もくもくぅと韓ドラ

ドラマや映画のあらすじを詳細に、ネタバレありです。

Netflix韓国ドラマ「Mr.プランクトン」第3話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「Mr.プランクトン」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第3話

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com

<いつかの過去>ーー
雨の中、便利家としての仕事でバイクを飛ばしていた時、ヘジョは車と事故を起こした。
車から下りて来た男は、ヘジョを見て「スンヒョク…」とつぶやいた。
ヘジョの父親ヨンジョだった。
車には妻と娘が乗っている。
ヨンジョは息子だと気付きながらも、よそよそしく自分の名刺を渡した。
名刺には“アイ・アム・ユア・ファーザー代表理事”と書いてあった。
ヘジョも父だと気付きながらも、「ヘジョです!殺し以外は何でもやります!行方不明・迷子・家出、こういう家族を捜すのはやってません!」と言って、便利家の名刺を渡した。
父ヨンジョは去って行った。
ヘジョは腕にケガを負い血が出ていた。
そんなヘジョの手を握り、傘を差し出したのジェミだった。
ーーーーーーーーーーー

オ・マンスの店の1室に泊めてもらっているヘジョとジェミ。
眠っているヘジョは夢にうなされいた。
ジェミは、その隙に逃げようとしていたが、足を止め、ヘジョの手を握った。
目を覚ましたヘジョは、そのままジェミを抱きかかえ、キスをするのか…?という、いい雰囲気に。
しかし、目を閉じてうっとりしてる間に、ジェミは手首を拘束されてしまったw

ヘジョは、DNA鑑定をする闇業者を呼び寄せ、父親候補1人目のオ・マンスの髪の毛を出した。

マンスの店では、夜中、3人の息子たちが何やら揉めていてた。
マンスの店の権利を巡って言い争っているのだ。
ヘジョはそれを目撃し、様子を伺う。
次第に取っ組み合いのケンカに発展し、その醜さに呆れるヘジョ。
まったく“親思いのいい息子たち”ではなかった。

部屋では、ジェミは1人で拘束を解こうと苦戦していた。
とにかく力いっぱい引っ張って拘束が解けたのだが、その勢いで思いっきり体ごと吹っ飛ぶ。
飛んだ先には、部屋に戻ってきたヘジョがいて、爆笑されてしまったw
ジェミ「拉致監禁で逮捕されるよ!」
ヘジョ「いいさ、どうせおしまいだ。」
ジェミ「死にたいの?義母が黙ってない!彼女の人脈を使えば、あんたなんかすぐ捕まる!人間文化財なのよ!」
ヘジョ「お前は人間文化財を騙してるから売国奴だ。閉経のことを隠して文化財の富を我が物にする。だから売国奴だな。」
ジェミ「売国奴でもかまわない。自分が幸せなら。愛のチカラを信じてる。」
ヘジョ「バカだな。人の気持ちなんて変わるもの。知ってるはず。」
ジェミ「私の勝手でしょ。あんたに関係ない。」
ヘジョ「関係ある。お前は俺を愛してたけど、今は殺したいほど憎いだろ?」
ジェミ「あんたと彼は違う。それにフッたのはそっちでしょ!」
ヘジョ「お前が去ったんだ。振り返りもせず。」
ジェミ「あんたが行けと言った!引き止めると思ってた!!」
本当は別れたくなかったことを匂わせる発言をしてしまったジェミは、恥ずかしくて布団に潜った。

<いつかの過去>ーー
事故のあと、父ヨンジョが去ってしまい、雨の中呆然と立ち尽くすヘジョ。
血が滴る手を握り、傘を差し出し、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたのはジェミ。
さらに、ジェミはハンカチで手当てをしてくれた。
ジェミは、立ち尽くすヘジョの背中を見て、「抱きしめてあげたい」と思った。
その後、ヘジョはジェミを捜し出し、幼稚園のおやつ配膳の仕事をしていたジェミの元にやって来た。
ヘジョは「付き合おう。面白そう(ジェミ)だから。」と言った。
ジェミは「私はとく笑う人が好き。1日3回以上笑わせてあげる。つまらなくても笑ってね。」と言った。
そして2人は交際を始める。
ーーーーーーーーーーー

