もくもくぅと韓ドラ

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Netflix韓国ドラマ「となりのMr.パーフェクト」第6話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「となりのMr.パーフェクト」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第6話:あなたの初めて

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.comソンニュが初めて歯が抜けた日、初めて自転車に乗れた日、初めて家出した日、初めて告白した日…スンヒョはソンニュの初めてに立ち会ってきた。
そのため、ソンニュのすべてを知った気になっていた。
しかし、ソンニュから結婚式の招待状が届いた時、そうではないと思い知った。

ソンニュは母ミスクに言われて、スンヒョの家に惣菜をお裾分けしに行く。

スンヒョの家では、父ギョンジョンがパックご飯とキムチで朝食を済まそうとしていた。
母ヘスクはパンを焼く。
そこへお惣菜を持ってきたソンニュ。
ギョンジョンは大喜びで惣菜に食いつく。
ソンニュはスンヒョの部屋に行った。
スンヒョはシャワー中で不在。
ソンニュは思いつき、スンヒョのタイムカプセルの手紙を読んでやろうと、勝手に探しまくる。
引き出しの中に手紙を見つけ、読んでみた。
そして、スンヒョの想いを知ってしまった。。
すると、スンヒョが部屋に戻ってきた。
スンヒョは慌てて手紙を取り上げ、「これはイタズラだ。当時お前を本気で驚かせたかったんだな。」とウソをついて誤魔化し、手紙を丸めてゴミ箱に捨てた。

ソンニュは、まだ開店前の父グンシクの食堂にふらっと立ち寄る。
ホテルのシェフだったグンシクに似て、幼い頃から料理が好きだったソンニュ。
グンシクと一緒にここで料理をして、グンシクに褒められ、笑っていたのを思い出す。
ソンニュ「ホテルのシェフもしてたし、大きな食堂を経営してたけど、ここで働く父さんが好き。ここは毎日来られてよかった。今も当時の気持ちを思い出す。包丁の音、ゆったりと暖かい空気、お客さんの声や、父さんの後ろ姿。あと世界一のトッポッキ。私も料理の道に進んでたらどうだったかな。?」
グンシク「俺と同じ道じゃなくて幸いだよ!同じ仕事に就かせたくなくて勉強させたんだ。この仕事は俺だけでいい。」
せっかく見つけた料理という夢、父に否定された気がした。

ダノは娘ヨンドゥのために、今の社会部ではなく、もう少し余裕のある部署に異動を考えていた。

ソンニュはアメリカ時代、韓国料理を紹介する『家ご飯のペ先生』というYou Tubeチャンネルをやっていた。
ソンニュにとって、料理とは、心を癒やすヒーリングだったことを思い出す。
ソンニュはさっそく料理学校に入会した。
帰りに、スンヒョと、打ち合わせに来ていたテヒと会う。
スンヒョはそっけなく、怒ったような冷たい態度で接する。
テヒは気を遣ってお茶に誘うが、スンヒョが拒み、話は流れた。

スンヒョは、ソンニュへの想いをかき消すように、テヒとの仕事を受けた。
テヒは、ずっと返事を渋っていたスンヒョが、突然受け入れた理由を問い詰める。
しかし、スンヒョは「いいチャンスだし、面白そうだから」とそっけない返事。
テヒは、スンヒョがソンニュを好きだと気づいているし、その想いを誤魔化すように、元カノである自分との仕事を受けたことも理解していた。
テヒ自身、まだスンヒョを好きな気持ちもあることはあるのだが、スンヒョの目にはソンニュしか映っていないことも分かっている。
テヒは「私を利用したら?そしたら、あなたも自分の本心が分かるかも。ソンニュさんもあなたも可愛い。可愛い子たちと遊びたい。」とからかう。
スンヒョは「俺はいいが、ソンニュに余計なことは話すな。」と答えた。
この返事で確信を得たテヒは「今、重要なことを言ってた。あ〜ソンニュさんを食事に誘おっかな〜」と、さらにからかう。
「今、俺、なんて言った!?何を話す気だ!?」と焦るスンヒョだった。

モウムは船舶免許の訓練。
筆記試験には合格したから、あとは実技だけとなっていた。
夢の南極基地の派遣員になるために、船舶免許があると有利だと。
かなり険しい道だが、夢に向かって進むモウム。
そんなモウムに、ソンニュは、自分も料理の道へ進もうと、料理学校に行くことに決めたと打ち明ける。
モウムはソンニュの夢を喜んで応援してくれた。
お祝いにパーティーしようと言い、スンヒョに電話をかけて誘うが、先約があると断られてしまった。

