もくもくぅと韓ドラ

ドラマや映画のあらすじを詳細に、ネタバレありです。

Netflix韓国ドラマ「Mr.プランクトン」第1話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「Mr.プランクトン」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第1話

<いつかの未来>ーー
あたり一面真っ白な雪山で、鼻血を出して倒れるヘジョ。
自身の命の終わりを感じる。
そこへ、叫びながら必死に走ってくるジェミ。
薄れゆく意識の中でジェミの姿を認識し、「俺は生きていたい」とつぶやき、涙を流す。
ーーーーーーーーーー

荒んだ再開発予定地区で、便利“家”を営むヘジョ。
この辺一帯は取り壊しが決まっているのだが、居座る住人が多数。
ヘジョもその1人。
水槽から死んだ熱帯魚をすくい上げ、トイレに流し、生き残った2匹に「死ぬ時は一緒に死ねよ」と声をかける。
いつまでも居座るヘジョに退去を促すため、部屋へ押し入ってきた大家のボンスク。
ヘジョはソファの中に身を隠してやり過ごし、ヘジョのパシリであるギホがお相手をする。
ボンスクは「ヘジョに一緒に暮らそうって言っておいて。」と伝言を残し、ブツクサ言いながら立ち去った。
ヘジョにとってボンスクは、母親であり姉であり友達であり恋人であり金ヅルであり雇い主であり大家であり、とにかく恩人なのだ。
便利家としての引き受ける仕事の基準は、ヘジョが「面白い」と感じるかどうか。
迷子や家出人捜しはやらない。
見失った子供を捜すのは親の仕事、子供が家出したならその意思を尊重すべし、という持論を展開。
手軽で儲けもいいので引き受けるべきだと主張するギホだが、聞く耳持たず。
今回は「いじめの加害者への復讐」依頼に反応したヘジョ。
実はギホは、ヘジョが断った人捜しの依頼を、裏でこっそり引き受けて稼いでいた。

そんな中、突然、ヤンヒという女性とその用心棒が部屋に押し入ってきた。
ヘジョは用心棒によって水槽ごとふっとばされ、水槽は粉々、熱帯魚は瀕死状態。
ヤンヒは「結婚式会場から私をさらって」と依頼した。
ヤンヒは、ワンジャ組というヤクザの親分と結婚することになっている。
ヘジョは「面白い」と言って引き受けた。
ギホは猛反対するが、ヘジョは聞く耳持たず。

3日後に、500年続く宗家へと嫁ぐことが決まっているジェミ。
お腹には8週目を迎える赤ちゃんがいると言う。

ヤンヒとワンジャ組組長チルソンの結婚式。
ワンジャ組の関係者が続々と集まり、盛大なガーデンウェディングが行われる。

同じ頃、ヤンヒの用心棒は、組の事務所で札束や金の延べ棒をスーツケースに押し込み、運び出そうとしていた。
用心棒にはギホが同行しており、今回の作戦を聞かれ、「無計画!」と答える。
「無計画なのに、なぜかうまくいく。
“まったく予測不能なヤツ”
“行き先を決めないヤツ”
“その日さえ楽しければいい”
それがヘジョだし、そういうヤツは誰にも止められない。」と。

ヘジョがなかなか現れず、ソワソワ不安になる花嫁ヤンヒ。
すると結婚式会場に、突如、バイクに乗った男が派手に乱入。
ヘジョだった。
余興だと思い、みんなが拍手する中、ヘジョはヘルメットを取って花嫁ヤンヒの前に立つ。
「結婚をやめろ。愛してる。諦めきれないんだ!」と涙目で言い、ヘルメットで思いっきり組長をぶん殴った。
失神する組長。
ヘジョはその隙にヤンヒをバイクに乗せて連れ去った。
バイクを飛ばして逃亡する中、ヤンヒは雄叫びを上げて喜ぶ。
「あんたみたいなイカれ男は初めて!仲間に入れたい!一緒に逃げない?最高!!」と。
しかし、途中でヘジョは目眩を起こし、事故を起こしてしまった。

病院に運ばれたヘジョは夢を見ていた。

<ヘジョの夢>ーー
両親を追いかけて砂浜を走る少年。
母は無視し、父は「赤の他人だろ。俺の子じゃない。ついてくるな。関わりたくない。」と言い放つ。
少年は「僕は誰なの!」と泣き叫ぶ。
両親は振り返ることなく立ち去ってしまう。
ーーーーーー

