Netflix韓国ドラマ「ヒエラルキー」第7話(最終回)/全話 あらすじ【ネタバレあり】

ヒエラルキー
各話のあらすじ ネタバレあり

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第7話(最終回):Spring Time:切なくて甘くて短い、私たちの春

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<過去>
ウジンの誕生日会。
ウジンはパーティーを抜け出して、恋人で担任教師のハン・ジスと非常階段でキスしていた。
そこへ、パーティー会場でのいじめに耐えかねて逃げ出したカン・イナンが現れる。
2人の関係を見られてしまった。
焦る担任ジスは、絶対にバレたら困るため、必死にイナンを追いかけた。

いじめを見かねたジェイも、逃げ出したイナンを追いかけようとしていたが、リアンに止められる。
実はジェイは、つい先ほど、イナンに妊娠のことを相談していた。
ところが、イナンの胸ポケットにペン型カメラがあるのを見つけ、相談内容の一部始終を録画されていたのかと焦っていた。

逃げるイナン。
担任ジスは車でイナンを追いかけながら、イナンに電話をかけ「会って説明したいの!」と必死の説得を試みる。
イナンは「この学校は、先生も生徒もどうかしてます!追ってこないで!今ここで全て暴露します!」とパニック状態。
そしてハに電話をかけようとしたところで、車が激突。
イナンはフロントガラスにぶつかり、突き飛ばされ、死んでしまった。
道に落ちたイナンに携帯からは、様子がおかしいイナンの状態を心配するハの声。
バキバキになった車のフロントガラス。
車から降りてきたのは、担任ジスだった。
突然のことに理解が追いつかない担任ジス。
血だらけで倒れるイナンに近寄り、胸ポケットにペン型カメラを見つける。
すべて録画されていたのだ。
担任ジスは、イナンの携帯とペン型カメラを持ち、その場から立ち去ったのだった。

<現在>
ハは警察にすべてを通報した。
チュシン高校では、警察により事情聴取が行われる。
生徒たちはみんな無実・無関係を訴える中、ジェイだけは当事者であることを申し出た。

教室では、ハイクラスの生徒VSハと奨学生たちの争いが起こる。
イクラス「誰のおかげで学校に通えているのか?」「ずうずうしい」と。
奨学生たち「学費を払ってないから耐え忍べと?」「差別やいじめを当然視するな」と。
怒って暴れるユンソクに、「悪事を働いたお前がいけないんだ。」と言うハ。
殴りかかるユンソク。
そこへジェイが現れユンソクを制止。
「ハは何も間違ってない。奨学生たち、怖がらずに正直に証言するのよ。学校で受けた不当な扱いや数々のいじめをね。私たちの過ちを教えて欲しい。繰り返さないために。」
ジェイの勇気ある発言に黙るしかないハイクラスの生徒たち。

ハはトイレで居合わせたウジンに声をかける。
「あの日は誕生日会だったろ。うまく逃げたな。お前は動画に映ってない。覚悟しろ。本番はこれからだ。罪が正しく裁かれるのを、しっかり見届けてやる。」と。

ジェイは、学級委員ジュウォンに声をかけ、脅迫した理由を尋ねる。
ジュウォンは、教員でさえも財閥子女の言いなりになっているこの学校を、心底嫌っていた。
何かしてやりたいと思う反面、校長である母を大切に思っており、巻き込みたくはなかった。
そういったジュウォンの葛藤を、ジェイは見抜いていた。
うつむくジュウォン。

ヘラがジェイと仲直りしたと聞き、狼狽するウジン。
取り返しのつかないことをしてしまったと。

リアンの携帯にメッセージが届く。
動画の送信者は校長だと。
リアンは怒って校長室へ行き、問い詰める。
校長は、「チュシンの後継者であるリアンに対して、自分の一存でできることなどない。」と言った。
リアンは母ヘウォンの仕業だと察した。

リアンは母ヘウォンの元へ行き、問い詰める。
母ヘウォン「妊娠でもさせたら面倒なことになるから心配だったの。立場を自覚して!」
リアン「俺だって1人の人間なんだ!飼い犬じゃない!もう母さんには従わないよ!うんざりだ!いっそ父さんみたいに捨ててくれ!」
母ヘウォンはリアンをビンタした。
リアン「後継者の座は放棄できるはずだよな。」
母ヘウォン「あなたがすべてなのに、あんまりだわ…。私の息子であり、チュシンの主なの。この世の中心に据えてみせる。あなたは私の希望なの…。」
拳を握り、涙を流すリアン。

ハの住む街にやって来たジェイ。
アイスを持って、ハを待っていた。
2人は、以前来た公園のブランコへ。
ジェイは、これからハがしようとしているのは復讐ではなく、自分たちが受けるべき報いだと言う。
そういった、富裕層の偏った選民思想を正す人がおらず、自分たちの過ちにずっと気づけずにいた。
イナンを失う前に気づくべきだったのに。
ジェイは、気づけずにたこと、リアンを守ると身勝手を言ったことを謝罪した。
そしてその報いは甘んじて受けると言う。
それを聞いたハも、ジェイを苦しめてしまったことを謝罪した。
ジェイは、もうすぐ出国し、会長の長女として元気に暮らしていくと告げ、「首席で卒業して。」とハに言った。
別れ際、ハは「僕を好きだったことは?」と聞く。
「ないわ、一度も。」と答えるジェイ。
ハは「ウソだ…」と呟いた。

ジェイは、しばらくの時間ベッドで横になり、考えを整理した後、胎児のエコー写真をリアンに見せに行く。
涙が止まらないリアン。
ジェイは、思いを込めてエコー写真を川に流した。

ジェイはイナンのお墓参りにリアンを連れて行き、イナンの死と向き合わせた。
そして、ニューヨークへ行くまでの間、今までの間違いを正していこうと、リアンに告げた。
そして「私たちは今、罰を受けてるんだと思う。“犯した過ちへの報い”、そんな気がしてる。人を深く傷つけたもの、私たち。だから甘んじて受けることにしよう、この罰を。」と言った。

学校では、担任ハン・ジスがウジンとイチャイチャしながら酒を飲む動画が見つかり、校長にバレてしまった。
ウジンのご両親の意向で大ごとにはならないが、すぐに退職届を提出するように言われる。
校長は「財閥の方の寛大な処置に感謝してください。その寛大さの裏にあるものをお忘れなく。」と言って航空券を渡した。
ウジンが関わっていなければ、今頃ジスは轢き逃げで逮捕されていたわけなので、一切を口外しないよう忠告される。

リアン、ジェイ、ヘラ、ウジンは、また集まって会話をするようになった。
しかし様子がおかしいウジン。
それもそのはず、大好きなヘラの復讐を手伝うため、大好きなヘラがジェイの退学を望んでると思い、ジェイの写真を使い「外国送りにしないと、渡米の理由をバラす」とジェイ父ギヨンを脅迫したからだ。
ところが、直後にジェイとヘラは仲直り。
ジェイがニューヨークに行かなければならないのは、ハの通報ではなく、ウジンのせいなのだから。
居たたまれなくなったウジンは席を外す。
ヘラはそんなウジンに気が付き話を聞きに行く。
ジェイのかつての渡米の理由が妊娠だと知り、驚きと共に怒り出すヘラ。
ヘラはウジンに掴みかかり、「なんてことを!脅迫するなんて、いくらなんでもやりすぎだ!」と責め立てる。
ウジンは「お前が選べって言ったから!俺はヘラを選んだ!」と返す。
ヘラ「友情を守りたければこれは秘密よ!」
そのやり取りを、担任ジスが見かける。
ウジンは離れ、一方的にクビを勧告され苛立っている担任ジスは、2人に向かって車で突進した。
ヘラを抱きかかえて守るウジン。
担任ジス「お別れを言いに来たわ。退職届を出した。」
ウジン「ご心配なく。誰も知らない。」
担任ジス「それは違うわ。あなたも私も知ってるもの。覚悟しなさい。」
そう言い残し、車で去っていった。

ウジンはジェイを呼び出し、2人で話す。
担任ジスがイナンを轢いてしまった車が見つかると、政治家の父に迷惑がかかるから隠し、ペン型カメラも隠し持っていた。
ウジンは過ちを犯したことを後悔し、イナンの遺品であるペン型カメラを差し出した。

ジェイはそれをハに渡し、ハは警察に提出した。
イナンのペン型カメラから、パーティーでのいじめの全貌と、事故の真相が分かった。
チュシン高校は警察の捜査が入り、いじめの主犯格であるユンソクは連行され、担任ジスは逮捕された。
ハは担任ジスの逮捕を見届けた。
ハと目があったジスは、ことの重大さを改めて思い知る。
校長は懲罰会議にかけられ、チュシン会長であるリアン母ヘウォンによってクビになる。
長年尽くしてきた校長を、紙くずのように捨てた。
ジュウォンは「学校を潰したかったけど、母さんを巻き込みたくなかった。終わったね。母さんが開放された。それで十分だ。」と涙を流して喜んだ。

ジェイの妊娠・流産と、その相手がリアンであることまで報じられ、チュシン会長ヘウォンはその対処に追われることになる。

ジェイ父ギヨンは、ジェイに怒り果て、「お前はやることが母親そっくりだ。そして私の計画を台無しにした。もう用無しだ。お前も私も無駄な時間を過ごしたようだ。私はな、一度捨てたものは拾わない。人間ならなおさら。」と言い放ち、ジェイを捨てた。
ジェイは、どこかすっきりした表情。

学校でリアンの取り巻きはいなくなった。
リアンはハに謝罪した。
しかし、「一生、罪悪感に苦しめ。僕は絶対に許さない。」とハ。
ガックリ肩を落とすリアン。

リアン母ヘウォンは、チュシングループ会長として、今回の騒動の謝罪会見を行った。
「生徒たちの暴力や、逸脱行為についても責任を痛感し、再発防止に全力を尽くします」と。

新しい校長が着任。
ユンソクやチャンミンたちは、学校で懲罰会議にかけられる。
そこへリアンが現れ、「僕も加害者です」と申し出た。

ウジンの父は大統領選への立候補を断念。
ウジンも自分の罪を白状すればよかったと後悔をにじませる。
ヘラは「伏せたほうがいい場合もある。ジェイを裏切ったことは秘密でいい。そのかわり一生尽くすの。」とウジンに言った。
「チュシンも俺たちも変われるかな?」とウジン。
「チュシンは簡単には変わらないと思う。私たちもね。」と答えるヘラ。

ハとテホは、一緒にバスで下校。
テホは、ハを避けたこと、協力を断ったことを謝った。
「俺たち、こんなことで謝る仲だったか?友達ならいろいろあるってイナンも言ってた。」と2人は笑い合った。

ジェイとヘラはすっかり仲直りし、抱き合って再会を約束した。

ジェイは自転車を持って、リアンの家の前へ。
2人は学校をサボって、自転車に乗ったり、屋台のお菓子を食べたり。
1日中楽しんだ後、ジェイはリアンに告げる。
「お互いに寄りかかるのはもうやめよう。寄りかかる必要がないくらい、1人でも十分に幸せになって、幸せを分け合える余裕ができた時にまた会おう。」と。
2人は抱き合って、お互いの幸せを祈った。

そしてジェイは旅立ちの日。

ハはジェイの元に走った。
そして抱きしめて「許してくれ。やめようと何度も思った。僕はジェイだけを思って闘いたかった。でもそうはいかないだろ?兄さんの事件を忘れるわけにはいかない。しかたなかった。許してくれ。ごめん…外国行きだなんて、好きになってしまったのもごめん!」と言った。
ジェイは「心配しないで、韓国に残る。」と答えた。
驚くハ。
ジェイは、自分の思うように生き、幸せでいられる場所で出直すと言う。
そして「覚えてる?私への最後の質問※。そうよ、私はウソを答えた。」と告げ、去っていった。
(※「僕を好きだったことは?」「ないわ、一度も。」)

チュシン高校には日常が戻り、生徒同志の状況は少しだけ良好になった。

ジェイは海沿いの街にいた。
橋を渡って、小さな家にたどり着く。
庭の植物に水やりしている女性。
ジェイは「ママ!」と呼んで微笑んだ。

<エンドロール後>
チュシン高校の教室に、血を流して倒れる生徒が。
それを見て悲鳴をあげるヘラ。
何事かと集まるリアンたち。
リアンの携帯が鳴り、「驚いた?リアン」とメッセージが届く。
ほくそ笑んで廊下を歩くカン・ハ…

<終>

Netflix韓国ドラマ「ヒエラルキー」第6話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

ヒエラルキー
各話のあらすじ ネタバレあり

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第6話:矢:貫かれる心

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ヘラは、リアンとジェイの仕打ちに怒りを爆発。
「邪魔したら許さないと言った!楽しみに待ってて。礼儀なんか一切守らないから!許さない!2人とも何様なの!!」と。
ウジンはそんな怒り狂うヘラを抱きしめる。

フロントガラスにヒビの入った車を、運転して車庫から出すウジンの恋人の担任ハン・ジス。

ヘラの家は、父ビョングンが事業に失敗し、差し押さえられてしまった。
しばらくは雨漏りのする安いホテルで暮らすことに。

ジェイはリアンと食事。
ジェイ「ハに謝って。意図的じゃなくても、リアンのせいで暴力を生む構造が学校にできてた。ハのつらさが私には理解できる。私もリアンも責任がある。だから、心からの謝罪をしてほしいの。謝罪がそんなに難しい?」
リアン「今気分がいいのにやめてくれ。謝罪なんかしたこともない。やめよう、久々の一緒の食事だ。」
うつむくジェイ。

ウジンの父は、チェユルグループ(ジェイの家)の協力を得て、大統領選に出馬することが決まった。
ウジンの母はある写真をウジンに見せる。
「会長の長女(ジェイ)がアメリカで産婦人科を受診した証拠写真。」
それをネタに協力を要求したようだ。
驚くウジン。

ハは奨学生たちに「闘おう」と発破をかけた。
「不当な扱いや差別を当然視する生徒たちを学校は正さない。このままだと大学に行っても社会に出ても我慢の人生だ。いいのか!?みんなで変える努力はしよう!」と。

ジュウォンはハと手を組むことにした。
「お前と僕の目的は同じだよな。生徒たちも学校も手強いが、直接対決なら話は別。学校は在校生を監視してるから慎重に動こう。」と。
監視カメラの動画は、校長である母親のPCから盗んでいるジュウォン。
「入手元はまだ言えないが、同志だという点が大事だ。まずはあの動画を広める。マスコミでもSNSでもいい。ジェイが好きか?僕に協力するかしないか答えてくれ。」とハに決断を迫る。

ヘラは何日も欠席だった。
ウジンはヘラが心配だった。
ジェイとウジンが話す。
ウジン「みんなお前に振り回されてる。本当にリアンとよりを戻したのか、はっきりしろ。」
リアン、ジェイ、ヘラ、ウジンは、小さい頃から本当に仲がよかった。
ウジン「楽しかった日々が無意味な思い出になったり、友達の縁が切れたりしそうで怖い。」
ジェイ「リアンへの思いが消えたことはないし、別れたのもリアンのため。他に方法がなかった。それは今も同じ。彼女の資格がない。」
ジェイ「でも、みんなを守るため努力する。だから、ウジンもヘラかエルメスの女か、どっちにするか決めて。」
考え込むウジン。

