一緒に焼き肉をした時の写真だった。
「あんたにも家族写真があるね」とソンニュ。
そんな中、父ギョンジョンから電話かかかってきた。
ヘスクが行方不明だと。
大急ぎで、ソンニュも一緒に警察署へやって来た。
ギョンジョンも来ていた。
母ヘスクのスーツケースが空港に置き去りになっていて、携帯もスーツケースの中にあり、連絡がつかない。
スーツケースを開けてみようということになり、色々と鍵の暗証番号を試すと、それは結婚記念日だった。
胸が痛むギョンジョン。
ギョンジョンはクァク次官に電話をかけてみる。
ギョンジョンは、そこで初めて、ヘスクの退任を知る。
さらに、ヘスクは、最近、記憶障害が起きていたと知る。

スンヒョとソンニュは、ミスク・ジョンスク・インスクが集まっている所にかけつけ、事情を話した。

ヘスクは、以前みんなで来たカジョン山のお寺にいた。
そこで、自身に起きている記憶障害について頭を抱えていた。
電話をかけようとカバンを探すと、そこにはリモコンが入っていた。
ふと、なぜここにいるのか、突然パニックになるヘスク。
慌てて下山。
途中、足をくじいて転び、崖のしたへ転落してしまった。

ソンニュとスンヒョとギョンジョンは、ヘスクを捜してお寺にやって来た。
願掛けでヘスクが書いた瓦を見つけるスンヒョ。
そこには「夫と息子を忘れませんように」と書いてあった。
ヘスクは見つからず、落ち込みながら下山をする3人。
途中、ヘスクの靴をみつけたスンヒョ。
ギョンジョンが崖を駆け下り、ヘスクを捜し回る。
ソンニュとスンヒョは登山道からヘスクを捜し回る。
ギョンジョンは、崖の下に倒れるヘスクを発見。
急いで駆け寄ると、ヘスクは意識を取り戻した。
足をケガしたようだが、大事には至らなかった。
抱き合う2人。
2人は素直な気持ちを曝け出す。
ヘスク「プライドを守りたくて、アフリカ赴任なんでウソをついた。捨てられそうで…」
ギョンジョン「なぜ私が捨てるんだ!君の心は離れたのに、手放したくなくて君の背中だけを見つめてきた。」
ヘスク「それは逆よ。あなたにたどり着けなくて、毎日必死に追いかけていた。」
ギョンジョン「会いたかった!君がフランスにいる時も!アフリカにいる時も!韓国の家にいる時も!君に会いたかった!」
ヘスク「なぜ素直に言えないまま、ここまで来たの?まったく…」
そこへソンニュとスンヒョも駆けつけた。
スンヒョもまた、素直な気持ちを曝け出した。
「酷いじゃないか!離婚も去ることも勝手に決めた!俺に聞きもしない!なぜ、俺の気持ちを無視するんだ!クリスマスになるとサンタに祈った。“泣かずにいい子にしてるから母さんを返して”と。“家族でご飯が食べたい”と。俺はいい子になろうと必死に努力した!でも、大人になったから、親の顔色を伺う必要はない!なのに、今でも俺は、親の前だと7歳の子供のままなんだ!そこからずっと逃れられない!いい大人なのにバカみたいだよね…。俺は今でも、母さんと父さんと飯が食いたい!」と。
夫婦喧嘩を聞かれたあの日から、ヘスクはスンヒョに憎まれていると思っていた。
ヘスクとギョンジョンはスンヒョに謝罪。
3人は涙を流して分かりあった。
一件落着。

無事に帰宅。
ギョンジョンは、記憶障害の検査をして、万が一なにかの病気であっても、ずっと一緒にいると約束した。
このことはスンヒョにはまだ秘密だ。

スンヒョは、「音なる建物」のため、明日から2週間の出張。
ソンニュに「暇なら遊びに来い」と言った。
ソンニュは「そんな暇じゃない」と答えた。

翌日。
スンヒョは現地視察や構想を練るのに忙しく過ごす。
ソンニュは料理学校以外は暇な時間。
1人で遊ぶのは退屈だとぼやく。

翌日。
スンヒョが訳してくれたフランス料理のレシピの録音を聞きながら、料理の手順を確認していると、途中で途切れ、ソンニュへのメッセージが入っていた。
しかし、フランス語で何を言っているのか分からない。
翻訳をしてみると。。
「ソンニュ、牛乳の賞味期限は今日までだ。でも、明日も明後日も、俺の気持ちは腐らない。」だった。
ソンニュはモウムに車を借りて、スンヒョに会いに急ぐ。

現地視察のため、ひまわり畑にいたスンヒョ。
そこへソンニュが現れた。
「あんたがいないから時間が進まない。あんたがいないと、何をしても面白くないし、物足りない。」と素直に言うソンニュ。
スンヒョはそんなソンニュに近付き、2人はひまわり畑の真ん中で、キスをした…

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