ヘジョは脳震盪だった。
ヤンヒはかすり傷で済み、すでに空港へと逃亡していた。
ヘジョはギホと一緒に、さっさと病院から立ち去ろうとするが、医師から呼び止められる。
検査結果、ヘジョの脳には14個もの脳血管の奇形が見つかった。
血流障害が起き、脳に酸素が行かなくなり、脳圧も上昇し、終いには爆発してしまうと言うのだ。
非常に珍しい疾患で手術はできず、余命3ヶ月を宣告された。
血管奇形の多くは遺伝であると聞き、皮肉にも、親はいないのに理不尽な遺伝だけ受け継いだことに冷笑した。

産婦人科で検診を受けるジェミ。
医師から早期閉経と告げられ、ショックを受けパニック状態に。
「お腹の中に8週目の子供がいるべきなのに…」と茫然自失。
実は、結婚を実現させるため、夫になるフンと相談し、義母に妊娠しているとウソをついていたのだ。
今後、妊娠する可能性はないに等しい。

ヘジョは病院でジェミの姿を見かけて追いかける。
ジェミは病院内の葬儀場へ行き、人目を気にせず思いっきり泣いていた。
子だくさんの他所のお母さんに「1人でいいから赤ちゃんをください!宗家の嫁が閉経したなんてありえない!!」と泣き喚く。
ヘジョはその様子をずっと見つめていた。
雨の中とぼとぼ歩くジェミに、顔も見せずに傘を渡して立ち去るヘジョ。
ジェミはヘジョの元カノだった。
かつて2人は、親がいない者同士深く愛し合った。
しかし、“親がいない分、愛情いっぱいのママになるのが夢”のジェミと、“親の愛を知らない人間は子供に恨みを教えてしまうため子を持つことは無理”と言うヘジョは、考え方に違いからケンカが絶えなくなり、ついには別れてしまったのだ。

ワンジャ組組長チルソンは、事務所の金庫からお金や金の延べ棒が盗まれ、怒り狂う。
ヤンヒと金を奪った男(ヘジョ)に怒りを募らせる。

ヘジョは大家のボンスクの部屋へ。
「頭に14個の爆弾がある。なんで不憫はヤツほど不幸になるんだ?貧乏人はよく病気になる。でも、介抱してくれる家族がいない。家族がいないから孤独で、孤独だから人を遠ざける。…どん底だな…」と冷笑した。
ボンスクはビールを飲みながら、話半分で聞いていた。

「韓国の伝統料理をグローバル・ブランドにした匠であり、オ家17代当主の妻であるポム・ホジャ女史」であり、人間文化財として有名なジェミの義母ホジャ。
ホジャは、婚礼用の料理を作るジェミに厳しいダメ出し。
「親も親戚もいない嫁に600人分の料理を用意させられる?」と嫌味炸裂。
指を切ってしまったジェミに「ここは包丁も火も油もあって一歩間違えたら大ケガをする場所。身重のくせにこんな場所に来るなんて、まったく何を考えてるのよ!」と叱りながらも、指を手当てしてくれた。
お腹の子への愛とプレッシャーが半端ない。
ウソがバレた日にはどうなることか…。

ヘジョは事務所で見ていたテレビで“アイ・アム・ユアファーザー”という企業のCMを見、て笑い出したかと思いきや、急に怒り出し、「暗黒の世に俺を放り込んだ張本人の顔を拝んでから死ぬ」と言って事務所を出て行った。
事務所を畳むつもりなのだろうか、ギホにクビを告げた。
退職金は裏で稼いだ金を充てろと言う。
(ギホが裏で密かに稼いでいることは、当然バレていた。)

ジェミは、ウソがバレる前に逃げ出そうと考え、邸宅からの脱出を試みるのだが…

結婚式当日。
盛大な韓国伝統的な結婚式で、たくさんの人が集まる。
控室で伝統的な花嫁衣装に着替え、準備万端のジェミ。
そこへ、ヘジョが現れた。
予想外の来客に驚くジェミ。
ヘジョは「お前を迎えに来た」と言って、ジェミの手を取って連れ去ろうとするが、ジェミは拒絶。
ヘジョは、本当は妊娠していないことや、閉経したから妊娠もできなことをバラすと脅し、このままウソをつき通したら結婚詐欺になると告げた。
動揺し、困惑するジェミ。
そこへ、新郎であるフンが現れた。
見ず知らずの男と一緒にいる花嫁を見て、状況が読めないフン…

mokumokuw.hatenablog.com