翌朝
フンの家では、フンがジェミを捜しに出かけたと大騒ぎ。
しかし、母ホジャはすべてお見通し。
オ家の男たちは女に惚れたら理性を失う。
それは“婚前前の夜の営み禁止”という御法度があるほどに。
フンにもその血が流れていると言うホジャ。
しかし、フンは御法度を破り、2ヶ月しか交際してないジェミを妊娠させたわけだ。
当然、おもしろくないホジャ。

フンはジェミのメッセージを頼りに、南原に来ていた。
警察署で事情を話し、自身が描いたヘジョのモンタージュを渡した。
しかし、それはツボだのシワだの、人捜しには役に立たない情報が書き込んである。
フンは韓医師だった。
フンは警察官たちに、ジェミへの深い愛を語り、「純潔を守ったのにあの男が彼女を盗んだ!」と怒りをあらわにした。
警察官たちは「愛の逃避行ではないか」と、まともに聞いてくれなかったw
フンは、汗だくになりながら、南原の町でジェミの“捜し人チラシ”を配布しまくり、壁にも貼りまくる。
その1枚が風に乗って、ジェミのいる地域に舞い落ちる。

ヘジョに怒りを募らせるワンジャ組の組長チルソンも南原にやって来た。
久々の地方出張に浮かれる子分たち。
その助手席には、ボコボコにやられ拘束されているギホがいた。

ヘジョは、ジェミの赤い婚礼用の靴を屋根の上にぶん投げる。
ジェミにとって、フンからもらった思い入れのある大事な靴だ。
「隠すなんて幼稚なことはやめて」と怒るジェミ。
「犬が持っていったんだ。あとで捜そう。」と誤魔化すヘジョ。

マンスの店で朝食をごちそうになっている時、息子たちが父マンスの許可なく勝手にコソコソ店を売ろうとしているのを見たヘジョ。
息子たちは、昨夜のように醜い取り分争いを始めた。
ヘジョはそこに名乗りを上げる。
「俺にも取り分があるかも。俺はお宅の父親が外で種まきをしてできた子だ。家族なら等しく分けると言ってたでしょ?家も店も売って金に換えた後、親は老人ホームに入れるとか、でしょ!?」と、マンスに聞こえるようにわざと大きな声で言った。
三男がヘジョを殴ったのをきっかけに大乱闘に。

店の買い手だった男は呆れて帰ろうとすると、車のフロントガラスにチラシが乗っていた。
見ると、それはフンが配布しているジェミの“捜し人”のチラシだった。

連絡を受けたフンはジェミの元へ走り出す。

ヘジョが、息子たちを打ちのめしたところ、マンスは怒り、ヘジョに塩をぶっかけ、「このクズ野郎め!」と言って睨みつけた。
ヘジョは息子たちによって店の外に投げ出される。
ヘジョは最後に、マンスに「騙されれてますよ」と伝える。
マンスは「騙したのはそっちだろ。夫婦で詐欺を?まったく…。息子たちの魂胆を私が知らないと思うか?騙されてやってるんだ。人の家のことに他人が首を突っ込むな!何様のつもりだ!」と怒った。
その時、ヘジョの携帯が鳴り、DNA鑑定の結果が届いた。
マンスとは親子ではなかった。
「まったくの他人なのにでしゃばってしまった…チクショウ…」とぼやくヘジョ。
ジェミは「どっか悪いの?イカれてる。どうかしてる。」と呆れる。
ヘジョは「行こう」と言って車に向かうが、ジェミは動こうとしない。
そうこうしているうちに、ヘジョは、道の向こうにフンの姿を見つけた。
ヘジョはジェミを車に担ぎ込み、急いで車を発進させた。
道路を行き交う車のせいで、フンは間に合わなかった。
「フンさん!!!」と叫び、大暴れするジェミ。

時同じくして、ワンジャ組組長チルソンも店に到着。
しかし、すでにヘジョはおらず。
チルソンは刃物を持って、「ヘジョを出せ!」とマンス一家に凄むが、マンスは腸詰めを振り回して応戦。
その時、ヘジョと3兄弟のケンカの通報を受けた警察が、タイミング良く店にやって来た。
その隙に、フンはパトカーを盗み、ジェミを追いかけた。