ヘラは、ジェイ弟ジェヒョクから、ジェイを潰すための“切り札”だというある動画を受け取る。
ヘラはそれを見て、「人間性のカケラもないやつね!」と怒り、ジェヒョクをビンタした。
ジェヒョクからこんな仕打ちを受けてきたジェイを同情して涙を流すヘラ。

ジェイはハの住む街にやって来た。
おばあさんを手伝ってアイスを貰ったり、子供たちと遊んだりするハを見つめるジェイ。
2人は公園のブランコで話す。
ジェイ「あなたは私より恵まれてないのにいつも楽しそうね。」
ハ「塾の帰りに、よく兄さんとトッポッキを食べた。高齢の店主のために荷物運びをしたら店主がアイスを買ってくれた。小さな幸せだ。寄り道して少しゲームをする。太陽の下でアイスを食う。バスで運良く空席を見つける。どれも幸せだ。」
ジェイ「羨ましい…」
ハ「探せば?天気じゃなくてもいい。君にも好きな物があるはずだ。探してみて、そして守れ。不安な時は怯えてちゃダメだ。闘う方が解決に近づける。だから臆せず立ち向かえ。好きな物を探すためなんだから。笑顔でいてくれ。今は全然幸せに見えない。」
ジェイははにかんだ。
ジェイはハに、イナンの件を暴く計画を聞いた。
ハは、ジェイを脅していた人物(ジュウォン)は判明したことを伝え、その目的は、学校での事件を助長し、傍観した者たちを罰することだと告げた。
「矢を手にしたから、弓を引こうと思う。」と。
だが、ジェイを傷つけたくないハは、イナンの敵を討ちつつも、脅迫犯からジェイを守ることを約束した。
ジェイは「私が守りたいものはリアンだけ。あなたがその矢をリアンに向けるなら、私がリアンの前に立つわ。」と言い放った。
ハとジェイ、結局は敵対関係になることに…。

リアンは帰国した母ヘウォンに、ジェイとの交際を報告。
「年に数回、安否確信をするだけの親のような夫婦にはなりたくない。俺は愛する人と幸せに暮らしたい。」と。
母ヘウォンは笑った。
「愛?www若い時は愛が大事に思えるわよね。だけど、すぐに分かるはず。愛なんてくだらない感情だとね。」と。
リアンは「母さんに意見は関係ない。ジェイが必要だ。」と主張した。

ウジンの前に現れた担任ハン・ジス。
ウジンは、担任ジスからの連絡を無視し続けていた。
担任ジス「車を修理に出したの。」
ウジン「…」
担任ジス「例のものは?」
ウジン「廃棄しました。危険だから。」
担任ジス「避けられてると思ってドキドキするんだけど、どうしていいか分からず…」
ウジン「恋人みたいに言うな。そんな感情は共有してない。」
担任ジス「…分かってる。愛なんかないわよね。だけど、私も人間だから傷つく。」
ウジン「分かるけど、あの車を勝手に持ち出すなんて。」
担任ジス「そんなの分かってる!あの車で私たちの関係がバレるもの。好きな人、ヘラでしょ?」
ウジン「くだらない想像はやめて欲しい。」
立ち去ろうとする担任ジス。
ウジン「車のキーはここへ。」
担任ジス「私に脅されそうで怖い?」
ウジン「違います。危険なので。」
担任ジス「でも、私を守る唯一の物よ。」
ウジン「先生を守る物は僕が持ってます。キーじゃない。本気じゃなかったけどウソではなかった。癒やされていました。だけど終わり。」
担任ジス「…では学校で。ウジン君。」

狩猟に来ているジェイ。
ジェイは躊躇して、獲物のウサギを撃てずに逃がしてしまった。
ジェイは父ギヨンに「撃ちたくない、殺したくない。狩りもパパの強要も、もう嫌なの!パパの娘である以前に私は1人の人間なの。私の大切なものを守って生きる権利がある。」ときっぱり主張した。
父ギヨンは「お前に選択権はない。私が付けた名前や血のつながりを捨てる方法も権利もない。だから何事も1人で決めることはできない。それがお前の人生に対する代償であり、義務であり全てだ。お前は私の一部なのだから。」
ジェイは猟銃で父ギヨンを狙おうとするが、やめて、銃を放り投げて立ち去った。

リアンの携帯にメッセージが届く。
例のジェイとのSEX動画だ。
リアンは秘書たちを集め、動画の撮影者や発信者の特定を指示した。
「学校にも母にも秘密です!クビが嫌なら絶対に流出を阻止してください!」と。

ヘラの父ビョングンの会社が、不渡りを出して倒産の危機であることが記事になり、生徒の間にも知れ渡る。
リアンにフラれ、ジェイとも絶交して、そのうえ倒産まで。
ヘラを心配する仲間や「王妃様、完全に終わりw」と笑うクラスメイトも。

リアンは動画の件をジェイに話した。
「俺が何とかする。お前を守るから、そばにいろ。」と言って、ジェイを抱きしめた。

ハは校長室へ。
「校内の事件は全て把握してますよね?黙認せず、規定通り罰してください。学校の役目を果たせる最後のチャンスです。学校を潰せる爆弾を持ってます。また黙認する気なら、仲間と一緒にその爆弾を使います。」と告げた。

ハが勝手に校長に宣戦布告したことを、学級委員ジュウォンは、ハの胸ぐらを掴み、泣いて怒った。
「本当の目的は何だ!まさかジェイを守る気か?ジェイの秘密を知らないだろ?あれをバラせば…」
すると背後にジェイの声が。
「あなたね、あの脅迫犯は。」と。
固まるジュウォン。

ジェイはハに「あの動画がバレるかもしれないと、私の口から親にも学校にも知らせる。」と告げた。
そんなことをしたらジェイの身がどうなるか、心配するハ。
「きっとパパに激怒され、外国送りね。」と力なく答えるジェイ。
しかし、そうすれば、父ギヨンも学校も全力で動画流出を阻止することができる。
ハ「君1人で全てを背負う気か?」
ジェイ「私はどうでもいい。リアンを守る。」
ハ「なぜ?なぜ君の全てがリアンなんだ!?」
ジェイ「リアンも、私が全てよ。お互い寄りかかるようにして育った。守らないとダメなの。」
ハ「好きにしろ。俺は諦めない。共倒れになっても僕は進む。最後まで。」
ジェイは涙を流して打ち明ける。
ジェイ「妊娠してたの。怖かった。ママと同じくパパに捨てられそうで。そして全てを奪われそうで怖かった。だから渡米までしたの。でも無理だった。2回も病院に行ったけどひき返した。ある日、痛みを感じて、その生命は急に消えた。リアンは知らない。とにかく避け続けた。“別れればいつか忘れられる”と。それなのに、あなたが邪魔した。“逃げてはダメ”、人をそんな気持ちにさせる。記憶を掘り起こし、私の本心に気づかせる。あなたが。」
涙を流すハ。
ジェイ「だから今後は、その教えに従うわ。好きなものを守る。弓を引きたければどうぞ。私が前に立って防ぐ。」
ジェイは決意を固める。

ホテルに滞在しているヘラの元を、ウジンが訪れる。
心配して、あれこれ提案してくれるウジンに、ヘラは「おせっかいは迷惑。退学するわ。私たち4人の関係も終わり。うんざり!特にジェイのバカは…言っても無意味ね。」と聞く耳持たず。
ウジンは「俺はヘラを選ぶ。復讐する。だから退学なんかするな。」
ウジンも決意を固める。

翌日、登校して退学届を書いているヘラ。
ジェイが止めに入る。
ヘラ「チュシン高校は油断してたらすぐに攻撃される。“貧乏人をさげすむ”という哲学もある。だから私たちも貧乏人を見下してきた。私に耐えて通えと?人の心配をしてる場合?時間がない!」
ジェイ「どういう意味?」
ヘラ「自分の事は話さないくせに、私には構うのね!ジェイ!私は本当に友達だった!?」
立ち去るヘラ。

ヘラはリアンの元へ行き、「バカ男!彼女も守れないバカ男。別荘での甘い思い出。撮ったのは誰かしらね。あれはジェイの別荘よ。行くのは他に1人。」と告げた。

リアンは早速ジェイ弟ジェヒョクの元へ行き、殴った。
「何がしたくてあの動画を撮った!?自分が何をしたか分かってるのか!?」と何度も殴った。
そこへハが駆けつけ、リアンを止める。
怒りが収まらない様子のリアンに「暴力はよせ!ジェイが悲しむと思わないか!?情けないヤツ。ジェイはお前を守ってる。ひたすら苦しみに耐える気だ!全てを背負うと言ってる。」と告げる。
リアンは「一体何の話だ!」と問い詰める。
「今後はお前が守れ。ジェイに背負わせるな。」と言うハ。

ヘラは普通の人のようにバスで帰ろうとするが、乗れなかった。
ホテルに戻ると、部屋にジェイがいた。
「嫌ってもいいけど、これだけは分かって。友達じゃないって思ったことはない。友達だと思うから仲良くしてた。今も同じよ。」と言うジェイ。
ヘラ父ビョングンの会社は、チェユル(ジェイ父ギヨンの会社)によって救われた。
ジェイが手を回してくれたのだ。
ジェイ「ヘラは私の友達だから。」

ジェイは妊娠していたことを父ギヨンに打ち明けた。
激怒する父ギヨン。
「お前はゾッとするほど母親にそっくりだな!騒がれる前にニューヨークへ行け!」と。
ジェイは受け入れ、その代わりに、ヘラ父ビョングンの会社を救ってと頼んだ。
拒否する父ギヨンに「断るなら、パパの望みも叶えないわ。コンソングループと姻戚になれなくていいの?」と交換条件を叩きつけたのだ。

ジェイはヘラに「ニューヨークへ遊びに来て。待ってる。」と言って立ち去った。

ジェイの自宅前にリアンが待ち伏せていた。
リアンは全てを知ってしまった。
リアン「なぜ隠してた?1人で抱え込むなんて…この罪悪感とどうしてくれる!お前にすべて背負わせて、自分をどう許せと?…俺がいるのにどうして逃げる!?」と涙を流す。
ジェイ「傷つけたくなかったの。だから必死に逃げた。私のことを心配して悲しませないために。でもバレたね。」
リアン「怖かったよな。1人で耐えたなんて。本当にごめん、ジェイ…二度と1人で背負わせない。これからは絶対にお前の手を離さない。」
2人は泣きながら固く抱き合った。

学級委員ジュウォンは、リアンとジェイのSEX動画をネットに投稿しようとしていた。
しかし、寸でのところで、ハに止められる。
「こんなのを武器にするなんて卑劣。リアンやユンソクたちの暴力や他の動画で戦える。」と。
ジュウォンは「暴力じゃネタが弱く打撃にならない。僕の正体がバレた。正当な方法では勝てない。先に攻める。僕が先にぶっ潰す。ジェイが気の毒?目を覚ませよ!イナンの復讐はしないのか!?悔しくないのかよ…」と泣き崩れた。

リアンは泣きながらウジンの元へ行き、「涙が止まらない」と助けを求めた。

ウジンは、ジェイ父ギヨンを訪ねる。
ジェイがアメリカで産婦人科に通院する写真を見せ、ジェイを退学させ、外国行きにしなければ、この写真を公表すると脅迫。
「一生帰国させないように。さもないと、ニュースで妊娠が報じられることになる。」と…

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Netflix韓国ドラマ「ヒエラルキー」第5話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

ヒエラルキー
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第5話:強靭なアウトサイダー:カン兄弟

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ハは、自分がカン・イナンの弟であることをジェイに打ち明けた。

<過去>
奨学生カン・イナンはバスケのボールを返そうとして、リアンに偶然ぶつけてしまった。
リアンの腰巾着ユンソクは、イナンに殴る蹴るの暴行。
イクラスの生徒たちは、寄ってたかってイナンを暴行した。
イナンは耐えかねて、校内を逃げ回る。

ジェイはリアンとのSEX画像をネタに、弟ジェヒョクから脅迫を受けていた。
「姉さんの取り分を俺に全てよこせ。本当は実母と一緒に追い出されるべきだった。とにかく、俺は自分の取り分を返してもらう。お前は卑しいし、素行も悪いからだ。譲渡の公正証書を作れ。それが望みだ。さもなければ父さんに見せる。」と。
校内を逃げ回っていたイナンは、偶然その会話を聞いてしまい、落ち込むジェイにキャンディーをあげた。
2人はそれから、シアタールームで一緒に映画を見るようになり、距離を縮める。
ある日、その現場をリアンとウジンとユンソクに見つかってしまう。

<現在>
ハ「兄さんがみんなに何をされたのか、学校はなぜ事件を伏せたのか知りたかったんだ!兄さんの死は、ただの轢き逃げじゃない。理由があるはずなんだ。」
ジェイ「理由を探りたくて私に近づいたの?」
ハ「ああ。でも今は違う。全生徒が容疑者に見えて、常に犯人捜しをする中、君のそばにいて知った、君の人柄を。だけど、弟として兄さんの死の理由が知りたい。だから協力して。」
詰め寄るハ、怯えるジェイ。
そこへリアンがやって来て、ハを殴った。
リアン「気安くジェイに触るな!イナンの弟?お前が近づいた理由がやっと分かったよ。復讐でもする気か?」
ハ「やましい点があるんだな、リアン」
2人は殴り合いを始める。
ジェイはその様子を見て、イナンが暴行を受けるのを見て見ぬふりをした過去を思い出す。
「お願いだからやめて!」とパニックになって座り込んでしまうジェイ。
リアンはジェイを抱きしめた。

ハは兄イナンのお墓に行き、「何もかも分からなくなった…兄さん」と呟いた。
ふと見ると、供花の中に何かを見つけた。

学校では、ハとイナンが双子の兄弟であることが知れ渡る。
ハは校長と担任から転校を勧められるが、拒否。
校長は「転校が嫌なら退学させます。奨学生はアウトサイダー、退学させても大した問題ではない。」と言い放ち、退学か転校かを選ばせる。
ハはそれでも「選びません。奨学生初の首席卒業を果たし、必ず証明します。彼らが特別ではないということを。」と反論。
校長は「校内の雰囲気を乱すため」という事由でハを退学処分にすることを決定した。
するとハは、この会話を録音していたことを明かし、「できるものなら、ご自由に」と言い放った。

リアンはウジンに、ジェイの状況を話す。
リアンとハのケンカを見て、パニックを起こして立てなくなり、「あんなに怯えるジェイは初めて見た」と。
ウジンは「ジェイがアメリカに行ったり、急に別れを告げた理由があるのかも。」と言った。
しかしリアンは「理由なんかよりも、ジェイを絶対に離さないことが大事だ。俺が守る。」と主張した。
ウジンは「ヘラはどうする?お前、告白されたろ?」と聞くと、「ヘラにはお前がいる。俺は友達で、お前が彼氏。ヘラにはそれで十分だ。」と言った。
ウジンはカチンと来た。