スンヒョは、先約あるというのはウソ。
帰り道で会ったダノに、1杯飲もうと誘った。
ダノの家の前に来て、それがモウムの隣だと知り驚くスンヒョ。
さらに、「パパー!」とヨンドゥが出てきて、さらに驚く。
結局、スンヒョとダノは、ダノの家の庭で、お酒ではなくミスカルを飲むことに。
ダノの膝には眠ってしまったヨンドゥが。
2人は他愛もない穏やかな話をして、笑いあった。
スンヒョは、あくまでも「友達の話」として、語り出す。
「その友達は、昔好きだった人がいた。気持ちの整理はついていたはずが、再会したら混乱した。どうすればいいか分からず、避けている。その人には婚約者がいたが今は1人。その友達は気持ちがバレないか心配だと。告白もしたことがない。最初は自分の気持に気づかなかったが、次第に、関係を壊すのが怖くなり、いざ決心したら今度はタイミングが合わず…。今は踏み切れないでいる。今やっと落ち着いたのに、また逆戻りは嫌です。」と。

ダノの家の塀の外で、なんとモウムがその話を聞いていた。
(モウムの家はお隣)
実はモウム、高校時代にタイムカプセルを埋めた直後、10年も待てないと、すぐに掘り起こしていた。
そして、スンヒョの手紙をしっかり読んでおり、既にこの時からスンヒョの気持ちを知っていたのだ。
モウムは「情けない男。今も昔もどこか抜けてる。」とつぶやいた。

ダノはスンヒョの話を聞いて、「そのお友達に、ある水泳選手の話をしてあげたい」と言う。
「昔、200m短距離種目で、スタート遅いという欠点を凄まじい努力で克服した選手がいた。今からでも、その選手のように勇気を出してください。」と。

翌日、ソンニュは料理学校へ行く途中、スンヒョに会った。
ソンニュは韓食調理技能士の資格を取ると報告。
親には内緒にしてとお願いした。
ぎじこちないスンヒョ。
学校のことを色々話すソンニュだが、スンヒョはまともに聞いてくれず「会議がある」と言って話を遮って行ってしまった。

そっけないスンヒョだったが、事務所に着くなり韓食調理技能士について検索しまくる。
ミョンウに画面を見られて、慌てて隠す。

ソンニュは料理学校の初日。
包丁の使い方から、丁寧に学んでいく。

スンヒョがはかつて一緒に仕事をした現場の職人さんたちと飲み会。
とてもいい関係のようで、美味しいお肉を食べて和気あいあいと過ごす。
帰り道、酔った女性に抱きつかれて歩く、ソンニュの父グンシクを見かけた。

<スンヒョの記憶>ーー
幼い頃、泣きじゃくる幼きスンヒョを置いて、知らない男性と車に乗って行ってしまう母ヘスク。
ーーーーーーーーーーー

スンヒョは家の前で、帰宅するグンシクを待ち構え、事情を聞いた。
。。。
グンシクは「妻には当分秘密に」とお願いした。
「ソンニュにも。知ったら大騒ぎしそうです。」とスンヒョ。

ミスク・ヘスク・ジェスク・インスクは集まっておしゃべり。
それぞれ旦那の愚痴やケンカの話で盛り上がる。
ミスクはグンシクが毎日朝帰りしてると愚痴った。
みんな「浮気してるのかも!」「気をつけたほうがいい!」「調べた方がいい!」と大騒ぎ。
ミスクは急いで家に帰って、グンシクの物を調べ始めた。
すると、ズボンのポケットに入っていたリボ払いやカードローンの明細書。
ミスクの知らない高額の買い物の痕跡が。。

モウムはコンビニの前でビールを飲むダノを見かけ、またヨンドゥを1人にしてるのかと窘めた。
しかし、ヨンドゥは今日は幼稚園のキャンプで不在だった。
素直に謝るモウム。
モウムは、患者に対する病院の受け入れ拒否が続き、夕飯が遅くなってしまっていた。
患者に比べ医療機関の数が足りていないので、こういうことが起こってしまうのだ。
その患者はなんとか入院できた。
ダノは、苦言すらも温かい言葉に聞こえるモウムに「かっこいい」と一言。
「今後もヨンドゥをお願いします。」と頭を下げた。
モウムは、他に家族はいないのかと聞いた。
「ヨンドゥの母は遠い所にいる」と言うだけで多くを語りたがらないダノ。
モウムは「いいお父さんですね。」と言う。
驚くダノ。
「育て方がいいから賢くて可愛い子に育った。」とモウム。
ダノは否定することなく「うちの子は可愛いんです。この世で一番大切な存在です。ヨンドゥのためなら全てを諦らめてもいい。」と答えた。
モウムは「諦らめちゃダメ。父を早く亡くしたので、私も分かるんです。母が私のために犠牲になるのが嫌でした。そういうものです。」と。
ダノはビール1缶で酔い潰れてしまった。
仕方なく、モウムは泥酔者1名を救助することにw
家の前まで運び、ゴミ捨て場に放り出し、布団をかけてやったw