フンがパトカーを盗んで南原を逃走中であることが、母ホジャの耳に入る。
怒ったホジャは、“ジョン”という人物に電話をかけ、帰国するよう命じた。

パトカーのフンは、ついにヘジョの車に追いついた。
ヘジョは窓を開けてあげた。
ジェミは窓から「フンさーーーん!」と叫び、助けを求めた。
「助けるから危ないことはしないで!絶対に諦めない!愛してるー!」と叫ぶフン。
このドラマティックな2人に、笑ってしまうヘジョ。
ヘジョはスピードを上げ、パトカーのフンを突き放す。
食らいつくフン。
カーチェイスの末、ヘジョの車は道を外れ、川沿いの土手を落ちるギリギリ寸前で止まった。
ところが、フンのパトカーが勢い余ってヘジョの車にドン!
ヘジョの車は土手の下へ落下。
ヘジョは頭から血を流すが大事には至らず。
ジェミは助手席の足元にお尻がハマってしまったがケガはない。
ヘジョはムカついて、「半殺しにしてやる」と言って、車を下りた。
フンはパトカーにあったテーザー銃を構えていた。
ところが、銃は不発で、間違って自分に撃ってしまった。
ビリビリ感電し、失神するフン。
それを見たジェミは、ヘジョに向かって激しく怒る。
「クズ野郎!死ね!」とボカスカ殴る。
すると、ヘジョは目眩がして意識が遠のき、鼻血を出して倒れてしまった。
フンがパトカーを盗んだため、警察が追ってここまでやって来た。
2人とも倒れてしまったうえ、迫りくるパ警察。
この状況に困惑するジェミ。

南原警察署の留置所に入れられたワンジャ組組長チルソンたち。
そこには、同時にフンも入れられていたが、母ホジャが手を回し、フンは留置所を出ることができた。

ヘジョは草むらで目を覚ました。
ジェミは行ってしまったのかと肩を落とす。
しかし、少し離れた川べりに、ジェミの姿を見つけたヘジョは笑顔を取り戻す。
ジェミは、警察から隠すため、意識のないヘジョを草むらに移動させていたのだ。
ジェミは「元いた場所に戻る」と行って立ち去ろうとするが、ヘジョは「行くな、行かせない」と言って、腕を掴んでジェミを止める。
ジェミは「なら殺して。じゃないとあんたを殺す。どっちかが死ねば、二度と関わらずに済むから。私を行かせないなら、殺せないなら、私を幸せにしてよ!それかあんたが先に死んで!」と泣きながら訴えた。
ヘジョは、ジェミの腕をしっかりと掴んだまま「OK。そうしよう。幸せになれ。俺が死ぬ。だけど死ぬまでは離さない。俺のものだ。」と言って、ジェミを力強く引き寄せた…

Netflix韓国ドラマ「Mr.プランクトン」第2話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「Mr.プランクトン」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第2話

前話はこちら↓

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<1991年>ーー
とても裕福な夫婦がいました。
ある日、夫に精巣ガンが見つかる。
ガンはともかく、子供が欲しかった2人は大ショック。
そして、抗がん剤治療を始める前に、精子凍結を決断。
ガンを治すより、子供が欲しいという思いが強かった。
そして、ガン治療を終えた2年後、凍結しておいた精子で人工授精を実施。
奇跡的に念願の息子を授かった。
父親は息子を溺愛し、息子はすくすくと育ち、幸せに暮らしていた。
8年が経ったある日、病院から連絡が。
病院の手違いで、夫の精子(139番)ではなく他人の精子(137番)を使ってしまったというのだ。
つまり、見知らぬ男の種で子供と作ってしまったというわけだ。
母は取り乱し、父は息子をシカトするようになってしまう。
息子は大混乱に陥り、耐えられなくなって家出した。
ーーーーーーーーーー

ヘジョは、病院の患者たちにこの話を聞かせ、
「誤って人を殺した者は過失致死罪となるが、誤って人を誕生させた者は処罰されない。
ミスをした病院は廃業すべき!それが、まさにここ(子供愛不妊クリニック)です!」と暴露。
「俺はこの病院のミスで生まれた男、クソッタレ137番の精子、それがこの俺」と言って、不敵に笑う。
ヘジョは院長室へ行き、バットを振りかざし、罪を償えと迫った。
そして、本当の父親である137番の精子ドナーの情報開示を求めた。
ヘジョは、頭の爆弾(脳血管奇形)が爆発して死ぬまで間、本当の父親捜しをすることに決めたのだった。