リアンはジェイに会いに行き、「俺の元を離れるな。ヤツらが何をしてくるか心配だ。」と言った。
ジェイは「ひどい、怪物扱いね。奨学生だって普通の子よ。分からない?」と反論。
ジェイはアメリカに行く覚悟を決めており、リアンを突き放した。
「理由は一緒にいると全てが壊れていく。どっちのせいか分からない。どん底まで落ちていきそうだし、周りも傷つけそうで怖い。だから別れて。」と。
しかしリアンは「嫌だ、別れない。周り?何も気にしない。ジェイを守る。何があっても離れない。どん底でも地獄でも奈落の底でも怖くない。そばにいる。ジェイを愛してる。」と主張。
ジェイは「私はそんな感情はない。」と言って立ち去った。

ジェイが帰宅すると、弟ジェヒョクの部屋にヘラが来ていた。
ジェイの送別会の招待状を持ってきのだ。
そして「リアンに告白した。邪魔しないで、出国するまでね。断ったら許さない。誰が傷ついても構わない、何だってするわ。美しい別れにしたいの、大人しく去って。」と言った。
ヘラは、ジェイ弟ジェヒョクと、ジェイの情報交換をしていたのだ。
ジェイを強請るネタを持つヘラは強気に出ているのだ。
ジェイはそんなヘラを抱きしめて、「元気でね」と言った。

学校では、テホがユンソクたちから暴行を受けていた。
ハと中学の同級生だったこと、婚外子であることがバレたのだ。
そこへ、ハが止めに入った。
「お前を調べてたらテホのことも分かった。お前が辞めたらテホは通わせてやる」というユンソクに、ハは「偉そうに。リアンの言いなりなってるクズのくせに」と言い返し、殴り合いに。
他の生徒たちは気にもせずに会話を続け、教師は見て見ぬふり。
学級員ジュウォンは、この狂った状況に耐えられなくなり、テホを教室から連れ出して、黙って介抱した。

ハはテホに謝るが、「あいつらみんな殺す?何も解決しない。問題は見下す精神だ。父さんの望みは俺が卒業することだ。すまない…お前には悪いが…俺は怖いんだよ…もう協力できない。」と涙を流すテホ。

学校のサーバールーム。
1人の生徒が手慣れた手つきでPCをセット。
学級委員ジュウォンだ。
彼は、校内の防犯カメラの映像から、生徒たちの目立った素行をピックアップし、各生徒ごとにフォルダ分けしていた。
そして、リアンとジェイのSEX動画を、ジェイに送り付けた。
ジェイに脅迫メッセージを送っていたのは、ジュウォンだったのだ。
「ニューヨークから見守ってて。学校に爆弾を落とす。」というメッセージを添えて。
ほくそ笑むジュウォン。

ジェイは登校し、ハに、全てを打ち明けた。
「ウジンの誕生日会で、いじめに耐えかねたイナンが会場を出た。そして事故に。疑う気持ちは分かるがリアン達ではない。私が悪いの。私と友達でなかったらいじめられなかった。だから私だけを責めて。」と。
困惑するハ。
ジェイは続ける。
「校内の人に脅迫されてるの。出国前に見つけたい。私だけならいいけど、リアンまで破滅させる気なの。」と。
ハは「そんな話なら力になれない。僕もリアンを破滅させたいから。」と答える。
「私を助けてくれないの?かけがえのない人なの。リアンを守りたい。。身勝手なのは分かってるけど、信頼できる人が他にいないの。。」と涙を流すジェイ。
「君は本当に残酷だ。よく頼めるよな。リアンを守れだなんて。」と涙を流すハ。
ハは立ち去った。

ウジンは車にヘラを乗せて下校。
ウジンを待っていた担任ハン・ジスは、ピックアップされると思っていたがスルーされた。
ウジンは担任ジスからの電話も無視。
ヘラは、リアンが憎いのかジェイが憎いのか分からず苛ついていた。
ウジン「手に入らないものを欲しがるから苛つくんだ。」
ヘラ「あんたは欲しいものをただ眺めてるだけよね。私みたいに自分に正直になったら?」
ウジン「お前が心配だ。欲張って全てを失いそう。」
ヘラ「説教じみててムカつく!」

帰宅したヘラ。
自宅の家具や雑貨、あらゆる物に赤紙が貼られていた。
泣き崩れるヘラの母。

ジェイは出国。
そして、ジェイのいないジェイの送別会。
貸し切りのクラブで生徒たちはハメを外して大騒ぎ。
ハたち奨学生も招待され、スーツを来てやって来た。
いつもと違うハが気になるヘラ。
ウジンはヘラに「お前の忠告通り、自分に正直になってみるよ。」と宣言する。
学級委員ジュウォンも来ていた。
ジュウォンの携帯にメッセージが来た。
「動画の入手方法は?うろたえるとバレるよ。」と。
誰かに正体がバレたのかと慌てるジュウォン。
ハだった。
ハはイナンのお墓で、テホがつけていたキーホルダーを見つけていた。
イナンと親しかったのか…?
テホから聞いた「あいつ(ハ)はイナンに似てる」という発言。
ハは、ジェイへの脅迫メッセージの送信者がジュウォンではないかと推測し、カマをかけた。
うろたえるジュウォンを見て、ハは確信した。
「他に何を持っているのか知りたい」と言うハ。

その頃、生徒全員に送られてきたメール。
ジェイの婚約者、コンソングループのパク会長の長男が、出国直前に麻薬容疑で逮捕されたのだ。
みんなが驚く中、送別会会場に1台の車が。
降りてきたのはリアンとジェイ。
リアンは、婚約者が連行され、1人になったジェイを連れて空港からやって来たのだ。
婚約者の逮捕事態もリアンのリークによるものだ。
どよめく会場。
リアンはジェイとよりを戻したことをみんなの前で宣言した。
フラレて恥をかくヘラ。
ヘラが気になるウジン。
そしてリアンは「ジェイにつきまとうな」とハを牽制。
ハはジュウォンに「お前の動画、全部俺にくれ」と言った。
睨み合うハとリアン…

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Netflix韓国ドラマ「ヒエラルキー」第4話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

ヒエラルキー
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第4話:報復・欲望・ロマンス:それぞれの思い

前話はこちら↓

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ハはテホの協力で、夜中に学校に忍び込み、リアンのロッカーを開けた。
開けると、ジェイの笑顔の写真がたくさん貼られている。

父母の会の翌日。
リアン母ヘウォンはさっそく韓国を発った。
テレビ電話での母ヘウォン「昨日は未来の部下たちを見たわよね。母から息子への愛の大きさが、少しは伝わったかしら?荷が重い愛なのは分かってる。チュシンの名声だけでなく、部下とその家族まで背負うことになるんだもの。“華やかで重い王冠”をね。王座に値する人間になりなさい。道徳的に生きるの。特にスキャンダルは絶対にダメ。王の自覚を持ちなさい。またね、愛する後継者。」
呆然とするリアン。

経営戦力論、国際企業論など、財界人には必須の勉強で、リアンのスケジュールはパンパンだった。
うんざりするリアン。

リアンはウジンの自宅へ。
政治家一家のウジンの両親は、リアンを訪問を喜び、食事でもてなす。
出された普通の家庭料理に、温かみを感じると言うリアンに、「うちの親も喜ぶから、また食べに来い」と声をかけるウジン。
リアンにとって、ジェイとの時間が温かさであり安らぎだった。
それがなくなって、今は不安と虚しさでいっぱいだ。
「ジェイはこのままで不安ではないのか?」と漏らす。

ジェイ父ギヨンは、猟銃の手入れをしながら、「獲物たちの死ぬか生きるかの目つきが私をゾクゾクさせてくれる。」と不適に笑う。
「ジェイはどうだ?」と聞かれジェイが口ごもると、「“かわいそう”“気の毒だ”そうなのか?あの奨学生への感情だ。逃げる獲物を気の毒に思うのと同じ、哀れみだろう?他はありえない。」と言う。
弟ジェヒョクは「奨学生wさすが卑しい女の娘だな、奨学生と気が合うなんてw」とクスクス笑う。
父ギヨンはそんなジェヒョクをビンタ。
「調子に乗りやがって。余計な一言だと思わんか?下がれ!」と叱った。
ジェイは「同情よ。気の毒な奨学生を哀れんだだけなのに、みんなに誤解された。」と必死に言い訳。
父ギヨンは「そういう同情が何を招くか知ってるはずなのに、なぜだ?また死なせたい?」と言い、学校を辞め、ニューヨークに行かせることにした。
何も言えないジェイ。

ジェイにいちいち絡む腹違いの弟ジェヒョクは、「忘れるなよ、俺が持ってる切り札とお前がしたサインを。」と脅してくる。

翌日、ジェイはハを呼び出し、父母の会で父ギヨンが浴びせた侮辱の言葉を謝罪した。
父ギヨンは、父母の会で自己紹介をするハに対して「自己紹介をしろなどと誰が言った?」とハの耳元で牽制していたのだ。
ハ「ありがとう。僕を傷つけたことを認めて謝った人は君が初めてだ。(ニッコリ)」
ジェイ「今後は避けて。学校で何をされても相手にしちゃダメ。ほっとくの。」
ハ「まだリアンが好き?好きならどうして逃げる?何か特別な理由があるの?」
ジェイ「言ったはずよ。ただの善意を誤解するなと。」
ハ「笑顔が見たい。僕と本当に付き合わないか?不安も孤独もなくして、君を笑顔にしてあげる。(ニッコリ)」

<ジェイの記憶>
カン・イナン「不安に思うな。力を貸すよ。僕が君のそばにいる。(ニッコリ)」

ジェイは、ハとイナンが重なって見えた。
ジェイは「私は自分の意思なんか関係ない世界で生きてるの。いえ、生き残らないとダメ。1人で立てるまで。理解しなくていい。あなたの申し出は断る。」と言って立ち去った。

ウジンと恋人の担任ハン・ジス。
担任ジスは「私を愛してない?心に秘めてる女は誰なの?」とウジンに聞く。
ウジンは何も答えず、エルメスのバッグをプレゼントした。

担任ジスは、ジェイにキツめに当たる。
「カウンセリングが必要かしら?以前より神経質よね。奨学生といるのも変だし。不安そうで危なく見える。助けが必要なら言ってね。悲劇を経験した仲間だし。二度と繰り返したくないから。」と
ジェイは「エルメスバーキン…危ないのは先生では?」と言い返す。

学級委員のジュウォンは、図書室でテホと勉強していた。
ジュウォンはテホに探りをいれるような質問をしたり、「僕のようなコケと話をする君ははみんなと違う」と言ったり、さらには「ハとも仲がいい。見たんだ、一緒にいる所。僕は口が硬いから言わないよ。」と言い、顔がこわばるテホ。
ジュウォンは「それにしてもあいつ、イナンと似てる」と言い、さらにこわばるテホ。

ハの元にある動画が届く。
イナンがチャンミンたちに暴行を受けてる様子だ。
ハは、人気のないところでその動画を見ていると、ヘラに話しかけられる。
ヘラ「感謝してよね。ジェイのパパってなかなか会えないの。私のおかげで挨拶までできたでしょ。」
ハ「困らせるためだろ。僕に謝るべきじゃないのか?」
ヘラ「誤解してない?あんたがつきまとうからジェイが困ってるの。教えてあげる。あんあたみたいな奨学生がいたの。ジェイのそばに。知ってるでしょ、彼の末路を。」
ハ「リアンに殺された。」
ヘラ「リアン!?チュシンの後継者が人を殺して何の得に?あえて原因を言うなら、ジェイだと思う。彼がジェイの同情を受け入れなければ、あんな悲劇的な事故は起こらなかった。ジェイが殺したの、あの奨学生を。他人事じゃないわよ。同じ目に遭うわ。事の始まりは常に奨学生。そして不幸は私たちではなく、あんたたちに降りかかる、奨学生にね。」
ハ「なぜ忠告を?」
ヘラ「心配だからかもね。あんな悲劇は嫌なの。」
そう言って、ヘラは立ち去った。
動揺するハ。

チュシン高校では日常が続く。
ある日、ジェイの携帯にまたもや脅迫メッセージが届く。
「ニューヨークへ行くって?もっと遊びたかったのに。」
ジェイとリアンのSEX画像も添付されていた。
いったい誰が…
ジェイは居たたまれなくなり、授業中に教室を出て行ってしまう。
ハとリアンが後を追う。
リアンはハの胸ぐらを掴んで牽制した。
「父親に奨学生の彼氏がバレたじゃないか。ただでさえ不安なのに、そのせいで、どれほど不安が増して苦しいか想像もつかないだろ!?分かるはずないよな、目障りな奨学生ども。もはや迷惑じゃなくて脅威だ。ジェイと苦しめるな。」と。
リアンの腰巾着ユンソク達が現れて、「俺たちがやるから!」とリアンを止める。
ハは「僕まで同じ目に遭わせる気か?お前らが殺した奨学生みたいに。あー、リアンの前ではタブーな話題だった?」とチャラける。
するとリアンは「カン・ハ、何者だ?」と責めよった。

リアンはウジンに、ハのことを調べるように指示した。
「堂々と見せる敵意、なぜ、あんなに怖いもの知らずなのか、理由が知りたい。」と。

ジェイは、父母の会でハを巻き込んで騒ぎを起こしたヘラを許す気はなかった。
ヘラも謝る気は毛頭ない。
険悪な2人だったが、ジェイは、脅迫メールの送信者の特定結果についてせっついた。
ヘラによると、メッセージはチュシン高校から送信されているとのことだ。
ヘラはそれだけ伝えて、ジェイとの決別宣言をした。
「幼稚園の時からリアンは好きだった。でも友達であるジェイの手前、遠慮してた。リアンと付き合う。」と。
ジェイは「そうね。私よりいいかも。暗い顔ね。ぶたれるとでも思った?ぶっても足りないほどムカつくけど、もう友達じゃないしね、怒る理由はもうない。」と、こちらも決別宣言。
ヘラは帰りの車内で涙を流した。

ウジンは担任ジスに頼んでハの学籍名簿を手に入れた。
それをリアンに渡すが、特にこれといって問題はなかった。
「たかが奨学生、気にしすぎでは?」とウジン。
しかし嫌な予感が拭えないリアン。

ハは匿名で届いた動画をテホに見せる。

ジェイは父ギヨンに連れられて、父母の会で挨拶したパク会長とその長男と食事。
表向き、親同士の事業の話だが、本当は、ジェイと長男の縁談を進めるための会食だ。
長男は結婚に乗り気で、「ジェイさんが来たら僕がそばで支えます。高校卒業後すぐに婚約して大学も一緒に。こんな幸運、逃したくない。」と喜ぶ。
長男と2人で話す間も、ジェイの携帯には脅迫メッセージが届き続けていた。
「この事実を知るべき人はリアン?」
妊娠検査薬の画像が添付されている。
ジェイはパニックになり、長男の胸に向かって吐いてしまった。
怒る長男。
そして気を失い倒れるジェイ。