グンシクが帰宅すると、怒っているミスク。
明細書と叩きつけ、「店も開けず、夜毎でかけて、借金を重ねる!家計が苦しいのに、なぜ借金をするのか!?許せない!もう限界!」と捲し立てる。
ソンニュや弟ドンジンも集まり、何事かとざわつく。
グンシクは苦しそうに、涙ながらに重い口を開く。

実は。。
少し前、人気YouTuberを名乗る男性2人が、グンシクの定食屋に来店。
料理を注文し、食べ始めると、「髪の毛が入ってる。異物混入だ。」と言い出した。
グンシクが近寄ると、YouTuber自らテーブルを蹴ってスープの皿をひっくり返し、「熱い!火傷した!3000万の時計が壊れた!」と騒ぎ出す。
さらにYouTuberは、戸惑うグンシクに向かって「訴えられたくなければ、弁償しろ!」と言った。
グンシクはトラブルのことをミスクに言い出せず、1人抱え込んだ。
そして、損害賠償金を払うため、夜な夜な運転代行の仕事をしてお金を稼ぎ、YouTuberに送金。
スンヒョが見かけたのは運転代行の女性客に抱きつかれたところだった。
しかし、お金はそれでも足りず、家の通帳にも手を付け、お金を下ろし、送金したのだ。

普段から、グンシクのことを、「バカ」だの「情けない」だのと侮ってきたミスク。
顔を合わせれば、お金がないという話。
グンシクは、こんなトラブルに遭ったとミスクに言えば、余計に見下されそうで言い出せなかった。
「俺にできることは、たかがトッポッキを作ることだけ…訴えられて店を失って、それさえもできなくなったら、この家で俺はどうなる?俺の人生、何がある?頼むから怒らないでくれ!俺も殴らられると痛いんだ…」と行って家を出て行ってしまった。
ソンニュはグンシクを追いかけた。
2人は公園で話す。
「警察に通報しよう!」というソンニュ。
「ダメだ。食品衛生法違反で営業停止になるかも…」と拒むグンシク。
いつもお金の苦労をかけて父親の資格がないと、自分を卑下するグンシク。
ソンニュは「グンシクさんは一生涯私の父よ。」と怒った。

翌日、ソンニュはどうしたものかと考えを巡らす。
すると防犯カメラのことを思い出し、行動に移す。
定食屋の近所のクリーニング屋さんに、防犯カメラの映像を見せてもらいに行くと、「スンヒョも来たよ」と言われる。

少し前に事情を聞いていたスンヒョは、その頃、例のYouTuberとカフェで会っていた。
グンシクの「息子」として。
スンヒョは損害賠償金の残りをテーブルに置いた。
と、渡すその前に、「父が壊した時計を見せて欲しい」と言って時計を見せてもらう。
「わ〜これが高級時計か〜」と物珍しそうに見る。
そして、「僕も同じのを持ってる」と自分の腕時計を見せた。
固まるYouTuber。
スンヒョは「不思議だな〜。最近、賞を貰ったんですが、副賞がこれだったんです。シリアルナンバーが違うし、クロノグラフが雑だし、ブルーダイヤが濁ってるな。スチールはつや消しのはずなのに、なぜキラキラしてる?これは偽物の中でも下級品だな。どこで入手を?」と笑った。
そして防犯カメラの映像をカフェの壁に投影さえて見せる。
そこには、YouTuberが、入店前に、混入させるための髪の毛を用意している姿が。
その映像には時刻が入っており、YouTuberは入店したのは午後12時過ぎのはずなのに、故障した時計は11時45分を指したまま止まっている。
そこへダノがやって来て、記者だと名乗った。
追い詰められるYouTuber。