そして、ヘジョは元カノであるジェミの結婚式に潜入。
一緒に父親捜しをするため、ジェミを連れ去ろうと試みた。
ところが、新郎であるフンに見つかってしまい、「同じ施設で育った実の兄的存在です」と誤魔化した。
フンは疑うどころか、ヘジョを笑顔で歓迎した。
「ジェミにとって兄のような存在なら、僕にとっても義兄です!」と。
フンは気が良く、一途にジェミのすべてを愛しているようだった。
ジェミもフンを愛しており、絶対に結婚するんだと言い切った。
それでも諦めないヘジョは、帰る素振りを見せかけた、ジェミを担いだ。
ジェミは抵抗するが、頭をぶつけて気絶。
ヘジョの車に乗せられて、連れ去られる。

身重の花嫁に逃げられ、結婚式は中止に。
フンの母親であるホジャは、
「前代未聞の失態だ」
「出自がものを言うとはまさにこのこと」
「身寄りのない女を跡継ぎの嫁に迎えるなんてとんでもないこと」
「フンは嫁に来てから20年ぶりにやっと授かった子であろう?さらにフンの子まで消えた」「女が家を取り仕切るとろくなころがない」
と、親族からこれでもかと言うほどに責め立てられる。
黙って聞いていたホジャはブチギレる。
「食べる米がなくなり、庭の木まで売り飛ばしていたこの家を、ここまで盛り立てたのは誰のおかげか!私だ!オ家17代当主の妻、ポム・ホジャ!今回のことは私の息子の問題なので口出しは無用。」と言い切った。

ジェミがいなくなってしまい、落ち込んでベソかいているフン。
母ホジャは「母さんが何とかする」と慰め、フンの来ている婚礼衣装を脱がせる。
すると、ホジャの義妹が、ジェミが変な男にさらわれるのを見たと証言した。

ヘジョは、父親の可能性のある人物5人を、1人1人当たっていく。
1人目は全羅道 南原に住むオ・マンス68歳。
息子が3人おり、妻は亡くなっている。

その頃、便利家の事務所にはワンジャ組組長チルソンが来ており、ヘジョのパシリであるギホはボコボコにされていた。
チルソンはヤンヒと金を奪ったヘジョに怒りと憎しみを募らせており、ヘジョの事務所を突き止め、その復讐にやって来たのだ。
チルソンは、ギホを脅してヘジョに電話をかけさせた。
ヘジョは居場所は言わなかったが、「結婚式でさらった女と一緒にいる」と言った。
それを聞いたチルソンは、てっきりヤンヒのことだと勘違いしてブチギレ。
ギホにヘジョを見つけるように命令した。

ジェミは、ヘジョが電話してる隙に、車から逃走。
田舎道をダッシュし、田んぼに逃げた。
しかし、敢え無くヘジョに捕まってしまう。
ジェミは「放して!あんたなんか殺してやる!なんで私の人生をめちゃくちゃにするのよ!面白くないって私を捨てたくせに!今さら何なのよ!この最低男!!何もかも終わった…あんたのせいで台無し…私の人生に不幸の影が付き纏うのも、この年で閉経したのも、全部イカれたあんあのせい…」と泣き叫び、タガが外れたように、これまでの苦しみを吐き出した。
ヘジョはそんなジェミを抱きしめ、「俺が死んで償うよ。だからもう泣くな。」と、背中をトントンして宥めた。

落ち着いたジェミは、田んぼで泥だらけになってしまった花嫁衣装を脱いで川で洗った。
そこでフンを思い出す。

<ジェミの記憶>ーー
結婚式の前、妊娠してないことが義母ホジャにバレる前に逃げ出そうとしたジェミ。
門を出るところで、フンに見つかってしまった。
ジェミは、この状況をなんとか誤魔化すため、フンに抱きついて、「緊張して眠れないの!夜風に当たって落ち着こうと思って。」と言った。
フンは、「結婚式の前にジェミにしたいことがある」と言って、ジェミの足にぴったりサイズの花嫁衣装の靴をプレゼント。
ジェミは、フンの愛の深さを知り、家族ができるってこういう感じなのかと感動した。
フンは「子供をたくさん生んでギネス世界記録に挑戦しよう」と言った。
胸が痛むジェミ。
ーーーーーーーーーー