ジェイはその後、何日も学校を休み音信不通になった。

ヘラはジェイの弟ジェヒョクに接触
ジェイがパク会長との会食でひどい粗相をし、怒った父ギヨンによって別荘に監禁されているという情報を得た。

ハは、ヘラからの連絡を受けて、別荘にやって来た。
「力になりたい」というハに、ジェイは「無駄だから帰って」の一点張り。
ハは「死ぬほどつらいくせに1人で抱え込む気か?何があってもそばにいる。」と詰め寄る。
するとジェイは感情を抑え込むのに限界が来て「何ができるのよ!何者かに脅迫されてるの!言ってよ!どう助けてくれるのよ!」とキレる。
ハは目に涙を貯めて、「脅迫?なんで?」とさらに聞く。
ジェイは「私が殺したの…奨学生のカン・イナン」と呟いた。

ヘラはリアンの家へ行き、ジェイが今は別荘にいて、もうすぐニューヨークに行くことを告げた。
そして「外国行きは阻止できないから私と付き合おう」と申し出る。
リアンは相手にせず、書類に目を落とす。
それはハとイナンが一緒に写る写真だった。
ハとイナンが二卵性の双子であることを突き止めていた。
リアンは別荘へ急ぐ。
置いていかれたヘラは、その書類を見てしまう。

イナンを殺したと告白するジェイに、ハは弟であることを告げた…

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Netflix韓国ドラマ「ヒエラルキー」第3話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

ヒエラルキー
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第3話:ヒエラルキー:彼らの秩序

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ジェイに正体がバレたハは「君の座を奪いに来た。成績1位で卒業できた者は、留学費用も就職も援助してもらえる。今まで常に君が1位。奨学生が援助を受けたこともない。だから君に勝って援助の権利を得たい。僕には人生を左右する問題なんだ。」と笑顔で答えた。

カン・イナンとの関係を疑うジェイが見たハの身辺情報には「兄弟なし」となっていた。
しかし同じブレスレットをしている2人に謎が深まるジェイ。

翌朝、ハを迎えに来たジェイ。
ジェイの車で一緒に登校する。
車内で、ジェイはブレスレットのことを聞く。
ハは「楽団仲間でおそろいなんだ。」と答えた。
校内では、ハとジェイは手をつなぎ、いろいろな意味で学校中の注目の的となる。

ヘラはすっかりリアンの彼女気取りだったが、一度寝て以来、ずっと言い寄ってくるソヌに手を焼いていた。

リアン、ジェイ、ヘラ、ウジンだけの特別授業には、ハの席が用意された。
授業にまでハを連れてきたジェイに苛つくリアン。
ヘラはそんなリアンに、「私たちも、もっとイチャついて刺激してやろう」と提案するが、「調子に乗るな」と制止するリアン。

ジェイの彼氏となったことで、ハへの態度が一変する生徒たち。
父親がチェユル(ジェイの父の会社)の社員だというチャンミンは、自分のことを悪く言われるのを恐れ、これまでの態度を土下座をして詫びた。

ウジンの恋人の担任ハン・ジスは、ジェイがリアンと別れてハと付き合いだし、学校中の騒ぎになっている事に対し、「また事件が起きそうで心配」と言う。
ウジンは担任ジスにキスをして「何も起きないから心配するな。ハン・ジス先生。」と言った。

ハのロッカーに「リアンを刺激すると、イナンの二の舞いだぞ」と書かれたメモが入っていた。
ハはそのメモを落としてしまい、リアンに見られてしまった。
ハは「僕にメモをくれたのはお前なんだろ?」と誰かにメール。
すると「会って話そう」と返信が。

アメフトの試合で、リアンは鬱憤を晴らすかのような活躍を見せた。
そしてタッチダウン後、ジェイに見せつけるように、ヘラにキスをした。
一躍話題となったヘラは大満足の表情。

2人のキスにショックを受けたソヌはヘラに「なぜ僕と寝たんですか!」と問う。
ヘラは「ただの興味よ。かわいくて体格もいい新入生。みんな興味津々だったから私が代表で寝たの。私は期待外れだったわ。」と言い放つ。
「ひどすぎます!僕は本気なのに!ヘラさん、最低だ!」と傷ついたソヌ。

ハは、テホという生徒と会う。
助言のメモはテホによるものだった。
テホはチェユルホテルの一人息子。(婚外子
ハや死んだイナンとも親しそうだが、チュシン高校では避けていた。
婚外子であることは秘密にしてる。だから避けた、イナンもお前も。ジェイとリアンは長い付き合いだ。やめておけ。リアンをわざと刺激してるのか?」と聞くテホ。
ハは「兄さんからの電話、様子が変だった。なのに警察は単なる轢き逃げだと。証拠を集める。酒、麻薬、いじめ、兄さんを死なせたヤツらが学校でしていたことを暴く。だから協力してくれ。リアンのロッカーの暗証番号がいる。ロッカーの前でユンソクから麻薬を受け取ってた。お前ならヤツらに近づけるだろ?」と協力を求めた。
その会話の一部始終を、学級委員ジュウォンが身を潜めて聞いていた。

ジェイはリアンの家を訪ね、「ヘラを利用して何をする気か」と聞いた。
「俺が何をしようと関係ないだろ」とリアン。
そこへヘラから電話がかかってくる。
リアンはスピーカーにして、ジェイにも聞こえるようにした。
「うちへ来いよ」とヘラを誘うリアン。
うつむくジェイ。
ヘラと入れ違いになるジェイは、「悪ふざけに付き合わないで」と告げた。

ジェイは帰宅すると、またもや脅迫メールが届く。
ハとの写真と共に「また殺すの?」と。
そしてまた、カン・イナンとのあの動画が。
「他の動画も持ってる。いろいろとね。」

ジェイは父ギヨンに呼ばれる。
ビジネス上、コンソングループとの婚姻関係を結びたい父ギヨンは、まもなく開かれる父母の会(ハイクラス家族だけが参加できる)という学校行事で、コンソングループの会長にジェイを紹介すると言う。
まだ結婚などしたくないジェイは拒否しようとするが、「子供が女児だと知った時から準備してきたことだ。従いなさい。与えられた役目を果たせるように準備しておきなさい。ゴシップは絶対に許さん。」と。
財閥令嬢として、そこにジェイ自身の意思はない。

翌朝、家の前でジェイを待っていたハは、ジェイを自転車の後ろに乗せて通学。
途中、屋台でおやつを買って食べようとするが、ジェイは食べずに言った。
「やめて。勘違いして好きにならないで。また、私のせいで人を苦しめたくないから。あなたも、リアンのいじめに耐えかねて学校をやめる。だから守ってるだけよ。余計なことはしなくていい。ただの善意を誤解しないで。」と。
ハは「わかった。誤解しない。でも心配はしてもいい?危ない状態に見える。今もそうだ。表情は冷淡なのに目は違う。怯えた目だ。余計な心配じゃないぞ。表向きは彼氏だからな!彼女を気遣うのは当然だ。」と言うと、ジェイは行ってしまった。

ジェイとヘラは2人で会う。
ジェイは脅迫メール発信者の特定の進捗を聞くが、ヘラはもはや忘れており、「特定は難しい。位置情報だけでも特定するように言ってある。」と言う。
呆れるジェイ。
ヘラは「親友を裏切るなんてダメよね…何度もダメだって言ったのにリアンが聞かないの…」とひと芝居。
ジェイは「私の元彼をヘラが引き受けるのはダメ。リアンにふさわしくないしね。悪ふざけに付き合うなと言ったはずよ。二度と言わせないで。発信者追跡の件はなるべく早く対処して。」と吐き捨てるように言って立ち去った。
侮辱され、怒りが沸き起こるヘラ。

父母の会。
ハは奨学生のため参加できないが、楽団のピアノ奏者のバイトとして参加していた。

父母の会へ向かう車内で、ヘラは父ビョングンから「ジェイの一番の親友はヘラだよな?だったらヘラの力を借りても?チュシンと進めていた事業が失敗した。チェユルに打診したいが、チョン会長は格下の者とは会わないんだ。でも、ヘラがジェイに頼めば挨拶させてもらえると思う。」と頼まれた。
ジェイと同等に張り合っているつもりだったヘラ、あくまでも格下であることを叩きつけられる。

ハは会場でジェイを見かけ、気軽に声をかけるも、冷たくあしらわれてしまう。
ハ「きれいだな!」
ジェイ「私には理由があってあなたといる。きれいとか心配とか、人目がなくても言うのね。」
ハ「僕には理由なんてない。本当にきれいだし、心配だから言ってる。(ニッコリ)」
ジェイ「その笑顔を見るたびに、裏に何かを隠してるように見える。」
そう言ってジェイは立ち去った。

リアンはヘウォンと一緒に父母の会へ。
リアン「母さんが学校行事に来るなんて珍しい。」
母ヘウォン「母親の関心と愛情を息子に見せるために来たの。見える?私の深い関心と愛が。あの大勢の人達や系列会社、どんな親も与えられないあの秩序。全部授けてあげる。」
ウンザリ顔のリアン。

リアンの母ヘウォンはチュシンの代表として登壇し、乾杯の挨拶をする。
富裕層たちは、親も子も、ここは人脈を広げるチャンスなのだ。
ヘラの父ビョングンの頼みで、ヘラは嫌々ジェイに声をかける。
ジェイはビョングンに「父は多忙で。挨拶してたと伝えます。」と冷たく言い、仲を取り持つことはしなかった。
ヘラはジェイを追いかけて問い詰めると、「ヘラの頼みなんか聞きたくない」と言うジェイ。

リアン母ヘウォン【チュシン】とジェイ父ギヨン【チェユル】はライバル企業同士。
なにやら腹に一物抱えているような挨拶をしあっていると、コンソングループのパク会長がやってくる。
ヘラ父ビョングンは、中に入ろうとタイミングを計っているが失敗。
パク会長は、ジェイとリアンを見て、「両家が円を結んでチュシンとチェユルが結合したら巨大グループになるな!」と笑う。
リアン母ヘウォンとジェイ父ギヨンは、互いに遠回しに“あり得ない”という意思できっぱり。
ところが、リアンとジェイが交際してると聞き、空気が凍りつくが、「ゴシップにすぎない」と両家の親が否定。
「うちは価値観の合う家と婚姻関係を結ぶつもりです。社会貢献優先のチュシンと商業性重視のチェユルとでは価値観が違いすぎます。」とリアン母ヘウォン。
それに対して「確かに違いますよね。特に成長の可能性を考えると停滞期のチュシンと手を組む理由はありません。」とジェイ父ギヨン。
緊張感の走るバチバチのやり取り。

その輪の中に入れない自分と父ビョングン、ジェイへの憎しみに我慢がならず、ヘラは行動に出る。
ヘラは、ハを連れてその輪に入り、「ジェイの彼氏です」と紹介した。
ノブレス・オブリージュの象徴です。チュシンの誇り、奨学生!」と。
凍りつく一同。
ジェイを睨みつける父ギヨン…

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Netflix韓国ドラマ「ヒエラルキー」第2話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

ヒエラルキー
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第2話:秘密:その奥にある秘密

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朝、目を覚ましたウジン。
隣には裸の担任のハン・ジスがいる。
2人は付き合っている。

大大大豪邸に済むリアン。
母ヘウォンが3ヶ月ぶりに帰国し、帰宅。
たくさんの使用人がせわしなく働く。
母ヘウォンは登校前のリアンに話しかけるのだが、リアンが何年生なのか、リアンが元気でいたのかなど興味がない様子。
リアンは母との対話を諦めて、高級車で登校。

ジェイにキスしたことでリアンの逆鱗に触れたハは、翌日から、いじめターゲットにされた。

ハは、他の奨学生から、「死んだ奨学生カン・イナンはジェイと仲が良かった。そのためリアンからのいじめに遭い、耐えかねて車に飛び込んだ。」と聞く。

リアンは、昨夜、ハのキスを受け入れた事ついて、ジェイを問い詰める。
ジェイは「もう友達でいようと言ったはず。私が誰を好きになろうと関係ない。」ときっぱり。
リアンは「奨学生を利用してまで俺を捨てる本当の理由を必ず言わせてみせる。俺がどんな方法を取るか、よく見てろ。手段を選ばず何でもやってやる。お前が俺の元に戻るまで。」と宣言した。

リアンの腰巾着のようなユンソクは、チャンミンたち奨学生を集めて脅し、ハと喋ったり仲良くすることを禁じた。
それもハの目のいる前で。
ハはそのやりとりを聞いてバカバカしくて笑い出だすと、チャンミンに生意気だと殴られてしまった。
しかし、担任ジスは見て見ぬふり。

ハは、ジェイにキスしたことを謝る。
ジェイは、「ただのゲームだから謝らなくていい。借りたシャツのお礼として1つ忠告してあげる。退学して。リアンへの唯一の対処法は退学することだから。」と助言した。
しかし、ハは「自分でなんとかするよ。それと、ジェイでよかった。(キスを)拒否されなくてうれしかった。」と真に受けずに笑顔で答えた。
呆れるジェイ。
ジェイを選んだ理由は「一番きれいだったから」という、たったそれだけの理由で命がけの暴挙に出たハを、ヘラは「身分を超えた恋を応援するわ」とおもしろがった。

リアンは、ジェイとラブラブで幸せいっぱいだった頃を思い出していた。
ヘラはそんなリアンに、「ジェイの気を引くために、別の女と付き合えばいい」とアドバイスしながら、密着した。
リアンは、「ジェイが俺を捨てた本当の理由を調べろ」とヘラに言った。

ウジンは地下にある秘密の会員制のバーでジェイと会う。
帰国してから様子がおかしいジェイの隠し事を聞き出そうとするが、ちょうどその時、携帯が鳴り、ウジンは席を外す。
発信者の表示は“H”(担任ハン・ジス)だ。
ジェイの携帯にもメッセージが届く。
ある動画と共に「無視し続ける気なら、お前の父親にも送る。」という脅迫。
またも顔色が変わるジェイ。

<ジェイの記憶>
死んだカン・イナンとのやりとり。
イナン「これ…本当か?」
ジェイ「間違いないわ。何度も確認した。一体どうしたらいいの…?」
パニックになり涙を流して座り込むジェイ。
イナン「考えよう。」
ジェイ「必死に隠してきたのに。恐ろしい父親なの。私もママみたいに監禁だわ。殺されるかも。殺されるくらいなら自殺の方がマシ。」
イナン「方法を考えよう。協力する。」
ジェイ「すごく怖いの…」
イナンはジェイを抱きしめる。
ジェイはイナンの胸ポケットにペン型カメラを見つける。
すると男たちがやって来て、抵抗するイナンを連れて行ってしまう。

