「悪魔なカノジョは裁判官」
各話のあらすじ ネタバレあり

第14話(最終回)
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mokumokuw.hatenablog.com病院に搬送され、救命措置を施されたビンナだったが、心停止し、白い布を掛けられた。
ダオンは悲痛な面持ちで、ビンナに寄り添い涙を流す。
その涙の1雫が、ビンナの顔に落ちた。
すると、ビンナの心臓が再び動き出した!
<少し前>ーー
刺されてから、ビンナの魂は地獄にいた。
バエルに叱責され、死という罰を受けるための扉が開く。
ビンナが死の覚悟を決めて歩き出したその時、「止まりなさい!」という声が聞こえた。
天使のオミジャだ。
オミジャは「私は神に代わってこの場に来た、神の使者ガブリエルだ。神というのは元来、善良で哀れな者を保護するユースティティアはテギュに死刑宣告したことで、悲しみに暮れる多くの人を救った善良な者だ。自信の選択のせいで命を失ったため、哀れな者だ。よって、神はユースティティアに再び生命を与えた。ユースティティアは主人である地獄の王ルシファー同様、神の命に従いなさい。」と告げた。
バエルは頭を下げ、身を引いた。
オミジャは自らの命と引き換えに、ビンナの命を救った。
「お前は私が救うべき、最後の善良で哀れな者。それだけだ。」と。
オミジャはビンナの腹に触れパワーを注ぎ傷を治した。
2人はニッコリと微笑みあった。
ーーーーーーーー
そしてビンナは生き返った。
ピンピンした状態でベッドから起き上がるビンナ。
服をめくって傷が治ったことをダオンに見せつけるが、恥ずかしくて目を背けるダオン。
しかし、喜びも束の間。
ダオンの携帯が鳴り、特別帰休でソノの葬儀に喪主として参列していたテギュが消えたと連絡が入る。
テギュは弁護士に偽造パスポートと金を持ってこさせ、その弁護士を殴り殺して逃亡を図る。
ビンナはダオンと共に病室を出て、ビンナは悪魔として、ダオンは警察として動くことに。
ビンナは仲間たちと共に、逃走中のテギュを別荘におびき寄せることに成功する。
テギュは、現れたビンナに襲いかかるも軽く交わされ劣勢に。
ビンナはテギュの胸ぐらを掴み、「お前が犯した罪を味わいなさい」と言って目を紫色に光らせ、ビンナの世界に送り込む。。
テギュは森の中にいた。
ビンナは、狩りのように、逃げるテギュに向かってボウガンを撃つ。
体に何本も矢が刺さった状態で苦しみながら逃げ惑い、トドメを胸に撃ち込まれる。
命尽きたかと思われた次の瞬間、テギュは地獄の法廷にいた。
ビンナはそこにテギュのサタンを呼び寄せた。
テギュに裏切られ恨みを抱えていたサタンと一騎打ちをさせる。
格闘の末、サタンに首を切り落とされたテギュ。
今度こそ命尽きたか思われたが、次の瞬間、テギュはダオンの実家にいた。
斧を持ったビンナに手首を切り落とされ、さらにトドメを刺された次の瞬間、現実世界に戻った。
恐れおののき、怯えきったテギュは必死に命乞いをするが、聞き入れないビンナ。
ビンナはテギュに囚人服を着せた後、怒りのままに殴る蹴るの嵐。
「謝りなさい。お前が殺したすべての人に、苦しみの中で生きてる遺族に。」とビンナ。
血だらけでボロボロになったテギュは、絞り出すように謝罪の言葉を口にして土下座する。
しかしビンナは許さず、「地獄へ落ちろ」と言って、首を締め上げ、紫色に光る剣をテギュの胸に突き刺した。
そして、テギュの額に“ゲヘナ”の烙印を押した。
すると、天井に地獄の扉が現れ、テギュの魂は地獄へと吸い込まれていった。
ビンナは涙を流す。
ダオンたち警察が現場に駆けつけると、テギュは別荘の庭で首をつられた状態で遺棄されていた。
そして、その前には棺がずらっと並べられている。