ヘジョはジェミを助手席に乗せ、1人目の父親候補オ・マンスに会いに行く。
道中、ヘジョは、ジェミに、どうして結婚や閉経のことを知っているのか理由を話した。
ジェミは「ザマ見ろでしょ。いい妻になれても、いい母にはなれない。」と言った。
これは別れ際、ヘジョに言われた言葉だった。

ガソリンスタンドで、トイレに行くフリをして逃走を図るジェミ。
しかし、またも敢え無くヘジョに捕まる。
「3年も付き合うと、行動が読めちゃうな。」とヘジョ。

フンは居ても立ってもいられず、車でジェミを捜しに行こうとするが、母ホジャの命令で行くことができず。
母ホジャに怯えきるフン。
ホジャは部下に命じて、町から出て行った車の追跡をさせていた。
「捕まえたら生かしちゃおかない」と、ヘジョに恨みを募らせる。

ヘジョとジェミは、田んぼで服が汚れてしまったので、服を買うことに。
ジェミは店主にこっそり携帯を借り、試着室でフンに電話し留守電を残した。
「フンさん、私は南原へ向かってます。待ってます。愛してる。」と。

しばらく後になって留守電に気付き、それを聞いたフンは奮い立った。
母に怯えていたはダメだ!愛する妻を助けるため、自分で決断し行動するのだ!
ヘジョへの怒りを胸に、フンは車に乗って南原へ向かった。

ヘジョとジェミは、1人目の父親候補オ・マンスの運営するスンデスープ店に到着。
マンスは気のいいおじさんだった。
昨年、脳卒中で倒れ、片足に麻痺が残る。
3人の息子たちは、そんな父を心配して店を手伝っている。
親思いの、いい息子たちだった。
ヘジョはどさくさ紛れにマンスの髪の毛を拝借。
さらに、「財布を忘れた…」とか「飲酒運転できないしな…」とか言って、ちゃっかりここに泊めてもらうことに。
マンスに1部屋借りて、布団を並べて眠るヘジョとジェミ。
ヘジョが眠ってる隙に逃げ出そうとするジェミだったが、ヘジョが夢にうなされて汗をかき、「行くな、行かないでくれ」と泣き声のような寝言を言っているのを見て、逃げるのを止め、ヘジョの手を握った…

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Netflix韓国ドラマ「Mr.プランクトン」第1話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「Mr.プランクトン」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Netflix

第1話

<いつかの未来>ーー
あたり一面真っ白な雪山で、鼻血を出して倒れるヘジョ。
自身の命の終わりを感じる。
そこへ、叫びながら必死に走ってくるジェミ。
薄れゆく意識の中でジェミの姿を認識し、「俺は生きていたい」とつぶやき、涙を流す。
ーーーーーーーーーー

荒んだ再開発予定地区で、便利“家”を営むヘジョ。
この辺一帯は取り壊しが決まっているのだが、居座る住人が多数。
ヘジョもその1人。
水槽から死んだ熱帯魚をすくい上げ、トイレに流し、生き残った2匹に「死ぬ時は一緒に死ねよ」と声をかける。
いつまでも居座るヘジョに退去を促すため、部屋へ押し入ってきた大家のボンスク。
ヘジョはソファの中に身を隠してやり過ごし、ヘジョのパシリであるギホがお相手をする。
ボンスクは「ヘジョに一緒に暮らそうって言っておいて。」と伝言を残し、ブツクサ言いながら立ち去った。
ヘジョにとってボンスクは、母親であり姉であり友達であり恋人であり金ヅルであり雇い主であり大家であり、とにかく恩人なのだ。
便利家としての引き受ける仕事の基準は、ヘジョが「面白い」と感じるかどうか。
迷子や家出人捜しはやらない。
見失った子供を捜すのは親の仕事、子供が家出したならその意思を尊重すべし、という持論を展開。
手軽で儲けもいいので引き受けるべきだと主張するギホだが、聞く耳持たず。
今回は「いじめの加害者への復讐」依頼に反応したヘジョ。
実はギホは、ヘジョが断った人捜しの依頼を、裏でこっそり引き受けて稼いでいた。

そんな中、突然、ヤンヒという女性とその用心棒が部屋に押し入ってきた。
ヘジョは用心棒によって水槽ごとふっとばされ、水槽は粉々、熱帯魚は瀕死状態。
ヤンヒは「結婚式会場から私をさらって」と依頼した。
ヤンヒは、ワンジャ組というヤクザの親分と結婚することになっている。
ヘジョは「面白い」と言って引き受けた。
ギホは猛反対するが、ヘジョは聞く耳持たず。