<現在>
何者かが、このペン型カメラの映像を編集し、ジェイに送りつけている。
ジェイは怯え、バーを立ち去った。

ジェイ一家は、狩猟を楽しむ。
途中、父ギヨンの携帯が鳴り、出ると、なにやら書き込みに関して話している。
ジェイはビクビクする。
それは、父ギヨンに「何かの間違いだろ?説明してくれ。母親と同じマネなんかするはずがないよな?私はお前を信じてる。答えろ!」と言って猟銃を向けられる。。という想像をしてしまうほどに。
弟ジェヒョクはそんなジェイを見てクスクス笑う。

男子ロッカールームで、ハは、リアンとユンソクが他の生徒から薬を受け取ってるのを見た。

<ハの記憶>
イナン「酒に麻薬が入ってた。死ぬかと思った!本当だ!」
ハ「兄さん落ち着けよ。高校生が麻薬なんて。」
イナン「異常なんだ!チュシン高校も中の連中も…」

<現在>
ハはチュシン高校での暴行やいじめの中心はリアンだと考え、麻薬の横行もリアンが関わってると推測する。

チャンミンたち奨学生は、「早くハを追い出さないと俺たちが殺される」と話し合っていた。
学級委員長のジュウォンが聞いてしまう。
「半殺しとか手段を選ばず。カン・イナンみたいに消すとか。どうせ1人も2人も同じだ。」と言うチャンミン

ハのクラスの学級委員長ジュウォンは、パク校長の息子だ。
ジュウォンは「母さん、イナンの死をもみ消したね?まったく記事にならないのが不思議だった。」と言ったが、パク校長はしらばっくれた。

ハは、担任ジスに、男子ロッカーに麻薬があると報告。
しかし、担任ジスは勝手にロッカーを開けることはできないと聞き入れない。
ハが「僕への暴力を黙認したこと、問題にしますよ」と言うと、渋々、応じてくれた。
ロッカーを開けると薬が出てきたが、担任ジスが言うには、抗不安薬だと。
「生徒はみんな激しい重圧を抱えてる。病院で調べてもいい。バレる前に戻すように。」と言った。
肩を落とすハ。

脅迫メッセージに怯えるジェイは、差出人を特定するため、ヘラに特定できる人物を探すように指示した。
そして「ウジンの誕生日会。動画を撮られた。誰かが持ってる。」と打ち明けると、顔がこわばるヘラ。

チュシン高校は“ヒーリングフォレスト”という研修旅行で森深いリゾートホテルに1泊する。
イクラスの生徒たちは、ハが今夜限りで追放されると噂していた。
学級委員のジュウォンは、ハに旅行の説明をしながら宿泊施設を案内してくれた。
そして「みんなと関わらずに済む活動を選べよ。」と助言。
感謝するハに「僕のあだ名はコケだ。影が薄いから。必死に影を薄くしてる。だからコケでいさせて。」と言った。

ジェイとヘラとリアンとウジンは4人でブランチ。
しかし、ジェイはリアンと気まずく、先に部屋に戻ってしまった。
ヘラは、ジェイを嫉妬させてリアンの元に戻ってこさせる作戦に、自ら“彼女役”を名乗り出た。
さらに「ジェイはハが気になるみたい」と、リアンをけしかけた。

担任ジスは、ハをみんなから遠ざけるための配慮だと、買い物に行かせる。
「私を卑怯だと思わないで。自分なりに頑張ってるの。」と担任ジス。
ハは「卑怯者やクズが多すぎて、もう気にもなりません。」と言い放った。

ハは自転車で買い物に出かけると、ジェイがタバコを買いに行こうとしていた。
ジェイはハの自転車の後ろに乗った。
その様子を見てしまたリアンとヘラ。
苛つくリアン、ほくそ笑むヘラ。

海沿いの道を、爽やかな風に包まれて自転車で走るハとジェイ。
しかし、途中で雨が降ってきて、2人はしばし雨宿り。
いつもしかめっ面のジェイだったが、子犬がやって来ると「かわいい〜」と無邪気に笑った。
ハが「かわいい。いい笑顔だ。初めて見たよ。」と言うと、しかめっ面に戻ってしまった。
ハ「かわいくて、勉強もできて、お金持ちなのに、どうして笑わないの?」
ジェイ「3歳から笑顔も涙も控えろと教わってきたから。笑顔は“ゴシップの種”、涙は“弱みを与えるのと同じ”と。」
ハ「金持ちは変わってるな〜」
ジェイ「あなたは貧乏人といじめられても常に笑顔ね。」
ハ「僕は貧乏じゃないよ?不幸だとも思ってなかった、学校を移るまでは。」
いい雰囲気になりそうな2人だったが、ジェイは雨の中歩いて行ってしまった。
急いで追いかけるハ。

ホテルに戻ると、ジェイは「服を乾かしていって」とハを自分の部屋へ誘った。

チャンミンたち奨学生は、ハを追い払う作戦会議。
「半殺しでも放火でも構わない。今日で終わらせるぞ。」と、ハの部屋の前で待ち構える。

担任ジスや他の先生たちはお酒を飲みながら「教師を執事扱いしてる。辞めたくなるわ。礼儀のレベルも高いといいのに。。」と愚痴を漏らす。

担任ジスは恋人ウジンの部屋へ行く途中、ハがジェイの部屋へ行くのを見た。

チャンミンは、ハが部屋に戻ってこないので苛立つ。

乾燥機で服が乾くまで、ハとジェイは映画を見て待つ。
ハはウトウトしてジェイの肩にもたれる。
ジェイは「あなたにキスされた時、嫌じゃなかった。」と言った。

担任ジスはウジンの部屋でワインを飲みながら、ジェイの部屋にハが入って行ったことを伝える。
ウジンはすぐにリアンに報告。
リアンは校長に電話をかけ、マスターキーを求めた。

ハは目を覚まし、ジェイに近づき、今にもキスをしそうな雰囲気。
ジェイはそんなハの手首にある、魚のモチーフのブレスレットに気がつく。
それは死んだカン・イナンが付けていたものと同じものだった。
次の瞬間、校長とリアンとウジンが鍵を開けて部屋に入ってきた。
校長に怒られ、つまみ出されるハ。

翌日、ジェイはハの身辺情報を見る。

翌日登校すると、ハの席にはハの遺影と供花が。
「どうせ退学になるのに、なんで来たの?」
「ジェイの部屋に無断侵入するなんて」
などと集中攻撃に遭う。

リアンはジェイを嫉妬させるため、ヘラの提案通り、ヘラとの偽装恋愛を決行する。
ニッコリのヘラ。

ハは、ジェイの部屋に無断侵入した件で懲罰会議にかけられる。
校長「本校はどこよりも厳格に校則を守っています。反省しない者には善処しません。」
ハには退学処分が下される。
そこへジェイがやって来て「無断ではない。用があって寄ってもらった。なので処罰はこの私に。」と言ってハを連れ出した。
そして、リアンに「いじめないで。カン・ハが好き。だから傷つけないで。」と言い放った。
怒ったリアンは「ここはチュシン高校だ。後悔するぞ。」と脅す。
ジェイは「どこだろうと関係ない。私はチョン・ジェイなの。」と言い放った。

中庭までハを連れ出したジェイは、改めて、ハにチュシン高校への編入の目的を聞いた。
「バレたか、正体が。」とつぶやくハ…

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Netflix韓国ドラマ「ヒエラルキー」第1話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

ヒエラルキー
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第1話:歓迎パーティー:真実か挑戦か

「この学校は先生も生徒もどうかしてます!もう嫌だ!ここで何もかも暴露します!」
電話の相手にそう話しながら、パニック状態で逃げ惑う男子学生カン・イナン。
建物から道に出たところで、猛スピードで走ってきた車に激突され、死んでしまった。

歴史と伝統を誇る韓国最高の名門私学チュシン高校。
講堂で始業式が行われる。
パク校長から、厳しい選考を勝ち抜いた奨学生がカン・ハが紹介される。
新しい学校生活に期待を膨らませ、溌剌と挨拶を始めるハ。
しかし、他の学生たちからは「どうせすぐ音を上げるのにまた選ぶとは。」「“貧しい子にもチャンスを”それをやめられないのよ。この学校の主、リアンの親が。」などと批判的な声が漏れ聞こえる。
すると突然、講堂の扉が開き、この学校の“キング”、キム・リアンが入ってきた。
リアンは、この学校を含むチュシングループ財閥家の御曹司だ。
生徒たちに緊張が走り、ある生徒はリアンのために素早く席を空けた。
始業式が終わり、ハは立ち上がって行こうとすると、クラスメイトに止められた。
困惑するハ。
リアンがまず最初に退室して、やっと動き出す他の生徒たち。
ハは、明るくクラスメイトに話しかけるが、「能天気だな」と言われてしまう。

英語の授業のため“スペシャルA教室”にやって来たハ。
教師から「ここは奨学生はダメよ。廊下の端の一般A教室よ。」と言われる。
ハは、一般A教室に行き、一番うしろのボロボロの席についた。

プールにて、アスリート並みの泳ぎを見せるリアン。
昼食は、高級なソファやスピーカーのある、ホテルのラウンジのような場所。
ヘラとウジンと済ませる。
ヘラは国内屈指の大手貿易会社インターナショナル・ユンの末娘。
ウジンは代々政治家一家の次男。
ウジンは彼女ができたようで、電話がかかってきて席を外す。
するとヘラは、リアンに密着して誘惑する。
「ジェイから連絡はなし?不仲が続いてるね。だったら、私が王妃様の座を奪っちゃおうかな。どう誘惑しよう。運動を頑張ったの。私の運動の成果を見てくれる?」と。
リアンは相手にしなかった。

3ヶ月ぶりにアメリカから帰国したジェイは、「みんなに話がある」と言って、日曜日の午後に、仲間たちをサーキットに呼んだ。

ジェイは、財閥チェユルグループの長女。
自宅で開かれるガーデンパーティーには政治家の夫婦が招待されている。
ジェイは父ギヨンから、服や口紅の色が「お前の生みの母みたいに品がない。」と注意される。
「ママみたいにもっと清楚に。」と言われ、「どのママのこと?継母?」と反発し、父ギヨンを怒らせる。
「チェユルグループの会長の長女らしく振る舞え!」と。
ジェイはドレス破いた。

そのパーティーでピアノを弾くバイトをしていたのはハだった。
裏で休憩していると、ジェイが現れ、タバコを吸い始めた。
ジェイはハに「シャツを貸して」と言う。
ハは戸惑いながらもシャツを脱いで渡す。
ジェイはそれを着て、さっさと行ってしまった。

サーキットに集まった、ジェイ、リアン、ヘラ、ウジン。
ジェイはリアンに賭けをしようと言う。
「3周勝負。勝者の願いを聞く。」と。
2人はレーシングスーツに着替え車に乗り込んだ。
ヘラとウジンが見守る中、レーススタート。
やりすぎではないかと不安になるほどの熱が入ったレース。
結果はジェイの勝ち。
「私の勝ち。願いを聞いて。別れよう、リアン」とジェイ。
気まずい空気を読んでその場を去るヘラとウジン。
「あんな様子は初めてだ。なにがあったんだろう。。」と。
突然のことに驚き、受け入れられないリアン。
リアン「理由は何だ!?よそよそしく接した後、黙って姿を消したかと思えば、3ヶ月ぶりに現れて“別れよう”?」
ジェイ「出会いは6歳の時。15歳の夏に私を好きだと言ってくれた。なぜ?」
リアン「別に理由なんか…」
ジェイ「だから私もないの。好きにも嫌いにも理由なんてない。これからは友達でいよう。」
一方的に言って立ち去るジェイ。

翌日。
教室にジェイの姿を見つけたハは、明るく手を振ってみる。
しかし、ジェイは無視。

ハは、授業変更の手続きのことで分からないことがあったので、クラスメイトに気軽に聞いてみた。
すると、「なんで私に聞くの?友達に聞けば?」と他のクラスメイトを指さされた。
体育の授業で、ハは何も考えずにフラッとスタンド席に座ろうとすると、クラスメイトに止められた。

ハは、先輩の奨学生であるチャンミンや他の奨学生たちに、その無知な行動を注意される。
チャンミンは、奨学生が目立った行動をしないよう指導する係のようだ。
・リアンより先に、立ち上がったり、スペシャル教室や音楽室に入ったり、スタンド席に入ってはダメ。
・フェンシングとかボートなどの特別授業は、学期ごとに4000万ウォンもかかる。
・ジェイ、ヘラ、ウジン、特にリアンみたいなハイクラスを、決して怒らせないこと。
・奨学生は紺色、ハイクラスは赤紫色とネクタイで区別される。
・リアンは曽祖父が創設者で、親族が皆この学校の卒業生。リアンの先祖のおかげで、奨学生が学べている。
・ハが入学できたのは、奨学生に欠員が出たから。理由は、忠告を無視して図に乗った奨学生をリアンが殺したから。
・奨学生は、とにかく、おとなしく過ごすこと。ハイクラスの機嫌を損ねないことが必須。
ハは、「彼らとうまくやるのが身のためってことですね。ご忠告をどうも。」と軽く聞き流した。

ハはそのままリアンの元へ行き、「挨拶が遅くなった。僕はカン・ハだ。よろしく!」とカジュアルに挨拶し、握手を求めた。
リアンは無視して立ち去る。
ヘラはおもしろがって、ハを別荘で行われる歓迎パーティーに誘った。

ハは迎えの車に乗り、パーティー会場へ。
プールのある広い庭ではクラブのように音楽が鳴り響き、学生たちが水着になったり、タバコを吸ったり、酒を飲んだり、踊り狂ったり、キスしたり。。。
呆気にとられるハ。
ヘラに呼ばれ、酒を飲むように言われる。
ハは断るのだが、周りの生徒達に「飲め飲め」と囃され、嫌々酒を飲む。
どうやら薬が入っていたようで酩酊状態でフラフラになり吐いてしまうが、なんとか気力で持ち直すハ。

パーティーに来て入るが、1人離れた所にいるジェイ。
携帯にメッセージが届く。
「ついに戻ってきたね」
「覚えてる?去年の10月27日を」
「この動画を父親に見せてみようか?」
顔色が変わるジェイ。
携帯を見て覚えていると、リアンからメッセージ。
「話がある」と呼ばれ、ジェイは室内に入って行った。
その様子をハが目で追っていた。

リアンは別れを告げられた理由は分からないが、とりあえずジェイに謝った。
しかし、ジェイは「何も悪くない。黙って受け入れて。理由は死ぬまで言わない。」と突っぱねる。

ハはゲームで、ディープキスをしたい相手を選ばされる。
ハは、お目当ての人のところまで歩き始める。

<ハの記憶>ーーーーー
ハの心の声『僕の約束を覚えてるよな、兄さん。』
兄の遺体の前で泣き崩れるハ。
ハの心の声『見つけると言ったろ?事件の犯人を。殺人犯を。』
ーーーーーーーーーーー
ハは、不審な死を遂げた兄カン・イナンの復讐のため、チュシン高校へやって来たのだ。

ハは、リアンと話しているジェイの元へ。
リアンと目が合う。
ハの心の声『こいつの罪を何もかも暴いてやる』

ハは、みんなが見ている前で、ジェイにキスをした。
驚く一同。

ハの心の声『必ず暴いてやる、僕が…』

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Netflix韓国ドラマ「The 8 Show〜極限のマネーショー〜」第8話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「The 8 Show〜極限のマネーショー〜」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第8話

