「Mr.プランクトン」
各話のあらすじ ネタバレあり
第7話
前話はこちら↓
お腹に包丁が刺さり、無人島から救急搬送されたジェミ。
呆然とするヘジョと、泣いて騒ぐフンも付き添う。
手術が終わり、ジェミは集中治療室に入る。
保護者でも家族でもないヘジョは、ジェミのいる集中治療室に入ることが許されなかった。
成すすべなく立ち尽くし、ジェミを失うかもしれない恐怖と己の無力さを痛感する。
ヘジョは大家ボンスクの家にいた。
完全に塞ぎ込んでしまい、何も話さず、何も飲まず食わずで数日間が過ぎた。
ヘジョはその間、ずっとジェミの靴を抱きしめていた。
<無人島で>ーー
お花の靴の片方が流されてしまったため、ジェミはフンの靴を履かされた。
ヘジョはそれを見てがっかりした。
ヘジョは、流されたと思っていたお花の靴の左側を見つけたが、ジェミに渡すことなく大事に持ち続けた。
ーーーーーーーー
母ホジャにジェミの妊娠がウソだとバレてしまったフンは、ジェミとの関係を絶ち、家に連れ戻されそうになる。
しかし、ここは譲れぬフン。
ジェミの意識が戻るまでは、何が何でも病院のジェミのそばにいると反抗。
意識の戻らないジェミに、ずっと寄り添う。
そんな中、チルソン親分が逮捕された。
ギホはオ家を訪問し、その旨を伝え、息子フンの命の恩人だと申し出て、謝礼を求めた。
しかし、話した相手はホジャではなく、当主の2番目の妻だった。
実は当主には妻が4人。
1人目がホジャでフンの実母。
3番目と4番目はホジャが怖くて逃げ出したそうだ。
ギホの申し出は聞き入れられず、追い出される。
それでも何とか忍び込んでホジャと話をしようと試みるが、ホジャのあまりの獰猛さに怯み、逃げ出した。
ジェミは、退院後、フンの家に引き取られ眠り続ける。
ホジャは、ジェミが眠る部屋にフンが近づけないように、ジョンを含め、警護を固めた。
ジェミが心配で仕方ないフンは、あの手この手で部屋に配当ロ駿河、ことごとくジョンに捕まる。
それでも諦めないフン、ジョンはその熱意に負け、見逃してやった。
ジェミの部屋に入れたフンは、自分で調合した漢方薬を飲ませてあげた。
ヘジョがこんなにも塞ぎ込んでいる理由が、元カノのジェミであると知ったボンスクは、一瞬の隙を見て、ヘジョの手から靴を奪い、窓の外の放り投げる。
実は投げたフリ。
騙されたヘジョは慌てて外に出て靴を探す。
ボンスクは、塞ぎ込んでいるヘジョを、外に連れ出してくれたのだ。
<いつかの過去>ーー
中学を卒業し家出したヘジョは、ホームレスのような暮らしをしていた。
ゴミを漁り、何とか食べられる物を探し出す日々。
偶然そこを通りかかったボンスクは、「あんたホームレスなの?」と声をかける。
空腹のヘジョは、ボンスクが持っていたチキンの匂いに釣られるように後をついて行く。
ボンスクの住むアパートの部屋の前までつけてついて来たが、ボンスクが部屋に入ってしまったため、肩を落とすヘジョ。
しかし、ボンスクはドアを少し開けて、チキンを一箱、ドアの外に置いてくれた。
むさぼり食うヘジョ。
さらにはピザも置いてくれた。
それから毎日毎日、ボンスクは食べ物を外に置いてくれて、ヘジョはただひたすらに、それをむさぼり食った。
そしてある日、「タダ飯は今日まで。働きなさい。」と言って、当時、ボンスクが経営していたクラブで雑用係として働かせた。
身元不明の未成年者、氏名も不詳。
ボンスクは「育てるために拾った。私の息子になるか、恋人になるか。」と従業員たちに紹介した。
従業員たちは「これして(ヘジョ)、あれして(ヘジョ)」と頼むので、名前は「ヘジョ」になった。
そして、その後、便利家という職業も与えた。
ヘジョにとって、ボンスクは命の恩人なのだ。
ーーーーーーーーーーーー
塞ぎこんでいたヘジョを外に連れ出すことに成功したボンスクは、ヘジョと一緒にタクシーに乗り、食事に連れて行く。