3日後に、500年続く宗家へと嫁ぐことが決まっているジェミ。
お腹には8週目を迎える赤ちゃんがいると言う。

ヤンヒとワンジャ組組長チルソンの結婚式。
ワンジャ組の関係者が続々と集まり、盛大なガーデンウェディングが行われる。

同じ頃、ヤンヒの用心棒は、組の事務所で札束や金の延べ棒をスーツケースに押し込み、運び出そうとしていた。
用心棒にはギホが同行しており、今回の作戦を聞かれ、「無計画!」と答える。
「無計画なのに、なぜかうまくいく。
“まったく予測不能なヤツ”
“行き先を決めないヤツ”
“その日さえ楽しければいい”
それがヘジョだし、そういうヤツは誰にも止められない。」と。

ヘジョがなかなか現れず、ソワソワ不安になる花嫁ヤンヒ。
すると結婚式会場に、突如、バイクに乗った男が派手に乱入。
ヘジョだった。
余興だと思い、みんなが拍手する中、ヘジョはヘルメットを取って花嫁ヤンヒの前に立つ。
「結婚をやめろ。愛してる。諦めきれないんだ!」と涙目で言い、ヘルメットで思いっきり組長をぶん殴った。
失神する組長。
ヘジョはその隙にヤンヒをバイクに乗せて連れ去った。
バイクを飛ばして逃亡する中、ヤンヒは雄叫びを上げて喜ぶ。
「あんたみたいなイカれ男は初めて!仲間に入れたい!一緒に逃げない?最高!!」と。
しかし、途中でヘジョは目眩を起こし、事故を起こしてしまった。

病院に運ばれたヘジョは夢を見ていた。

<ヘジョの夢>ーー
両親を追いかけて砂浜を走る少年。
母は無視し、父は「赤の他人だろ。俺の子じゃない。ついてくるな。関わりたくない。」と言い放つ。
少年は「僕は誰なの!」と泣き叫ぶ。
両親は振り返ることなく立ち去ってしまう。
ーーーーーー

ヘジョは脳震盪だった。
ヤンヒはかすり傷で済み、すでに空港へと逃亡していた。
ヘジョはギホと一緒に、さっさと病院から立ち去ろうとするが、医師から呼び止められる。
検査結果、ヘジョの脳には14個もの脳血管の奇形が見つかった。
血流障害が起き、脳に酸素が行かなくなり、脳圧も上昇し、終いには爆発してしまうと言うのだ。
非常に珍しい疾患で手術はできず、余命3ヶ月を宣告された。
血管奇形の多くは遺伝であると聞き、皮肉にも、親はいないのに理不尽な遺伝だけ受け継いだことに冷笑した。

産婦人科で検診を受けるジェミ。
医師から早期閉経と告げられ、ショックを受けパニック状態に。
「お腹の中に8週目の子供がいるべきなのに…」と茫然自失。
実は、結婚を実現させるため、夫になるフンと相談し、義母に妊娠しているとウソをついていたのだ。
今後、妊娠する可能性はないに等しい。

ヘジョは病院でジェミの姿を見かけて追いかける。
ジェミは病院内の葬儀場へ行き、人目を気にせず思いっきり泣いていた。
子だくさんの他所のお母さんに「1人でいいから赤ちゃんをください!宗家の嫁が閉経したなんてありえない!!」と泣き喚く。
ヘジョはその様子をずっと見つめていた。
雨の中とぼとぼ歩くジェミに、顔も見せずに傘を渡して立ち去るヘジョ。
ジェミはヘジョの元カノだった。
かつて2人は、親がいない者同士深く愛し合った。
しかし、“親がいない分、愛情いっぱいのママになるのが夢”のジェミと、“親の愛を知らない人間は子供に恨みを教えてしまうため子を持つことは無理”と言うヘジョは、考え方に違いからケンカが絶えなくなり、ついには別れてしまったのだ。

ワンジャ組組長チルソンは、事務所の金庫からお金や金の延べ棒が盗まれ、怒り狂う。
ヤンヒと金を奪った男(ヘジョ)に怒りを募らせる。

ヘジョは大家のボンスクの部屋へ。
「頭に14個の爆弾がある。なんで不憫はヤツほど不幸になるんだ?貧乏人はよく病気になる。でも、介抱してくれる家族がいない。家族がいないから孤独で、孤独だから人を遠ざける。…どん底だな…」と冷笑した。
ボンスクはビールを飲みながら、話半分で聞いていた。