前話はこちら↓

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<1階>
サーカスの団員だった1階は、難病を抱える幼い娘の治療費のため、お金が必要だった。
どうにも工面できず、極端な選択をした1階。
保険金を娘に受け取らせるため、自ら車の前に飛び出した。
寸でのところで止まった車は、ショーへ連れて行くリムジンだった。
同時にポケットの携帯が鳴り、1階はショーへ誘われた。
ーーーーーーーーーー

4階は、“不眠拷問”を受けている3階ジンスや7階や2階に、こっそりと、ある計画を打ち明ける。
「10億ウォンで部屋を交換する」という、1階が立てていた壮大な計画だ。
3人は、その計画に賛同した。
兎にも角にも、8階の持っている銃を奪う必要がある。
そのためにはもう一人必要。
次に4階は、非人道的な行為に加担することで、やや鬱状態にある5階を説得し始める。

<5階>
稼ぎもあり、評判のいい皮膚科医である夫は、いつも妻である5階をバカにしていて、ある日浮気をした。
5階はストレス解消にホストクラブへ。
そこで出会った男性にハマってしまい、5階はお金を騙し取られた。
自宅と夫のビル担保にしていたため、夫から訴えられ、財産と呼べるものは一切合切失った。
ーーーーーーーーーー

4階は誠心誠意5階を説得。
1階にとっての10億の意味、精神的な拷問に苦しむみんなのこと、より悲観的に盛って。
5階は計画に賛同した。
5階は、「ただし、1つ条件がある」と、4階に耳打ちした。

作戦開始日
4階は8階をゴルフに誘い出し、広場へ連れてくる。
その隙に、5階が、7階と3階ジンスと2階と1階の拘束を解き、救い出す作戦だったのだが、8階が飼っている犬が、5階の動きに気づいて吠えまくり、駆け出してしまった。
8階は犬を追いかけ、5階たちは見つかってしまう。

<4階>
駐車場の案内係をしていた4階。
元々、アイドルを目指していたのだが、叶わず。
偶然遭遇した同級生にバカにされ、悔しい思いをしていた。
ーーーーーーーーーー

4階はゴルフクラブで8階を思いっきり殴る。
気絶して倒れた8階と犬は軟禁、6階は腰を痛めていて動けず。
無事、4人は拷問から解かれ、涙を流す。

5階は計画に参加する条件を、ここで果たす。
5階は、6階の部屋へ行き、医療用メスや麻酔薬や止血剤や包帯などを購入した。

<6階>
かつてプロ野球選手だった6階は、違法賭博に手を出し、球界を追放された。
中古車販売店で働くが、店長からバカにされて暴行し、落ちぶれてしまう。
ーーーーーーーーーー

5階は6階のズボンを脱がし、6階の股間をチョッキンと去勢した。
これが5階の出した計画参加への条件、“復讐”だった。

ジンスが、部屋の交換の代金は8階の賞金を使おうと提案するが、1階は自分の賞金を使うと覚悟が決まっていた。
部屋の交換は以下の通り。
4階→8階
8階→4階
1階→6階
他の4人は現状のまま。

いよいよ1階のインターホンで部屋の交換を注文。
すると昇降機に手紙が届いた。
“ショーの進行中は賞金で部屋を交換できます。各部屋の価格は以下の通り。
1階は100億ウォン
2階は200億ウォン
3階は300億ウォン
4階は500億ウォン
5階は800億ウォン
6階は1300億ウォン
7階は2100億ウォン
8階は3400億ウォン”
1階が初日に聞いた10億ウォンとは、“部屋交換の方法を知るための値段”だったのだ。
各階の賞金額の差と各部屋の価格は、フィボナッチ数列による単なる演出だと思っていたが、それは、自然の秩序と選択であり、神が見下ろす世界の黄金比だったのだ。
買う方法はあっても、買うことができないのが現実。

計画失敗に終わった1階は、賢い7階にすがりつく。

<7階>
かつて売れっ子映画監督だった7階は、現実を突きつけるような「没落」というタイトルの脚本を書いた。
しかし、出資会社の代表は「客は観てて単純に楽しく面白いものに金を使う。そういうものだけを与えればいいんだ。賢そうなのに何も分かってないんだな。」と7階の脚本を却下した。
ーーーーーーーーーー

みんなに助けを求められても、どうしていいか分からず放心状態の7階。
結局、部屋を変えることなんてできないわけで、「弄ばれているんだ!」と怒りをあらわにする2階。

<2階>
救助隊だった2階。
ある日、過剰労働から居眠り運転をし、金持ちの車と事故を起こした人物を救助。
病院に運ばれ、手術を急ぐ状態だったが、その人物は無保険で貧乏だった。
そこで2階は、救助しただけの、見ず知らずの赤の他人の保証人となり、手術費も示談金も工面することを申し出た。
ーーーーーーーーーー

正義感の強い2階は、自分たちのお金で1階を損額を埋めてあげようと提案する。
しかし、1階はそれを拒否。
銃を手に取り、全員を拘束。
その様子を見て、ケラケラ笑う8階。
無常にも増え続ける時間。

<8階>
かつては有名なパフォーマンスアーティストだった8階。
すっかり落ち目になり、自腹の展覧会で借金まみれ。
奇抜でお騒がせなパフォーマンスを行い、人々から白い目で見られ通報される。
ーーーーーーーーーー

1階は全員を拘束して椅子に座らせ、広場で大道芸を披露する。
それは、高所で行う、大変危険な綱渡り。
当然ながら事故が起こり、天井の照明器具が地面に落ち、火災が発生。
1階は炎の中に転落、火だるまになる1階。
みんなは、なんとか助け出したいのだが、拘束されていて動けない。
そんな中、ジンスや7階や2階が何とか拘束を解き、炎の中から1階を救出する。
しかし、全身に大火傷を負った1階。
ショーを終わらせ、早く1階を病院に連れていかなければ死んでしまう。
しかし、無常にも大きく増える時間。
この事態が楽しくて仕方がなく、涙目になって笑う8階。
力づくで必死に扉をこじ開けようとする2階。
監視カメラに向かってショーの終了を必死に訴える7階。
なんとか救い出そうと必死に1階の心臓マッサージをする5階。
ジンスは、この状況を主催者に見せなければ時間は増えないのではないかと考え、監視カメラを銃で撃ち壊す。
2階も手伝い、広場にある全ての監視カメラを壊した。
すると、電光掲示板の時間は00:00:00:00を表示、ようやく扉が開きショーが終わった。
しかし時すでに遅し。
どん底の人生だったから、上に行きたかった。私ごときが欲張ってはいけないのに。娘に謝りたい…ごめんなさい…すみません…」と言い残し、1階は死んでしまった。
「お涙頂戴のラストだけど、悪くないわ…」と涙を流す8階。
ジンスは扉を出て、赤いカーテンの向こうへ。
そこは、スポットライトが眩しいステージの上。
スピーカーから、拍手歓声の音声が流される。
ステージの下には赤い封筒が。
「おめでとうございます。賞金は口座に振り込まれます。」
とある。
スクリーンには“THE END”の文字が映し出された。

8人が解散してから2ヶ月半後。
1階の死を目の当たりにしたショックと、莫大な賞金、有り余る時間を手に入れたジンスは、腑抜けてしまい無気力状態に。
さらに精神的な拷問を受けた体は、何よりも睡眠を欲し、際限なく眠り続けた。
何度も夢を見たせいか、本当にあんな所に行き、彼らと出会ったのか、あの時間は実在したのか信じられなかった。
しかし通帳には確かに15億3143万5500ウォン。
そのうちに、壊したカメラ代を賞金から相殺した主催者、残忍な上階の人々のことも、1回の死も、記憶から消えていった。
でも、これだけは覚えておかなければいけない。
ジンスは有り余る金を使って、大きな野外広告を出した。
“1階さんの葬儀を執り行います。9月21日ソンサン斎場”と。
彼を記憶していたい。
喪主ジンスによって行われた葬儀には、2階、4階、5階が来て、ジンスは3人と再会。
ジンスは1階の家族を見つけており、妻に会ったことを報告。
妻によると、
「夫は海外で働いている。
夫の同僚が、夫に頼まれたものを届けてくれた。
それは、一生食うに困らない額が入金されている通帳だった。
その同僚は30代男性。
口調が堅く、メガネをかけていた。とのこと。
みんな、それが7階だと分かった。
斎場に大きな花輪が届いた。
送り主は6階だった。
パフォーマーの8階は、掘削機で美術館を破壊し、損害賠償金の支払いで全財産を失い、逮捕されていた。

ジンスたちは、お互いのことを聞くことなく、そこで別れた。
ジンス「1階さん、いくら成功を追い求めても無駄では?こんな世の中じゃ…」


7階はプロデューサーに脚本を渡す。
プロデューサーは大絶賛。
そのタイトルは『The 8 Show』。
プロデューサーが、ラストに上層階チームが現れないことに触れる。
「人生に失敗した方が、観客にはしっくりくるかと。」と言う7階。
プロデューサーが「シーズン2も作ろうよ!」と言う。
7階は「はい。」と答えた。

<終>

Netflix韓国ドラマ「The 8 Show〜極限のマネーショー〜」第7話/全話 あらすじ【ネタバレあり】


「The 8 Show〜極限のマネーショー〜」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第7話

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<5階>
サングラスをかけ、ハイブランドのバックを持ち、きれいめなファッションに身を包んだ5階。
恐る恐る劇場に入る。
サングラスを外し、説明文を読み困惑。
部屋に入り、着てきた服をきれいに畳んで昇降機に入れた。
ーーーーーーーーーー

5階は6階の拘束を解いてしまった。
自由になった上層階チームは反撃を開始。
下層階チームを拘束し、殴る蹴るの暴行を加える。
大はしゃぎの8階。
6階は、爪を剥いだ犯人をあぶり出すために、銃と銃弾を購入し、下層階チームにロシアンルーレットを始める。
銃弾を1つ入れ、6階は「犯人は誰だ?」と言って、答えなければ足を撃つ。
7階が撃たれてしまった。
ジンスはひらめき、「犯人を知る方法を知ってる!監視カメラの映像を買えばいい!」と叫んだ。
6階と8階は、8階へ行き、映像を注文、8階のモニタ画面に映像が映る。
犯人は1階だった。
「どうしても6階のやったことが許せなかった。ヤツらは私たちを使って稼いだ。だからやってもいいでしょ?どうしていつも私たちばっかり…。終わらせたくないんです。私はどうしても戻れないんです。酷い目に遭っても少しでも長くここにいたかったから…すみません…」と泣く1階。

ブチギレた6階は「1階を殺してショーを終わらせてやる!」と息巻いて8階の部屋から飛び出した。
すると、8階が、6階を電気銃で撃った。
6階は階段から転げ落ちる。
8階は「6階は極端すぎ」と言って、6階が落とした銃を拾った。

8階は、広場で縛られている5階の元へ行き口に貼られているガムテープを剥がす。
裏切った6階への怒りを募らせている5階。
8階は「復讐しておいた。腰が折れてる。生きるのも大変。誰も死なせてはいけません。絶対に。約束できます?」と言った。

銃と共に覇権を握った8階。
ビッグイベントの連続で増え続ける時間。
8階は天を仰ぎ、「私、ここが大好き!これこそ芸術では?もっと面白くなるわ。楽しみ。」と恍惚の表情。

8階は、足を撃たれた7階の手当を5階にさせ、階段から転げ落ちた6階を部屋に移させた。
そして1人ずつ縛り上げ、各部屋に監禁。
各部屋の監視カメラの映像を買い、みんなが苦しむ姿を見ながら自慰行為をした。
しかし、もっと刺激がほしくなる。
汗も血も流した。
殴って焼いて撃ち抜いて。
扇動して欺き、裏切って奪う。
騙し騙され、また出し抜く。
人が人にできることはやり尽くした。
「刺激の果ては何でしょう?昨日悩んだの。心から楽しんでもらえるものとは?初めて目にするものとは?ケガはさせません。ショーは続けないと。」

ということで、新たなるイベント“不眠拷問”が始まった。
もはや、ショーのためではなく、刺激自体が目的になった。
1階、2階、3階、7階は、手足を縛られ、顔に拷問危惧を装着され、目を閉じることができなくなる。
4階は、食事を与えたりテープを貼り直したりする係。
5階は、彼らが死なないように生態管理の維持の係。

死なずに永遠に苦しむように…。
5階は、拷問をされているわけではないが、非人道的なこの状況に苦しむ。

8階は彼らの苦しむ様子を見て、恍惚の表情。
感情が爆発して涙を流し、この感情を表現するために大きな絵を描き、芸術作品を制作した。
8階は満足したのか、その後高級バッグや犬を購入。
太鼓持ちの侍女のように8階につきまとう4階だったが、やってられないと感じる。

1階の世話をしながら、4階は「自分のことを人間だと思わず、“いちプレーヤー”だと考えることで、やりすごしている。このショーに人生を懸けたから。」と語る。
1階はそんな4階に「もっと稼げる方法がある。4階が8階になる方法がある。」と話を持ちかける。

<1階>
白塗りのメイクで劇場に入った1階。
1のカード取り、狭い1階の部屋に入る。
しばし考えを巡らし、インターホンで「もしかして、部屋を交換することもできますか?」と聞いた。
すると、部屋の交換は10億ウォンと表示された。
ーーーーーーーーーー

後日、1階がみんなに打ち明けた目標金額である“きっかり10億ウォン”とは、この、部屋を交換するための金額だったのだ…

Netflix韓国ドラマ「The 8 Show〜極限のマネーショー〜」第6話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「The 8 Show〜極限のマネーショー〜」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第6話

前話はこちら↓

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<2階>
グリップを握り握力を鍛えながら、劇場に最後に到着した2階。
残っている2のカードを取り、中へ。
鍛え抜かれた体を持つ2階は、部屋で常に体を鍛えていた。
ーーーーーーーーーー

6階を倒したことで形成が逆転。
8階、6階、4階は縛られ、拘束された。
1階は、積もりに積もった怒りを6階にぶつけ、殴りまくった。
しかし、8階には手を下せず、号泣する。

7階も軽く拘束したが、謝罪の言葉を聞き、葛藤の末に開放した。
開放された7階は人知れず涙を拭った。

この騒動によって、広場の電光掲示板の時間はかなり増え、190時間となる。
喜ばしいことなんだが、下層階チームは勝った気がしない。
時間は増えたが、1分単位の金額は上層階チームの方が高いため、彼らの方が稼いだことになるからだ。
下層階チームの革命は、膨大な時間の報酬で終局。

上層階チームは拘束されたまま各部屋に幽閉され、その部屋は、全室終日開放出入り自由な共有ルームとした。

下層階チームは、8階に届くお弁当を好きに食べ、8階の賞金を使って買い物をした。
焼酎を作ってみたり、ラーメンを食べる想像をして笑い合ったりした。
すると2階が、「もう終わりにしよう」と言う。
あんなに酷いことをした上層階チームを拘束したはいいが、結局、攻撃や復讐など何もできずにいる下層階チーム。
「人の道を外れずに、ここから出よう。まともな心で帰れる最後のチャンスだ。」と言う2階。
さらに、1階の目標額に足りない分は、2階が補填すると申し出た。
一同は、残り時間が尽きたら、ショーを終えることに決めた。
上層階チームの拘束は解きはしないが、食事を与え、下の世話をし、この決定に従わせた。
下層階チームは、特段何も起こらない、穏やかな日常を過ごし続けた。
そして、いよいよ最後の夜。
お互いに労をねぎらい合い、別れを告げて、各自の部屋へ戻った。

ショー開始から55日目
想定賞金額
8階:256億6609万ウォン
7階:163億1996万ウォン
6階:100億5393万ウォン
5階:62億1228万ウォン
4階:38億9034万ウォン
3階:23億3354万ウォン
2階:15億3362万ウォン
1階:7億6689万ウォン

ところが…
翌朝、広場の電光掲示板の時間は0になるどころか、37時間も増えていた。
誰かが何かをして、時間を稼いだことは間違いない。
上層階チームは拘束されているし、何かをした形跡はない。
下層階チームは、ショーを終えることを満場一致で決定した。
いったい誰が…
時間はどんどん増える。

翌日もまた時間が増えた。
4階から悲鳴が聞こえ、みんなで駆けつけると、4階は歯が抜かれ、口から血を流していた。
「起きたらこうなっていたと」言う4階。
時間が増えた理由がこれだとしたら、昨日にも被害者がいるはず。
ジンスは、気づきにくい所に被害を負っている人がいるのではないかと考え、6階の靴を脱がしてみる。
すると爪が剥がされていた。

犯人は身動きが取れる下層階チームの誰か…?
下層階チームの誰かが、まだショーを続けたがっているのか…?