ヘジョはタクシーの中でもジェミの靴を持ち続けていた。
釜山の蚤の市で、ジョが買ってあげた靴を、ジェミはとても気に入っていた。
捨てられて蚤の市に回された靴は、親に捨てられた自分と重なるため、とても慈しんだ。
靴を喜ぶジェミの笑顔を思い出し、ヘジョはタクシーの運転手に「完州(ワンジュ)に行ってください!」と言って目的地を変更させた。
なぜそんなところへ!?と驚くボンスク。
フンの家で療養中のジェミは、夢の中で、無人島で、お花の靴を必死に探し、右側をようやく見つけて大喜びしたことを思い出していた。
目を覚ますと目の前にはホジャが。
ホジャは「フンが、あなたのそばを離れないと頑として聞かないから、仕方なく家に連れてきた。あなたに良心があるなら、今日中に静かに出ていきなさい。跡形もなく消えて欲しい。」と告げた。
しばらくして、フンが仕事から戻ると、ジェミはいなくなっていた。
どこにいったのか母ホジャを問い詰めると、ホジャは、「閉経を隠して宗家の嫁になろうとするなんて恥知らず!諦めな、最初から縁がなかったんだ。」と怒った。
するとフンは猛反発。
「彼女が好きなんだ。子を生めないのは僕がまだ子供だから、父親になる資格がないだけ。ジェミさんは悪くない。なんで反対するんだ…僕はどうしてダメなんだ…ジェミさん…ジェミさん…」と涙を流した。
いつもと違って強い意志を見せるフンに驚くホジャ。
へジョは、何日間も塞ぎ込んでいてお風呂にも入っていないので、体が汚く臭う。
こんな状態ではジェミに会うことはできない。
そこで、サービスエリアの洗面所で髪や体を洗う。
ジェミは出て行ったわけではなかった。
400坪もある広大なオ家の敷地を散歩していただけだった。
フンはジェミを見つけて一緒に散歩する。
ジェミは「私達はこれで終わりにした方がいい。」と別れを告げ、この家を守るように言った。
母ホジャは、ジェミに「私が結婚を諦めるのは子を生めないからじゃない。素晴らしいフンに私が釣り合わないから。だからフンさんをもっと大切に。お義母さんがこの家で威張っていられるのは、フンさんが生まれたおかげ、なのになぜ、彼を苦しめるのか。大切な息子だから優しくして。どうか尊重を。」と頭を下げてお願いされていた。
気付かされたホジャは「生意気だけど憎めない子…」とつぶやく。
オ家についたへジョは、外でタバコを吸おうとしていたフンと再開。
ヘジョは、チルソン親分から助けてくれたことに対してお礼を伝えた。
ヘジョは、フンと初めて会った時から、フンの事を温かくいい人だと分かっていた。
だからこそ、自分と関わったらフンに害が及んでしまうことを危惧していたことを打ち明ける。
フンはヘジョの優しさを感じる。
そして、ジェミが回復したと知ったヘジョは笑顔を見せ、ずっと大事に持っていたジェミのお花の靴の左側をフンに渡し、「ジェミに渡したくなければ、捨てるなり焼くなりしろ」と言って帰って行った。
実は、ジェミは、お花の靴の右側をポケットに入れていたおかげで、刺された時にそれがガードとなり、命を落とさずに済んだのだ。
手術の後に医師からその話を聞いていたフン。
ジェミの寝言で聞いた「靴を履いてあんたの所へ行きたかった」という言葉の意味。
ヘジョがその靴の左側を持って来たこと。
フンは、このお花の靴に関する事象がすべて合わさり、ヘジョ&ジェミの絆の強さを知った。
フンは、左右揃ったお花の靴を、そっとジェミの部屋の前に置き、1人泣いた。
翌朝早く、ジェミはお花の靴を履いて、フンの家を後にした。
数日後
ジェミは、ボンスクの部屋にいるヘジョに会いに来た。
インターホンを鳴らすと、スリップ姿のボンスクがドアを開ける。
中にはパンツ一丁のヘジョが。
この状況は…。
ジェミは2人の関係を勘違いし、土足のまま上がり込み、ヘジョに向かってキス…?ではなく、ヘジョの鼻を思いっきり噛んだw
痛みに悶えるヘジョw…