Netflix韓国ドラマ「ヒエラルキー」第3話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

ヒエラルキー
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第3話:ヒエラルキー:彼らの秩序

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ジェイに正体がバレたハは「君の座を奪いに来た。成績1位で卒業できた者は、留学費用も就職も援助してもらえる。今まで常に君が1位。奨学生が援助を受けたこともない。だから君に勝って援助の権利を得たい。僕には人生を左右する問題なんだ。」と笑顔で答えた。

カン・イナンとの関係を疑うジェイが見たハの身辺情報には「兄弟なし」となっていた。
しかし同じブレスレットをしている2人に謎が深まるジェイ。

翌朝、ハを迎えに来たジェイ。
ジェイの車で一緒に登校する。
車内で、ジェイはブレスレットのことを聞く。
ハは「楽団仲間でおそろいなんだ。」と答えた。
校内では、ハとジェイは手をつなぎ、いろいろな意味で学校中の注目の的となる。

ヘラはすっかりリアンの彼女気取りだったが、一度寝て以来、ずっと言い寄ってくるソヌに手を焼いていた。

リアン、ジェイ、ヘラ、ウジンだけの特別授業には、ハの席が用意された。
授業にまでハを連れてきたジェイに苛つくリアン。
ヘラはそんなリアンに、「私たちも、もっとイチャついて刺激してやろう」と提案するが、「調子に乗るな」と制止するリアン。

ジェイの彼氏となったことで、ハへの態度が一変する生徒たち。
父親がチェユル(ジェイの父の会社)の社員だというチャンミンは、自分のことを悪く言われるのを恐れ、これまでの態度を土下座をして詫びた。

ウジンの恋人の担任ハン・ジスは、ジェイがリアンと別れてハと付き合いだし、学校中の騒ぎになっている事に対し、「また事件が起きそうで心配」と言う。
ウジンは担任ジスにキスをして「何も起きないから心配するな。ハン・ジス先生。」と言った。

ハのロッカーに「リアンを刺激すると、イナンの二の舞いだぞ」と書かれたメモが入っていた。
ハはそのメモを落としてしまい、リアンに見られてしまった。
ハは「僕にメモをくれたのはお前なんだろ?」と誰かにメール。
すると「会って話そう」と返信が。

アメフトの試合で、リアンは鬱憤を晴らすかのような活躍を見せた。
そしてタッチダウン後、ジェイに見せつけるように、ヘラにキスをした。
一躍話題となったヘラは大満足の表情。

2人のキスにショックを受けたソヌはヘラに「なぜ僕と寝たんですか!」と問う。
ヘラは「ただの興味よ。かわいくて体格もいい新入生。みんな興味津々だったから私が代表で寝たの。私は期待外れだったわ。」と言い放つ。
「ひどすぎます!僕は本気なのに!ヘラさん、最低だ!」と傷ついたソヌ。

ハは、テホという生徒と会う。
助言のメモはテホによるものだった。
テホはチェユルホテルの一人息子。(婚外子
ハや死んだイナンとも親しそうだが、チュシン高校では避けていた。
婚外子であることは秘密にしてる。だから避けた、イナンもお前も。ジェイとリアンは長い付き合いだ。やめておけ。リアンをわざと刺激してるのか?」と聞くテホ。
ハは「兄さんからの電話、様子が変だった。なのに警察は単なる轢き逃げだと。証拠を集める。酒、麻薬、いじめ、兄さんを死なせたヤツらが学校でしていたことを暴く。だから協力してくれ。リアンのロッカーの暗証番号がいる。ロッカーの前でユンソクから麻薬を受け取ってた。お前ならヤツらに近づけるだろ?」と協力を求めた。
その会話の一部始終を、学級委員ジュウォンが身を潜めて聞いていた。

ジェイはリアンの家を訪ね、「ヘラを利用して何をする気か」と聞いた。
「俺が何をしようと関係ないだろ」とリアン。
そこへヘラから電話がかかってくる。
リアンはスピーカーにして、ジェイにも聞こえるようにした。
「うちへ来いよ」とヘラを誘うリアン。
うつむくジェイ。
ヘラと入れ違いになるジェイは、「悪ふざけに付き合わないで」と告げた。

ジェイは帰宅すると、またもや脅迫メールが届く。
ハとの写真と共に「また殺すの?」と。
そしてまた、カン・イナンとのあの動画が。
「他の動画も持ってる。いろいろとね。」

ジェイは父ギヨンに呼ばれる。
ビジネス上、コンソングループとの婚姻関係を結びたい父ギヨンは、まもなく開かれる父母の会(ハイクラス家族だけが参加できる)という学校行事で、コンソングループの会長にジェイを紹介すると言う。
まだ結婚などしたくないジェイは拒否しようとするが、「子供が女児だと知った時から準備してきたことだ。従いなさい。与えられた役目を果たせるように準備しておきなさい。ゴシップは絶対に許さん。」と。
財閥令嬢として、そこにジェイ自身の意思はない。