下層階チームはお互いを疑い始め、不穏な空気に。
2階は、全員を部屋に閉じ込め、ショーを強制終了させようとする。

5階は、拘束されている上層階チームの世話を続けており、同情から胸を痛め始め、2階に相談するが、聞き入れてもらえない。
階段に座り込んで落ち込んでいると、8階と4階が、2階によって拘束を解かれたと言って、部屋から出てきた。
5階は6階の様子を見に行く。
6階は拘束されたままだった。
5階「2階が来た?2階が4階と8階を開放したの。2人とも自由になって外にでてますよ。」
6階「さっき来た。ほどいてやるから戻るまで待ってろと言われた。」
5階「やっぱり!2階は優しいわ!」
6階「お願いだ!これ、ほどいてくれないか?どうせほどくんだし。」
5階「2階が戻るまではダメよ。」
6階「実は、怖いんだ。2階に殺されかけた。本当だ!俺を殺そうとした!2階が犯人だ。爪を剥がし、殴って出ていった。2階は俺のことが嫌いだろ?このままだと殺される!2階は俺を殺しに戻ってくるんだよ!怖くてたまらない…」
5階「2階はそんな人ではないわ!私が2階と話してみるから!」
6階「俺が何をされたか知らないだろ!爪だけじゃなくもっとひどい仕打ちをされた!俺はあいつが許せない!次はもう死ぬしかない!」
5階は、泣きじゃくる6階を熱く抱きしめる。
6階「頼む!行かないでくれ!そばにいてくれ!」
5階「どうしたらいいか、分からないの。」
6階「腕をほどいてくれ、抱きたい。」

困惑する5階…

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Netflix韓国ドラマ「The 8 Show〜極限のマネーショー〜」第5話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「The 8 Show〜極限のマネーショー〜」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第5話

前話はこちら↓

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<6階>
アメリカンドッグを片手に劇場に到着したガラの悪い6階。
アメリカンドッグをそこらへんに捨てて、6のカードを取ってカーテンの中へ。
部屋に入り、ユニフォームに着替え、枕を1つ注文し、いびきをかいて眠り始める。
ーーーーーーーーーー

スタンガンで倒れた7階は、8階に運ばれていた。
そこには8階、6階、4階がいた。
6階は、意識が戻った7階に、こちらの味方になるように説得。
6階は電気銃を持っており、「金持ちになりたければ大人しくしてろ」と言って、下階の各部屋のインターホンを壊して回った。
広場のインターホンにも鍵をかけ、共有時間での購入ができなくなった。

上層階チーム
8階・7階・6階・4階

下層階チーム
5階・3階・2階・1階

2つの派閥が出来上がり、上層階チームの支配が始まる。
下層階チームだけが労働し、現在の160時間を維持させなければいけない。
拒否した場合は食事なし。
労働とは…
ゲームを行い、時間を稼ぐとコインが支給される。
水と弁当は各1枚。
共有時間で購入したものもコインで買える。
3時間稼ぐと1枚もらえる。
弁当と水を得るには、1人2コインが必要。
6時間稼げば問題なく過ごせる。

「階数が役割を決め、皆さんは労働の階にいる。」と言い放つ7階。

ゲームが始まる。
ジンスがクジを引いて“かくれんぼ”に決まった。
下層階チームの4人は、目、舌、腕、足の中から1つを選ばされ、それぞれ選んだ部位が縛られハンデが課される。
鬼は6階、4人は隠れる。
アウトになるのは見つかった時ではなく、6階に殴られた時。

かくれんぼスタート。
腕を縛られた1階、足を縛られた5階、目を覆われた2階と、3人が続々と見つかり、6階に殴られまくる。
大はしゃぎの8階。
エスカレートする6階の暴力にみかねて、7階が抑止する。
3人が見つかったのでかくれんぼは終了。

最後まで残った3階ジンスが勝利となり、残り3人が罰を受ける。
ジンスは目隠しをして10回周り、バットを振る。
その周りには、顔をテープでぐるぐる巻にされた残りの3人が座っている。
この罰で24時間稼げなければ、次に罰ゲームとなる。
ジンスのバットは1階にぶち当たった。
広場の電光掲示板の時間は26時間増えた。
褒美にコイン9枚が支給される。
しかし、9枚のコインをかけて、次なる試練が。
それぞれ希望枚数を紙に書き、4人の書いた数が合計9以上なら全没収となる。
得た9枚のコインのうち、自分は何枚欲しいのかを書くわけだ。
例えば、全員が2枚と書けば全員に行き渡るが、1枚あまってもったいないことになる。
例えば、全員が欲張って3枚と書けば、9を超えてしまうので全没収。
4人は暗黙で、そのバランスを取らねばならない。
結果、7となり、ジンスが1枚、あとは2枚ずつ支給された。
ジンスは水しか飲めなかった。

翌日のゲームは“20の扉”。
8階が、頭の中で、ある事柄を決め、それが何なのか4人で20回質問をしていく間に答えを当てたる。

20の扉スタート。
4人は質問を重ね、2階が正解を導き出し勝者となった。
罰ゲームは昨日と同じ。
勝者2階は目隠しをして10回周り、バットを振る。
その周りには、顔をテープでぐるぐる巻にされた残りの3人が座っている。
2階のバットはジンスに当たった。

やられ続けると、互いを傷つけ合って1日を耐え抜くことが当然に思えてくる。
数日が過ぎ、悲劇は起こった。
ゲームの後、コインの希望枚数申告で、全没収となってしまった。
飢えと渇きは慢性で、不快と非衛生は日常となった4人に、もう悪化する余地もない。
希望がないと気づき、諦めた。
諦めは、持てる者にとって恐るべき存在となる。
4人は団結し抗議の態度を示す。
ところが、言う事を聞けばコイン10枚与えると言われ、5階が服従してしまった。
ジンスは、誰かが死ねば、このショーを終えられる考えていたが、次第に自分が死にたいと思うようになる。
部屋で絶望中のジンスは、ふと、ズボンのお尻のあたりにメモが入っていることに気がつく。
多芸多才の1階が、魔法を使い忍ばせた1枚のメモが、ジンスを覚醒させた。

ある日のゲーム中、1階が「腹が痛い」と言い出す。
これは作戦開始の合図だ。
7階は6階から鍵を受け取り、腹痛の薬を共同購入した。

翌朝、1階が部屋の中で「腹が痛い!助けて!」と叫び、ドアをドンドンと叩く。
何事かと、みんなが1階に集まり、バットを持った6階が中の様子を見る。
横たわる1階。
すると、中で待ち構えていたジンスと2階が6階に襲いかかる。
狭い1階の部屋で揉み合いとなるが、うまく6階を押さえきれずに、電気銃が向けられ、ジンスたちはピンチに。
すると次の瞬間、7階が「殴れーーー!」と叫んだ。
7階は、6階の持っている電気銃から、こっそり電池を抜いてくれていた。
完治した拳を振り上げ、2階が思いっきり殴りかかる!
倒れる6階…

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Netflix韓国ドラマ「The 8 Show〜極限のマネーショー〜」第4話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「The 8 Show〜極限のマネーショー〜」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第4話

前話はこちら↓

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<4階>
一番最初に劇場に到着した、素朴で若い女性の4階。
最初8のカードを取ったが、思い直して4を取った。
4階は寝袋やランプを注文。
付箋も注文し、“3度の食事をしっかり取るように。1日3回決意すれば人生は変わる。”と書いて壁に貼り「ファイト!」と自分を鼓舞した。
ーーーーーーーーーー

トイレ部屋にされた腹いせに、8階は、お弁当と水をみんなに与えず、3日か過ぎた。
8階は部屋から出てこず、誰からの申し出にも対応しなかった。
他の7人は命の危機。
しかし、広場の電光掲示板の時間は増えていた。
主催者は、この状況を楽しんでいるようだ。
飢餓状態で限界に達したジンスは、トイレ部屋を引き受けた。
「隠し芸が一番ヘタだった自分が申し出なければいけなかったのに、卑怯者だった。申し訳ない。」と。
すると、4階もトイレ部屋を引き受けると申し出た。
「3階と同じくらい隠し芸がヘタだった。8階への票固めまでした。」と。
ジンスと4階は手を取り、涙を流し、8階に謝罪しに行こうとした。
すると7階が、「感情的なアプローチは違う」と言い、自分が謝罪に行くと申し出た。

8階は、7階の謝罪に応じた。
お詫びに、広場で洋服の共同購入を認め、みんな、8階のご機嫌取りに必死になる。

折半を約束した4階だったが、結局、排便袋のすべてが3階のジンスに下りてきた。
1階と2階は自分で処理すると言ってくれた。

8階の発案で、みんなで王様ゲームをすることに。
その中で、8階が王様となり、6階と2階がガチのケンカをすることになった。
女性とはいえ、圧倒的強さで優勢に立つ2階だったが、隠し芸の瓦割りをした時のケガが発端で、形勢は逆転。
6階は2階をボッコボコに殴りまくり、2階を半殺しにした。
8階は面白がっていて止めないので、他のみんなが6階を止めた。
広場の電光掲示板の時間は50時間ほど増えた。
主催者はこの状況を楽しんでいるようだ。

顔は酷く腫れ上がり、手をケガした2階を、看護師経験のある5階が、泣きながら手当てする。
さすがにやりすぎだし、王様ゲームのルールの改善が求められた。
4階の提案で、王様の命令は拒否できるが、代わりに罰ゲームを受けることになった。
罰ゲームはスタンガンに決定。

王様ゲーム再開。
またまた8階が王様となり、ジンスが5階の胸を触ることに。
しかし、ジンスはそれを拒み、スタンガンを選んだ。
失神&失禁したジンス。
広場の電光掲示板の時間は60時間ほど増えた。

王様ゲーム2日目
4階が王様となり、コインの表裏を当て、ハズレは罰ゲームのスタンガン。
スタンガンの被害者は2階。
同じように失神&失禁。
広場の電光掲示板の時間は2日間と大幅に増えた。

開始から30日が経過。
ジンスは王様ゲームを“強制ピカチュウ体験”と呼び始めた。
王様ゲーム3日目
またまた8階が王様で、ジンスと2階がビンタ合戦することに。
このゲームは人を不愉快にし、人間関係を断絶させ、敵意ばかりが募る。
スタンガン被害者は今回もジンス。
同じように失神&失禁。

その夜、1階と2階がジンスの部屋を訪ねてきた。
1階は、「この王様ゲーム八百長だと確信した。」と言う。
3人はその事実を7階に報告した。

広場では4階が王様ゲームのクジに細工をしていた。
それを7階に見つかる。
7階は、「下階の人たちが八百長に気づいているので、明日はフェアにやるように。」と警告した。

王様ゲーム4日目
王様は1階になり、7階と8階がコインの表裏を当てる。
8階が罰ゲームとなった。
ジンスたちは待望の8階の罰ゲームに期待を膨らませる。
7階が8階にスタンガンを向ける。
すると、寸でのところで6階が7階を蹴り倒し、罰ゲームの邪魔をした。
そして、6階はそのまま7階にスタンガンを当てる、7階は失神&失禁した…

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Netflix韓国ドラマ「The 8 Show〜極限のマネーショー〜」第3話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「The 8 Show〜極限のマネーショー〜」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第3話

前話はこちら↓

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<7階>
劇場に足を踏み入れた7階は、メガネをかけて黒のスーツにビシッとキマった髪型。
7のカード取り、カーテンの中へ。
広場に入り、一つ一つ確認するように、慎重に7階の部屋へ向かう。
部屋に入り、着替えて、賞金の増え方のルールに気付く。
ボールペンを注文し、物価が100倍であることに気付く。
机、椅子、ライト、ノート、タバコや灰皿を注文し、分かったことを書き留める。
室内の監視カメラが14台もあることから、放送中ではないかと考えた。
ーーーーーーーーーー

7階によると、「最初は、我々が右往左往する様子や金額の違いに驚く様子、階段走りを正解だと思って必死に走る様子を面白がっていたが、次第に飽き、時間が増えなくなった。ところが、4階のてんかん発作の際に起こった騒動を面白がったため時間が大幅に増えた。」ということだ。
時間延長のためには、なにか見せ場が必要なのではないかと。
そこでジンスは自分の部屋の監視カメラに向かって、YouTuberのようなことを始めた。
しかし、全然おもしろくないので、まったく増えなかった。

7階は3階ジンスに親しみを感じ、タバコを吸うために部屋に誘った。
7階はこの建物の構造やショーの仕組みを分析し、紙に書いて壁にズラっと貼っていた。
主催者が求める“真の娯楽”とは何なのか。
ジンスは“笑い”ではないかと言う。
では、“笑い”に飽きたらその先は?
答えは出ないので、ひとまず“真の娯楽=笑い”の方向でやってみることにする。

みんなを集めて話し合い、プロレス、バラエティ番組、コント、恋愛バラエティなど、いろいろな案が出るが、一旦、それぞの隠し芸を披露してみることになった。
まずは7階が先陣を切り、鼻でリコーダーを吹く。
あまりにもバカバカしい芸だったが、7階は自分を犠牲にし、関心を“笑い”に向けた。
その結果、広場の電光掲示板に表示される時間が、24時間も増えた。
試行錯誤の末、裏ルール:主催者が楽しめば時間延長 をゲットした。

