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Amazonプライムビデオ 韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」第6話(最終回)/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「愛のあとにくるもの」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Amazonプライムビデオ

第6話(最終回):時が経ってわかること

前話はこちら↓

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ホテルのバーで、潤吾とカンナが笑い合いながら飲んでいるのを見てしまったホン。
ホンはそのまま来た道を引き返した。
カンナはホンに気がついて、そのことを潤吾に伝えた。
それを聞いた潤吾は、急いでバーを飛び出し、ホンを捜すが、見つけられなかった。
ホンは潤吾へ渡そうと思っていた花束をフロントに預け、ホテルを後にする。

翌朝、カンナは「潤吾は無口だけど、彼女に自分の気持ちをちゃんと伝えなきゃダメだよ。目を見て正直にそのままの気持ちを伝えるの。そしたら伝わると思うよ。今までの誤解だって自然と溶けると思う。幸せになってね。」と潤吾の背中を押し、韓国を後にした。

最後のインタビューの仕事に向かう前に、潤吾はソダム出版社へ行き、スタッフに今回のプロモーションスタッフのお礼を伝える。
ホンはべつの仕事で不在だったが、ホンのデスク照明にもう一つの“ぼのぼの”のキーホルダーをかけた。

出版社に戻ってきたホンは、デスク照明にかけられてあったキーホルダーに気付き、それを手に取り、しばし見つめる。
そして、潤吾の小説「愛のあとのくるもの」を読み始める。

最後のインタビューで、潤吾は、「愛のあとにくるものとは何だとお考えですか?」と聞かれる。
「この5年間、この本を書きながら何度も考えてきた。愛のあとにくるものは、“愛を理解するようになる”ということだと思う。悲しい皮肉。愛が過ぎたあとになってようやく、その愛を理解することができる。だからいつも後悔するんだと思う。だから愛が深ければ深いほど、その後悔も大きくなるのではないか。」と答えた。
潤吾は、ホンがいなくなったその日から、ホンの心を理解するために、ホンの心にもう一度近づくために、文章を書き続けたのだ。

すべてのプロモーション活動を終えてホテルに戻った潤吾は、スタッフからホンの連絡先を聞き出した。
携帯に登録していると、ちょうどホンから電話がかかってくる。
ホンは、キーホルダーのお礼と、明日帰国する潤吾に挨拶をした。
潤吾は会って話がしたいと食い下がり、なんとかホンを呼び出した。
2人はカフェで話をする。
ホン「潤吾の小説を読んで、お互いに愛し愛されていたという事実が、なにより大事なんだということに気がついた。」
潤吾「すごく後悔したんだ。ホンの寂しさに真剣に向き合えなかった自分が情けなくて、ただひたすら書いた。」
ホン「もう後悔しないで。潤吾が小説に書いたみたいに、愛は、愛そのものが幸せだから。私達の話を小説にしてくれてありがとう。」
潤吾「幸せになってね。」
ホン「うん、潤吾もね。」
そしてホンはカフェを立ち去った。
車に戻ったホンは1人号泣した。

翌朝、潤吾はホテルをチャックアウトする際、フロントから花束を受け取る。
ホンからのものだった。
花束に添えられていたカードを見て、涙を流す潤吾。

ホンは日課であるジョギングに出かける。
すると誰かが並走してくる。
潤吾だ。
驚くホン。
運動が苦手だった潤吾だったが、ホンがいなくなってから、ホンを理解するためにずっと走っていたのだ。
潤吾「最初は君のことがが恋しくて走っていたが、走っているうちに、あの時君が、どんな気持ちだったか分かるような気がした。寂しさを埋めるために、君は1人で走ってたんだって。僕は君のすべてを分かってるつもりだった。でも、本当は、一番大切なことは分かってなかったんだ。」
ホン「私は、潤吾と別れてからずっと走れなかった。潤吾が小説に書いたみたいに、私も後悔していた。一緒にいたあの頃は、潤吾を理解できなくて、わがままばっかりで、結局、私も一番大切なことを分かってなかった。今になって分かったの。私のせいで潤吾もつらく寂しかったんだって。」
潤吾「ううん。僕が悪かったんだ。君を孤独にさせた。ごめん。」
ホン「ううん。私達が悪かったの。私もごめん。」
2人は粉雪舞い散る中、手を繋いで歩いた。

そして季節は過ぎ、桜満開の井の頭公園を、2人は笑いながら、足並みを揃えて走っていた。

<終>