もくもくぅと韓ドラ

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Prime Video韓国ドラマ「コンフィデンスマンKR」第1話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「コンフィデンスマンKR」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Prime Video

第1話:短縮番号0番の女


めまぐるしく変化する都会のジャングル。
そこに生息する現代人を一言で表すなら、”ホモ・ランドリークス(洗濯する人間)”。
生まれた瞬間から洗濯物は増え続ける。
その汚れを洗う人類の努力も永遠に続く。
汚れた服は洗濯機に投込めばいいけど、汚れきった人たちはどうすべき?
ユン・イラン「私の世界へようこそ」

高校生の娘イェソルが試験になると咳が止まらず、母親はイェソルを連れてある巫女の元に相談にやって来た。
巫女は「娘に霊が憑いている!完全な浄化が必要!」と高額なお祓い代を要求。
貧しくて、払えるお金はないという母親。
それを聞いた巫女はアシスタントの若い男を呼び、「不信心者を呼ばないで!」と親子を追い払った。
アシスタントの若い男が、落ち込む親子をフォローする。
親子がここへ相談に来たのはこの男の助言からだった。
こんなことになってしまい、おせっかいだった、申し訳ないと謝罪する男。
巫女に成りすましていた女は詐欺師ベクファ。
アシスタントの男もべクファの彼氏でグルなのだ。
べクファは「貧乏人ほど簡単に散財するものよ。貧乏人ほど搾り取りやすい。たいした稼ぎもないのに、子供のためなら何でもする。あの母親も娘のためなら店を売るわ。娘に保険金をの残して死ぬかもね。」とほくそ笑む。
しばらく後、イェソルの母親は、藁をも掴む思いで、なけなしのお金をべクファに振り込んでしまった。
べクファ「ほらね〜」

べクファと彼氏は、闇のカジノにやって来た。
2人はオーナーの女の案内で丁半賭博に興じる。
べクファはやたらと勝ち続け、大興奮の2人。

<2週間前>
べクファは、この丁半賭博のでディーラーを務める老人を金で買っていた。
べクファはこの賭場のオーナーの女が気にいらないため、彼女から金を奪い取って潰せと命じた。

大金を賭け、最後のひと勝負。
ディーラーもグルであるため、べクファは安々と勝負に勝つことができた。
すると、オーナーの女が取り乱し、べクファが持ち去ろうとした大金を奪い取ろうと掴みかかる。
べクファはオーナーの女を突き飛ばし、金を持ち去ろうとする。
オーナーの女はキレて、剣を振り回しべクファの首に剣をつき当てた。
「お金を渡しなさい、そうすれば命は助ける。」と。
その時、警察がやって来た。
逃げ惑う客で店内は大混乱。
刑事はオーナーの女を逮捕すると言う。
抗うオーナーの女。
ベクファと彼氏も金を持って逃げようとするが、オーナーの女が彼氏の背中を斬りつける。
彼氏は血を吐き、「ベクファさん!俺のことはいい!逃げて!愛してる!」と言って倒れた。
刑事はオーナーの女を銃で撃った。
腹から血を流して倒れるオーナーの女。
ベクファは大金が入ったバックを抱えて必死に店外に逃げ果せた。

賭場の店内。
腹から血を流し、倒れるオーナーの女。
その隣には刑事の男とベクファの彼氏。
刑事が「カット!」と言うと、死んだはずのオーナーの女が笑い出す。
刑事の男とベクファの彼氏も大爆笑。
刑事の男は、さきほど丁半賭博のディーラーをしていた老人(変装)だった。
そう、3人はグル。
天才詐欺グループで、詐欺師ベクファをはめるため、芝居していたのだ。
カジノオーナーの女は【ユン・イラン】
刑事兼ディーラーの男は【ジェームズ】
ベクファの彼氏は【ミョン・グホ】
3人は占い詐欺師であるベクファから、20億ウォンを巻き上げることに成功した。
当然、賭場にいたたくさんの客も彼らの仕込み。
逃げ果せたベクファ、バックを開けると中身はお金ではなくお祓いのお札が入っていた。
はめられたことに気づくも時すでに遅し。
怒りで絶叫するベクファ。