次に7階は、このショーをいつまで続けるのかを、みんなに問いかける。
「十分に稼げた」と感じる額は人それぞれだし、そもそも、全員の1分単位の額も違う。
5階の提案によって、その落とし所は、一番額の少ない1階に決めてもらうことに。
1階は、きっかり10億ウォンと言った。
1階が10億ウォン貯めるには、約75日(2ヶ月半)必要。
となると
2階は20億
3階ジンスは30億
4階は50億
5階は80億
6階は130億
7階は210億
8階は340億
稼げることになる。

それぞれ隠し芸披露に必要な道具を共同購入
芸のないジンスは困り果てていた。

5階は人並みのカラオケで+10時間
6階は力自慢の瓦割りで+15時間
2階は6階に対抗心を燃やし瓦割りと蹴りで+17時間
4階はヘタクソなヨーデルと愛嬌で+1時間55分
3階ジンスはヘロヘロなダンスで+18分
1階はピエロになって見事な大道芸で+30時間

残るは8階なのだが、特技はセックスだという。
8階は6階を部屋に誘い、芸を披露して+69時間
合計約120時間をゲットした。

時間延長方法が階段走りではないことが分かった今、体力で劣ってしまう1階が肩身を狭くする必要がなくなった。
そこで1階は、排便袋の収集係をやめたいと申し出た。
話し合いの結果、トイレ部屋を投票で決めることに。
みんなそれぞれ誰に投票するか1日考えることになった。

ジンスと7階はジンスの部屋でタバコを吸いながら話す。
自分になるかもしれないと怯えるジンスだったが、“割れ窓理論”でジンスは選ばれないだろうと言う7階。
そこへ4階がやって来て、トイレ部屋を8階にしてはどうかと提案する。
「広いし最上階で夜中に昇降機の音はしなくなるし、何より一番稼いでいる。財産を持っている人は社会的な責任を負うべき。1階にやらせるのは人して酷いこと。」と。
4階はこの提案を持って、人々を抱き込もうと動いていた。

6階は7階を呼び出し、トイレ部屋は3階にするべきだと提案した。
「クズみたいな隠し芸だったから」と。
7階は「そうします」と答えた。

階段、隠し芸に続く、時間延長コンテンツ第3弾
“あなたのトイレに1票を”
無記名投票の結果、8階に決まった。
その結果、広場の電光掲示板に表示される時間が、24時間も増えた。
7階はジンスに投票していた。

トイレ部屋に決定した8階だったが、いざ、4階がトイレに行こうと8階にカードキーを借りようとすると、それを拒否した。
少し時間が経てば受け入れるだろうと、みんなそう思っていたが、甘かった。

その日、8階から下りてきたお弁当や水は、すべて空っぽになっていた…

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Netflix韓国ドラマ「The 8 Show〜極限のマネーショー〜」第2話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「The 8 Show〜極限のマネーショー〜」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第2話

前話はこちら↓

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<8階>
イヤホンでヘヴィメタの音楽を聴きながらリムジンで劇場に到着した8階。
白いドレスにハイヒールで着飾っており、まるで花嫁のような出で立ち。
リゾートのような広場に入るやいなや、駆け出してプールに飛び込む。
しかし、プールは偽物であるため、床にぶつかり鼻血を出す。
8階の広い部屋に入り、ユニフォームに着替え、着ていたドレスに火をつけて昇降機へ。
「楽しみ〜」とはしゃぐ8階。
電光掲示板の賞金額は340,000とある。
8階は、全身鏡、シルクのスリップ、マットレス、布団、簡易トイレを注文し、賞金額が0になった。
しかし1分経過と共に340,000となった。
たくさんあるお弁当を全部開け、欲しい物だけを掻い摘んで食べた。
ペットボトルの水は、浴槽に入れて、入浴に使った。
なんとも豪華な時間を過ごす8階。
ーーーーーーーーーー

参加者全員で8階の部屋へやって来た。
みんな、その部屋の広さと、賞金額の違いに呆然。
どうやら階数によって賞金額が違うようだ。
全員の部屋を見てみると、階下に行けば行くほど狭くなり、賞金額は以下の通り。

8階は毎分34万ウォンで日給4億8960万ウォン

7階は毎分21万ウォンで日給3億240万ウォン
6階は毎分13万ウォンで日給1億8720万ウォン
5階は毎分8万ウォンで日給1億1520万ウォン
4階は毎分5万ウォンで日給7200万ウォン
3階ジンスは毎分3万ウォンで日給4320万ウォン
2階は毎分2万ウォンで日給2880万ウォン
1階は毎分1万ウォンで日給1440万ウォン

この増え方は、黄金比であるフィボナッチ数列だ。
一番豪華な8階が、無邪気に楽しむ姿に腹を立てる一同。
しかし、階数は自分自身で選んだカードによるものなので、文句を言っても仕方がない。
“可能な限りショーを続け、最大の金額を得る”という目標は全員共通。

忘れていたが食料問題。
8階にまとめてあるお弁当を、何個ずつ昇降機で階下に下ろすのか。
もし、上階の人が複数個取れば、当然ながら下階の人には回ってこない。
そこで7階の提案。
まず、12個のお弁当を、1人1個ずつ取っていく。
1階であまった4個は、食べ足りない人が1階に来て分け合う。
みんなが譲り、残りを分け合うから損をする人はいない。
自然と信頼関係が築ける、とてもフェアな仕組みだった。

ふと広場を見ると、8階が、勝手に時間を使い、たくさんのドレスを共同購入していた。
8階の身勝手な行動のため制限時間が減ってしまったことに腹を立てる一同。
8階はドレスに着替えてはしゃぎ、「時間は増やせばいい」と無邪気に答える。
「時間を増やすには、階段を踏めばいい」という8階。
刻一刻となくなっていく時間。
とにかくみんなで階段を必死に上り下りした結果、電光掲示板は24:00:00:00に戻った。
裏ルール:階段を走ると時間延長

7階は、「主催者の望みは内輪揉め。外部からの攻撃は協力で耐えさせる。しかし、内部の崩壊は修復不能だ。」とジフンに語った。

1日が終わり、各自部屋で思い思いに過ごす。

翌日からは、全員で階段走り。
外階段を1階から8階まで必死に走る。
どんどん腹が減り、大勢が1階に集まった。
ボロボロになったが、つらいのは体だけだった。

しかし、運動量の割りに食料が少ないため、次第に食料への不満が出てくる。
そこで、8人を2組に分けて、1日おきに階段走りをすることにした。
あまった4つのお弁当は働いた組に与え、1日2食に。
“明日は休み”が人々に希望を与える、画期的なアイディアだった。

ところが、片足が不自由で、当然ながら運動量が少ない1階への当たりが強くなる。
1階は、障害があるため、みんなに迷惑をかけることがつらく、自分にできることを考えた。
結果、1階は自分の部屋を排泄物置き場にすることを申し出た。
全員の排便袋を、昇降機を使って1階に下ろさせ、自ら“環境整備員”となった。
各自が役割を果たすと社会には安定が訪れる。

広場の電光掲示板をチェックしていた7階によると、その時間の増え方やタイミングに疑問と不安をいだいていた。
8階は嫌になって階段走りをやめてしまう。
2階はそんな身勝手な8階に怒った。
「高額を稼いでいるんだから他人の何倍も頑張るべきだ」と。
それに対して8階は「下階の人たちがもっと働くべきだ。持ち金をケチって共有の時間を使って買い物をしてる。上階の人たちは多く払ってるのだから。」と。
8階の言ってることは正しかった。
2階の1時間は120万ウォン
8階の1時間は2040万ウォン
広場で時間を使って何かを買う場合、同じ1時間でも、上階と下階ではその価値が違うのだ。
8階はおバカなのかと思いきや、なかなか鋭いと感じるジンス。
言い争いしてる場合じゃない。
とにかく走らなければと、全員で階段走りを再開。
時間ギリギリまで走り続け、1日を終えた。

翌朝、電光掲示板の時間は増えてなかった。
慌ててみんなで走る中、4階がてんかん発作で倒れた。
看護師経験のある5階が迅速に対処し、2階が薬を共同購入しようとする。
すると、6階が「死にはしない!薬を買って残り時間を使い切ったら終了だぞ!」と非人道的な態度で2階を力づくで止める。
6階と2階は揉み合いのケンカになり、他のみんなで6階を押さえつける。
その隙に、ジンスが殴られながらもインターホンで薬を注文した。
離れたとことから見ていた8階が爆笑している。
電光掲示板の時間が大幅に増えたのだ。
時間が増える基準は階段走りではなく、「何者かが、見ていて面白いかどうか」だと言う7階。
昇降機が開き、薬が届いた…

Netflix韓国ドラマ「The 8 Show〜極限のマネーショー〜」第1話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「The 8 Show〜極限のマネーショー〜」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第1話


9億ウォンの借金で首が回らなくなったペ・ジンス。
追い詰められ、今まさに漢江へ飛び込んで自殺しようとしていた。
するとその時、ポケットの携帯が鳴る。
見ると、「こんにちは」のメッセージと共に、口座に100万ウォンが振り込まれていた。
さらに、「あなたが捨てた」のメッセージと共に100万、「時間を」のメッセージと共に100万、「買いたいです」のメッセージと共に100万が追加で振り込まれた。
ジンスの口座には合計400万ウォンが振り込まれる。
「あなたが捨てた時間を買いたい」?
さらに、「興味があれば」のメッセージと共に100万、「ご乗車を」のメッセージと共に100万が追加で振り込まれる。
「興味があればご乗車を」??
ジンスの口座には合計600万ウォンが振り込まれる。
よく分からない事態に呆然としているジンスの目の前に、白いリムジンが止まった。
ジンスは誘われるままにリムジンに乗った。
市の職員による自殺防止の活動なのか?
運転手に話しかけるも何の返事もない。
そうこうしてる間にリムジンは、ある建物の前に止まった。
恐る恐る降りるジンス。
レッドカーペットを歩き、着いた先は誰もいない劇場。
舞台の上には、現金2000万ウォン、赤い封筒、8枚のカードが置いてある。
封筒を開け、手紙を読む。

The 8 Showへようこそ。
ショーに必要なのは、スキルや知識ではなく、あなたが捨てようとした時間だけです。
参加者には部屋と食事が提供され、時間が経つと賞金が貯まります。
所定の時間が尽きるとショーは終了し、参加者が1人でも死亡した場合は、時間に関係なく即終了。
安全に細心の注意を払ってください。
参加しない方は、車代を持ってお帰り下さい。
参加する方は数字カードを1枚選び、カーテンの中へお入り下さい


どっきりカメラ?
誰がこんなことを?
生活に戻っても、バイトと返済に明け暮れる毎日…
ジンスは、心の中で葛藤し、困惑しながらも参加することにした。
そして3のカードを取り、カーテンの中へ。

カーテンの中は階段が続き、上りきるとそこには広場が。
そこには、プールやビーチベッドや売店などがあり、リゾートのような雰囲気。
すると、入り口は閉められ、開かなくなった。
誰もいない。
電光掲示板には24:00:00:00と表示されている。
そびえ立つ8階建ての建物には外階段が。
ジンスは外階段を上り、カードと同じ3階へやって来た。
ドアに3のカードを差し込むと、ピッという音と共にドアが開いた。
部屋に入ると、中は殺風景で狭く、窓のようなモニタ画面といくつもの監視カメラがあり、壁には昇降機が設置されている。
すると、昇降機の扉が開き、中にはルールブックと着替えと靴が置いてある。
ルールブックを読む。

・参加者は、衣服とすべての所持品を預け、支給されたユニホームに着替えてください。
・賞金は電光掲示板で確認でき、飲食物を除き、何でもインターホンで購入可能。
・費用は賞金から別途の物価で減算。
・室内のものは外に持ち出せません。
・部屋の外で使うものは広場で購入する。
・0時から8時までは部屋で過ごすこと。
・カメラを覆うな。
・違反時は賞金の半額を減算。
・ショーは0時開始です。

現在の時刻は11:59だった。
ジンスはあわてて着替える。
すると、部屋の電光掲示板が30,000を表示。
少し経つと60,000になった。
また少し経つと90,000になった。
1分が経過するごとに3万ウォン稼いでることになる。
喜びが隠しきれないジンスはガッツポーズ。
56分後には1,710,000になった。
つまり時給は180万ウォン、日給にすると4000万ウォン以上!
ジンスは人生最高の選択をした自分を褒めた。
ルールブックに滞在期間は書かれていないが、ジンスの借金は半月ちょっとで完済できることになる。
ふと気がつくと部屋にはトイレがない。
室温も低く寒い。
ジンスはインターホンでカイロと毛布を注文。
電光掲示板に1,100,000と表示され、高すぎるためあわててキャンセル。
どうやら、ここでの物価は外の100倍。
ジンス「なるほど、劣悪な状況下で節約するんだな。誰だか知らんが、人選を誤ったな。俺はプロの庶民だぞ。」
ジンスは古新聞紙1kgと中古ダンボール2つと空のペットボトルを注文。
最低限のもので、その日は眠りについた。

翌朝。
電光掲示板の賞金は14,190,000となっていた。
目覚めて、“時は金なり”を実感するジンス。
すると部屋の外から女性の声が聞こえる。
「出てきて顔合わせをしませんか?」と。
集まった人は8人、このショーの参加者だ。
彼ら話し合い、名前ではなく階数で呼び合うことになった。

8階:女性
7階:男性
6階:男性
5階:女性
4階:女性
3階:ジンス
2階:女性
1階:男性(片足が不自由)

広場にある電光掲示板の数字が増えていた。
広場にあるリゾート風のものはすべてが偽物だった。
そしてトイレもない。
広場にあるインターホンで何かを購入をすると、電光掲示板の時間が減ることが分かった。
つまり、部屋で購入すると各自の賞金が減り、広場で購入すると時間が減るのだ。
さらに、部屋よりも広場で購入した方が価格が安いことが分かった。
8人で話し合った結果、
・バケツ(トイレ用)
・トイレットペーパー
・生理ナプキン、
・ゴミ袋
・喫煙者のためのタバコ
を購入し、トイレ問題は解決。

次の問題は食料だ。
8階が「お弁当12個、水12本が部屋の昇降機に届いた。お弁当は一口ずつ食べて残し、水はお風呂に使った。」と言う。
8階の非常識な行動に一同驚き、キレそうになるが、部屋のものは外に持ち出せないルールに気がつく。
7階の発案で、昇降機を使って8階からお弁当を下ろすことになった。
しかし、8人で12個の弁当をどう分けるか。
万が一、上層階に誰かが多く取ったら下層階に回って来ず、不利になる。
どうしたものか。。
とりあえず、全員で8階に行き、お弁当を確認することに。
8階にやって来た。
全員その部屋の広さと豪華さに驚いた。
家具や浴槽まであるのだ。
さらに、電光掲示板を見ると、1分で数十万増えた。
つまり、1分につき増える額は、階によって違うことが分かる。
8階の日給5億ウォンだった…

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