<少し前>ーー
スンヒョはグンシクから話を聞き、クリーニング店から防犯カメラ映像を入手。
YouTuberの正体を調べた。
すると人気YouTubeというのはウソで、「小規模店舗で、若くなく、ネット関係に疎い店主」を狙った、登録者数30人の脅迫用チャンネルを持つ、嫌がらせの常習犯だと分かった。
そして、ダノにそのことを話し、協力を求めた。
ーーーーーーー

YouTuberが火傷したと言ったのもウソ。
ダノの取材で、グンシクの店の周辺で、個人店を狙った悪質な犯行が多発していたことが分かる。
このカフェはスンヒョが建築を手掛けた店舗であり、店主の協力で、投影機や、この会話の様子も録画されていた。
追い詰められたYouTuberは、ダッシュで店から逃げ出した。
スンヒョとダノはYouTuberを追いかけ回す。
しかし、先日のケガが痛むスンヒョ、体力のないダノ。
YouTuberは逃げ切りを図った。
ところが、逃げ切った先にはソンニュがいた!
ソンニュはバックで殴りまくるが、突き飛ばされてしまう。
怒ったスンヒョが飛び蹴りを食らわし、YouTuberは倒れ込む。
ソンニュは鼻血を出してしまい、YouTuberのことより、ソンニュが心配なスンヒョ。
その隙を狙って逃げ出そうとしているYouTuber。
そこへ、マッチョマンのソンニュの弟ドンジンがやって来た。
姉ソンニュの「ぶっ殺せ!」の命令で、強烈な蹴りをお見舞い。
YouTuberは捕まった。

YouTuberが捕まったと連絡を受けたグンシクは、大慌てで警察署に行こうとする。
するとミスクがグンシクをバシバシ叩く。
ミスク「私たちを養ってくれて家族の血肉になったトッポッキを“たかが”なんて言わないで!あなたの人生は?なら私たちは?私たちがいる人生は無意味だと?」
グンシク「違う!俺にとっては人生のすべてだ!俺にはもったいない程だ。俺には大きな夢なんかないのに、ただ家族を守って幸せにしたいだけ。でもそれがすごく大変で、平凡なことは大変なんだ。」
ミスク「一番大きな夢よ!最高に尊くて価値のある夢。夢は必ず叶うの知ってるでしょ?」
グンシク「うん…ごめんな、それとありがとう。」
ミスク「分かったなら、泣き止んで警察署に行きましょ!もちろん!天国でも地獄でも、どこへでも一緒にいくわよ!あなたの妻だし、私たち家族でしょ!」
これにて一件落着。

警察署からの帰り道、相変わらずそっけない態度のスンヒョ。
ソンニュ「最近距離を感じる。避けてる?すごく嫌な感じ。」
スンヒョ「昔のようには無理だ。もう大人だし。それぞれ自分の生活がある。お互い、今に生きよう。窓を叩いて呼ぶのはやめろ。私生活を尊重し合おう。」
そうキッパリ言って、スンヒョは先に行ってしまった。

スンヒョが気になって眠れないソンニュ。
窓を叩いて呼ぼうとしたが、やめて布団に潜った。
しかし、スンヒョは窓からソンニュの部屋を見ていた。
「手紙みたいに、心も丸められたらいいのに…そしたらお前と、もう少し気楽に会えたかも…」と思うスンヒョ。
ゴミ箱に捨てたはずのタイムカプセルの手紙を拾って元に戻していた。

翌日。
ソンニュが、今日、料理教室で作る料理は「五色焼き」。
スンヒョの好物だった。
ソンニュは仕事終わりにスンヒョを待ち構え、作った五色焼きをプレゼントした。
フランス育ちで韓国料理を食べたがらなかった幼きスンヒョに、「虹みたいでしょ?」と言ってソンニュが食べさせた「五色焼き」。
しかし、スンヒョがは「そんな記憶は無意味。もう過ぎたことを思い出させないでくれ。バカにしてる?もう子供じゃないんだ。5歳児みたいに、なんで俺に付きまとう?頼むから俺をほっといてくれ。俺の人生に割り込むな!頼むからやめてくれ!昔も今も、なぜそうなんだ。お前のせいで、おかしくなりそうだ!」」
と声を荒らげ、五色焼きを受け取らずに立ち去った。

ソンニュは考えた。
「スンヒョのすべての初めてを知ってる。初めてのバナナ牛乳、初めての水泳、初めて背丈を抜かされた日…。そして唯一知らなかったのは初恋だけだ。」と。
そして、スンヒョを追いかけた。

スンヒョは、言い過ぎたと後悔し、来た道を戻る。

2人は再び会う。
ソンニュ「さっきの言葉はどういう意味?」
スンヒョ「…」

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