翌朝、家の前でジェイを待っていたハは、ジェイを自転車の後ろに乗せて通学。
途中、屋台でおやつを買って食べようとするが、ジェイは食べずに言った。
「やめて。勘違いして好きにならないで。また、私のせいで人を苦しめたくないから。あなたも、リアンのいじめに耐えかねて学校をやめる。だから守ってるだけよ。余計なことはしなくていい。ただの善意を誤解しないで。」と。
ハは「わかった。誤解しない。でも心配はしてもいい?危ない状態に見える。今もそうだ。表情は冷淡なのに目は違う。怯えた目だ。余計な心配じゃないぞ。表向きは彼氏だからな!彼女を気遣うのは当然だ。」と言うと、ジェイは行ってしまった。

ジェイとヘラは2人で会う。
ジェイは脅迫メール発信者の特定の進捗を聞くが、ヘラはもはや忘れており、「特定は難しい。位置情報だけでも特定するように言ってある。」と言う。
呆れるジェイ。
ヘラは「親友を裏切るなんてダメよね…何度もダメだって言ったのにリアンが聞かないの…」とひと芝居。
ジェイは「私の元彼をヘラが引き受けるのはダメ。リアンにふさわしくないしね。悪ふざけに付き合うなと言ったはずよ。二度と言わせないで。発信者追跡の件はなるべく早く対処して。」と吐き捨てるように言って立ち去った。
侮辱され、怒りが沸き起こるヘラ。

父母の会。
ハは奨学生のため参加できないが、楽団のピアノ奏者のバイトとして参加していた。

父母の会へ向かう車内で、ヘラは父ビョングンから「ジェイの一番の親友はヘラだよな?だったらヘラの力を借りても?チュシンと進めていた事業が失敗した。チェユルに打診したいが、チョン会長は格下の者とは会わないんだ。でも、ヘラがジェイに頼めば挨拶させてもらえると思う。」と頼まれた。
ジェイと同等に張り合っているつもりだったヘラ、あくまでも格下であることを叩きつけられる。

ハは会場でジェイを見かけ、気軽に声をかけるも、冷たくあしらわれてしまう。
ハ「きれいだな!」
ジェイ「私には理由があってあなたといる。きれいとか心配とか、人目がなくても言うのね。」
ハ「僕には理由なんてない。本当にきれいだし、心配だから言ってる。(ニッコリ)」
ジェイ「その笑顔を見るたびに、裏に何かを隠してるように見える。」
そう言ってジェイは立ち去った。

リアンはヘウォンと一緒に父母の会へ。
リアン「母さんが学校行事に来るなんて珍しい。」
母ヘウォン「母親の関心と愛情を息子に見せるために来たの。見える?私の深い関心と愛が。あの大勢の人達や系列会社、どんな親も与えられないあの秩序。全部授けてあげる。」
ウンザリ顔のリアン。

リアンの母ヘウォンはチュシンの代表として登壇し、乾杯の挨拶をする。
富裕層たちは、親も子も、ここは人脈を広げるチャンスなのだ。
ヘラの父ビョングンの頼みで、ヘラは嫌々ジェイに声をかける。
ジェイはビョングンに「父は多忙で。挨拶してたと伝えます。」と冷たく言い、仲を取り持つことはしなかった。
ヘラはジェイを追いかけて問い詰めると、「ヘラの頼みなんか聞きたくない」と言うジェイ。

リアン母ヘウォン【チュシン】とジェイ父ギヨン【チェユル】はライバル企業同士。
なにやら腹に一物抱えているような挨拶をしあっていると、コンソングループのパク会長がやってくる。
ヘラ父ビョングンは、中に入ろうとタイミングを計っているが失敗。
パク会長は、ジェイとリアンを見て、「両家が円を結んでチュシンとチェユルが結合したら巨大グループになるな!」と笑う。
リアン母ヘウォンとジェイ父ギヨンは、互いに遠回しに“あり得ない”という意思できっぱり。
ところが、リアンとジェイが交際してると聞き、空気が凍りつくが、「ゴシップにすぎない」と両家の親が否定。
「うちは価値観の合う家と婚姻関係を結ぶつもりです。社会貢献優先のチュシンと商業性重視のチェユルとでは価値観が違いすぎます。」とリアン母ヘウォン。
それに対して「確かに違いますよね。特に成長の可能性を考えると停滞期のチュシンと手を組む理由はありません。」とジェイ父ギヨン。
緊張感の走るバチバチのやり取り。

その輪の中に入れない自分と父ビョングン、ジェイへの憎しみに我慢がならず、ヘラは行動に出る。
ヘラは、ハを連れてその輪に入り、「ジェイの彼氏です」と紹介した。
ノブレス・オブリージュの象徴です。チュシンの誇り、奨学生!」と。
凍りつく一同。
ジェイを睨みつける父ギヨン…

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