「韓国の伝統料理をグローバル・ブランドにした匠であり、オ家17代当主の妻であるポム・ホジャ女史」であり、人間文化財として有名なジェミの義母ホジャ。
ホジャは、婚礼用の料理を作るジェミに厳しいダメ出し。
「親も親戚もいない嫁に600人分の料理を用意させられる?」と嫌味炸裂。
指を切ってしまったジェミに「ここは包丁も火も油もあって一歩間違えたら大ケガをする場所。身重のくせにこんな場所に来るなんて、まったく何を考えてるのよ!」と叱りながらも、指を手当てしてくれた。
お腹の子への愛とプレッシャーが半端ない。
ウソがバレた日にはどうなることか…。

ヘジョは事務所で見ていたテレビで“アイ・アム・ユアファーザー”という企業のCMを見、て笑い出したかと思いきや、急に怒り出し、「暗黒の世に俺を放り込んだ張本人の顔を拝んでから死ぬ」と言って事務所を出て行った。
事務所を畳むつもりなのだろうか、ギホにクビを告げた。
退職金は裏で稼いだ金を充てろと言う。
(ギホが裏で密かに稼いでいることは、当然バレていた。)

ジェミは、ウソがバレる前に逃げ出そうと考え、邸宅からの脱出を試みるのだが…

結婚式当日。
盛大な韓国伝統的な結婚式で、たくさんの人が集まる。
控室で伝統的な花嫁衣装に着替え、準備万端のジェミ。
そこへ、ヘジョが現れた。
予想外の来客に驚くジェミ。
ヘジョは「お前を迎えに来た」と言って、ジェミの手を取って連れ去ろうとするが、ジェミは拒絶。
ヘジョは、本当は妊娠していないことや、閉経したから妊娠もできなことをバラすと脅し、このままウソをつき通したら結婚詐欺になると告げた。
動揺し、困惑するジェミ。
そこへ、新郎であるフンが現れた。
見ず知らずの男と一緒にいる花嫁を見て、状況が読めないフン…

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Netflix韓国ドラマ「貞淑なお仕事」第12話(最終回)/全話 あらすじ【ネタバレあり】

貞淑なお仕事」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:JTBC

第12話(最終回)

前話はこちら↓

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<過去>ーーー
裕福な家庭だったクムヒは、若い頃、自宅に来ていたお手伝いさんの息子と愛し合って妊娠。
親には猛反対され、その彼もいなくなってしまった。
クムヒは身重の体で家を出て、生活に苦労しながらも出産し、貧しいながらも赤ちゃんドヒョンと幸せに暮らしていた。
ある日、クムヒは、赤ちゃんドヒョンを寝かせたまま買い物に出かけた。
その間に、ランプが倒れ、部屋は火事になってしまう。
買い物から帰ると、家は炎に包まれていた。
クムヒは火の中に飛び込み、赤ちゃんドヒョンを抱きかかえて何とか助け出すことができた。しかし、その腕には大きな火傷を負ってしまった。
火傷を治すために、赤ちゃんドヒョンは手術が必要だった。
費用のため、実家の両親に頭を下げると、「子供を人に託すなら治療費を出す」と交換条件を叩きつけられてしまった。
クムヒは赤ちゃんドヒョンの命が最優先なので、手放さざるを得なかった。
ーーーーーーーー

そして現在、クムヒは大人になったドヒョンに、母親であることを認め、謝罪をし、2人は泣きながら抱き合った。

翌日、ウォンボンは、いつものように朝食の支度をするクムヒに、「ドヒョン君をうちに呼んでやれ。今からでも母親の手料理を食べさせないと。」と言ってくれた。
居候中のジュリは、クムヒに「息子と再会した。キム・ドヒョン刑事よ。」とサラッと報告され、お茶を吹き出すw
その後、ヨンボクにも報告し、言葉が出ないほど驚かせるが、自分のことのように喜んでくれた。
訪問販売シスターズは
・未婚の母
・夫が前科者
・夫の浮気の末離婚
痛みを1つずつ共有し、絆がより深まった。