テギュによって殺された者たちの、無惨にも切り落とされた体の一部が、一つ一つ丁寧に棺に収められていた。
もちろん、ダオンの家族やソヨン班長のものも。
その光景に言葉を失うダオンたち。
ダオンは「安らかに眠って…」と言って棺に触れた。
自分の命と引き換えにビンナを助けてくれたオミジャのお葬式。
ファンチョンヴィラの住人たちやビンナの仲間たちがみんな集まり、大家のミョンスクが喪主をしていた。
ビンナは葬式料理をモリモリ食べる。
ビンナはオミジャの遺影に「再会したら、あんたから声をかけて。今度は私が奢るわ。それから…ありがとう、私の友達。」と声をかけた。
天国のオミジャはそれを聞いて微笑んだ。
すべての任務を完遂したビンナ。
ダオンは、ビンナが地獄に戻ってしまうのかと肩を落とす。
しかし、ビンナはバエルに3年間の休暇をもらっていた。
そのため、しばらくは人間界で一緒に過ごせることに。
3年という期限付きであることが気になるダオンに、「人間は先が分からないのに永遠を約束する。きっとその瞬間が本心だから。私は永遠を約束できないけど、2人で作る思い出で、長い歳月を耐えられる。だから、私のために、3年間は幸せに生きて。」と言った。
ビンナは地方に異動となる。
ファンチョンヴィラからも引っ越すことになり、みんなで見送った。
そして2年が経過。
地方の裁判所でも、ビンナは裁判官として仕事をこなす。
遠距離恋愛になってしまったが、ダオンは足繁くビンナに会いに来ており、ラブラブ状態は継続していた。
そんな中、ビンナのソウル中部地裁への復帰が決まった。
喜ぶ2人。
ビンナは、これまで自分が携わった事件の被害者やその遺族たちに会いに行く。
みんな、心や体に深い悲しみや傷を負ったが、笑顔を取り戻し、前向きに生きる力を取り戻してた。
マンドはお寺の修行僧としておつとめに励んでいた。
極楽浄土に行けますように…w
ファンチョン洞の再開発は中止になり、ファンチョンヴィラの周辺は活気を取り戻していた。
帰ってきたビンナのために、ファンチョンヴィラの住人たちでお祝いパーティー。
大家のミョンスクには、かわいい孫が生まれていた。
テギュによって殺された息子イェチャンへの悲しみを乗り越えられたようだ。
ジョンイムは立派に食堂を開き、高校生になった息子ミンジュンは裁判官を目指し猛勉強中。
その夜、ビンナとダオンは屋上で2人きりでラブラブタイムを過ごした。
翌日、ビンナはウェルカムムードいっぱいのソウル中部地裁に復帰。
感慨深そうに、自分の席につく。
裁判所長はYouTuberになって大躍進中。
アン裁判官とソ裁判官は結婚することに。
ソヨン班長の娘ダヒにはボーイフレンドができていた。
ビンナは3人で一緒にファストフードを食べ、彼が天使ガブリエル(オミジャ)だと気づいてニッコリ。
忙しく仕事をこなすビンナの前にバエルが現れた。
期限まではあと1年あるのに。
実は、ルシファー様が、「残りの1年で罪人10人を処罰し地獄に送れば、ビンナを人間にする」と言っているらしい。
バエルとしては、ビンナを後継者として見込んでいるため、この提案を断ってほしいのだが、果たしてビンナの決断は…。
ビンナは悩んだ。
提案を受け入れ人間になれば、ダオンとずっと一緒にいられる。
でも、ビンナはこれ以上、軽い刑を下して被害者や遺族を悲しませたくないし、何より、もう殺人をしたくなかった。
ダオンに相談すると、ダオンは「君がどんな選択をしても信じてる。きっと正しい選択をするはずだから。」と言った。
ビンナ裁判官による、暴行とストーカー行為を行った男性の裁判。
男性はまったく反省もせずふてぶてしい態度を取る。
被害者は大怪我をして入院中。
被害者の母は傍聴席で泣いている。
ビンナは頭にきてコーラの缶を握り潰す。
ビンナは不敵な笑みを浮かべ、“地獄から来た裁判官”として生きることを決意した。
<終>