芝居の中でアドリブをかますイランに苦言を呈するジェームズとグホ。
「詐欺の醍醐味はアドリブを楽しむことよ!」と笑うイラン。

メトロラインホテルの最高ランクの一室。
ここがイランの住居であり、3人のアジトだ。
イランは綺麗なドレスを来て高級ワインにうっとり、喜びの舞い。
ジェームズは今回ゲットしたお金を勘定してまとめる。
大金ゲットのお祝いにワイキキに旅行しようと大はしゃぎの2人。
それとは反対に、グホは冷めていた。
「この仕事は僕の性に合ってない。僕は抜ける!」と言い出した。
分け前も札束1つでOK、残りは寄付すると言い残し、立ち去ってしまった。
しかし、イランもジェームズも、たいして気にもしていない様子。

<1ヶ月後>
グホは、海の近くでキャンピングカー暮らしをしていた。
地元の子供たちやおばちゃんと親しげに話す。
そんな穏やかなある日、浜辺にパラグライダーに乗ったイランが降り立った。
イランは「会いたかったー!」とグホに飛びつく。
「勘弁してくれよ!一体何しに来たんだ!お前が登場すると、僕の平穏はぶち壊れる…」と嘆くグホ。
とか言いながらも、グホは新鮮な海の幸バーベキューでイランをもてなした。
美味しい美味しいと喜んでいたイランだったが、突然「ムカつく」と怒り出した。
グホが貧乏暮らしで苦労していると思っていたのに、新鮮な空気と食材で満喫し、イランのことなど忘れていたからだ。
グホはイランのことを「ソシオパス」だと言うが、イランは「ジニオパス(ジーニアスソシオパス)」だと訂正して高笑いした。
そんな中、グホの携帯が鳴る。
なんとジェームズが全身に大怪我をして入院しているというのだ。
急いで病院に駆けつけるイランとグホ。
たくさんの機器や管に繋がれて眠るジェームズ。
イランは「私のせいだわ…計画は完璧だった…」と呟いた。
計画とは。
モレ財団の会長チョン・テスは、自ら築き上げた財産で養護施設を営むなど、社会に貢献する誠実で優秀な実業家。
養護施設の運動会に参加し、子供たちに笑顔を振りまく。
しかし、その実態は、闇金業界の生ける伝説。
商人や賭博客を相手にお金を貸し付け、マフィアのトップに成り上がった。
冷酷無慈悲な裏社会のドンと呼ばれる。
地下経済を牛耳り、信頼を軸にした”ファミリー”の頂点だ。
血を分けた兄弟のように仲間を大切にして結束するが、逆に裏切った者はそこで人生終了。
モレ財団は現在、脱税疑惑で税務当局から監視されている。
それはテスも承知で、いつ捜査の手が及ぶかと戦々恐々としている。
財団は不正資金をごまかすための隠れみの。
その額は数百億とも噂されるが、巧妙に隠されており、誰もその在処を知らない。
しかし、迫る捜査に備えて、現金をできるだけ多く持って、国外に逃げたいと考えている。
そこへ”海技士で船長のキム・ハンス”という役のジェームズ登場。
テスが宿泊しているホテルの部屋の前に、財布を落とす。
財布を拾ったテスは、フロントで困っているキム・ハンス(ジェームズ)に財布を渡した。
キム・ハンス(ジェームズ)は感謝を伝え、テスに名刺を渡し、食事に誘った。
テスは大金を国外に運び出すため、船長であるこのキム・ハンスを利用しようと考えた。
つまり、テスはジェームズが垂らした餌に食い付いたというわけだ。
テスはキム・ハンスに「早急に運び出したい物があるんだ」と頼み込んだ。
そしてテスの大金の在り処が分かる。
税関職員に扮したジェームズの仲間が大金の隠し場所に行くのだが、なぜかすでに失くなっていた。
テスにはすべてバレてしまっていたのだ。
ジェームズはテスによって半殺しにされ、この有様。
イランと連絡がつかなかったばっかりに、ジェームズは単独行動をしてしまった。
そのせいでこんな目に…。
イランは嘆く。
その話を聞いたグホは、怒りに震える。
「僕がジェームズの敵を討つ!全財産を奪い取ってやる!」と宣言した。
グホにとってジェームズは家族だ。
ジェームズの携帯の短縮番号1番に登録されているのはグホだ。
(ちなみに0番はイラン)
ほくそ笑むイラン。

さっそく、テスをはめる計画実行。
海がダメなら今度は空。
イランは猛勉強して試験に合格し、CAとなった。
テスの搭乗するフィリピン行きの飛行機にCAとして乗り込む。
グホは、ライジング航空のわがまま御曹司の役で登場。
「サービスが悪い!」と怒り、CAのイランに水をぶっかける。
「お前を雇った上役どももクビにするぞ!この飛行機は俺の物だ!」と大騒ぎ。
テスはこの言葉に食い付いた。
飛行機はフィリピンに到着。
到着後も、グホはCAイランをこき使い、怒鳴り散らして大騒ぎ。
CAイランにスーツケースを運ばせ、テスの部下が運ぶスーツケースとぶつかってしまった。
その時、テスのスーツケースと取り替えるイラン。

テスは、金を使い込み、フィリピンに逃亡した部下の男を追って来たのだった。
男は拘束され、テスの子分たちによって散々暴行された後。
テスは殴った後、子分に「利子は払わせたい。臓器を売りに出せ。」と命じた。
テスは殴った時に返り血を浴びてしまったので、着替えようとスーツケースを開けた。
すると、それは自分の物ではないことに気づく。
スーツケースには大量の現金が詰め込まれていた。
テスは空港で大騒ぎしていたグホを思い出し、「これは好都合だ…」とほくそ笑んだ。

CAイランはレストランで食事をしていた。
(撒いた餌にテスが食いつくのを待っていた。)
そこへテスがやって来て、取り違えたスーツケースを返した。
イランは大喜びして感謝を伝えた。
2人はしばし酒を飲んで話をする。
イランは酔ったフリをしてあの横暴な男の愚痴をこぼす。
「オーナーは父親で、自分じゃないくせに!しかもあいつは隠し子だし!できの悪いバカ息子!」と。
すっかり酔った(フリをしている)CAイランは、テスを2軒目に連れ出し、とあるクラブにやって来た。
VIPルームにはラリってグテングテンになっているバカ息子グホがいた。
テスは呆れつつ、手を叩いて喜んだ。
テスは部下にこの状況を撮影させ、いきがって絡んでくるグホを殴り倒す。
鼻血を出して泣きそうなグホ。
テスは、イランとグホを椅子ではなく床に座らせ、あれほどの大金を国外に運び出せた方法を問い詰める。
また同時に、部下の調べによって、本物のライジング航空の婚外子の動画も発見されてしまい、今目の前にいるグホが偽物であることがバレてしまった。
テスは銃を取り出し、グホの口の中に銃口を突っ込んだ。
「何者だ」と高笑いした。

ーーー
詐欺師ベクファにお金を振り込むため、自身の小さな食堂を売ってしまったイェソルの母。
イェソルはそんな母親を複雑な表情で見つめる。
イェソルの元にイランがやって来て、「お母さんに渡して」と言って箱を渡した。
さらに「仮病を続けると、本当に病気になるわよ。あなたには実力がある。自分を信じて。占いなんて必要ない。」と言った。
箱の中には大金が入っていた。
イランは「クリーニング代」と言って立ち去った。

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