クムヒとドヒョンは、親子というにはまだまだぎこちなく、やり取りがうまくいかない。
30年というブランクはあまりに大きかった。
ゆっくりゆっくり、そのブランクを埋めていけばいいと励ますジョンスク。
ところが、ドヒョンは、仕事ぶりが評価され、未解決事件の担当班になり、来週にはソウルへ行くことになってしまった。

テグンは、ジュリとの交際のせいで母ヨンジャを怒らせてしまい、実家に帰ることができず、薬局で寝泊まりしていた。
テグンが、自分のせいで苦労しているという事実を知ったジュリは、別れを切り出した。
「引き止める資格もないけど、あなたがいないとダメだ…僕を捨てないで!」と泣きじゃくるテグン。
ジュリは心を鬼にしてテグンを振り払って立ち去った。

ドヒョンは、ジョンスクとクムヒを家に呼び、食事をしながらソウルへの異動を報告した。
ジョンスクは、異動までの1週間で、クムヒとドヒョンがもっと打ち解けるよう“急接近大作戦”を決行することにした。
・母の手作り弁当
・雨の日のお迎え
・母親と酌み交わす
おかげで、2人は、食べ物の好き嫌いで口げんかできるほど打ち解けた。

翌日。
ヨンボクの夫ジョンソンが出所して帰って来た。
ヨンボクはジョンソンに、
・ウォンボン&クムヒに償っていくこと
内助の功に努めること
を誓わせた。

テグンは、母ヨンジャの許可が下り、また写真の勉強ができることになった。
これは、ジュリが叩きつけた、テグンと別れることへの交換条件だった。
「テグンが写真を撮るところを見たことがありますか?きっと成功します。」とジュリは言った。
しかし、当のテグンは、ジュリを失った喪失感で無気力状態だった。
ヨンジャはそんなテグンを見て、悩み、決意した。
テグンはジュリとの交際を許された。

ドヒョンがソウルへ異動する前夜。
ミンホは、メンコやコンギなど宝物をドヒョンにあげた。
そして「退屈だったら電話していいよ」と言ってくれた。
愛おしくて仕方ないドヒョンは、笑顔でミンホを抱きしめた。
ミンホは、ドヒョンのほっぺにチュっとした。
ジョンスクも気丈に振る舞っていはいたが、本当はとても寂しかった。

そして翌朝。
ジョンスクとクムヒの見送りで、ドヒョンはソウルへと向かった。

ジョンスクは仕事に邁進すべく、気分を新たに事務所へ出勤。
そして、事務所の電気をつけて驚いた。
事務所は荒らされ、給料が盗まれてしまっていた。
そこで、本店にいるキム・ミラン代表に電話するが、繋がらず。
ジュリの調べで“ファンタジーランジェリー”は1年前に廃業していることが分かった。
訪問販売シスターズは、騙されたいたのだ。
茫然自失のジョンスクはショックを隠せない。
ジョンスクは1人やけ酒を飲み、号泣した。

翌朝、クムヒに呼び出され、事務所に来てみるジョンスク。
事務所は訪問販売シスターズによってきれいに片付いていた。
とりあえずの事務所の家賃はクムヒが払った。
ジュリは真剣に捜査するようにナ刑事に泣きついた。
ヨンボクはキム・ミラン代表と理事のモンタージュを描いた。
今まで引っ張ってきてくれたジョンスクが激しく落ち込んでいる今、今度は、自分たちがジョンスクを引っ張らなければと考えたのだ。
明るくポジティブに対策を講じており、前に進んでいる3人を見て、ジョンスクにも笑顔が戻った。

そんな中、仁川でキム・ミラン代表の目撃情報があがり、ジョンスクは居ても立ってもいられず、向かった。

1週間後。
モーテルに身を隠していたキム・ミラン代表の前にジョンスクが現れる。
ジョンスクは問い詰める。
キム代表は、このビジネスに確信を持って貯金をはたいて店舗を持った。
はじめのうちは好奇心で来る人も多かったが、風紀が乱れると投書されたり、倫理に背くとデモを起こされたりして、客足は途絶えるようになった。
必死で頑張ったが、たった半年で店は潰れた。
キム代表は死ぬことも考えたが、悔しくて悔しくてたまらなかった。
そして再起を誓い、縁のないクムジェでビジネスを再開した。
訪問販売シスターズの頑張りで、ようやく再起できると思った矢先、業者が摘発されてしまった。
キム代表自身も取り調べから逃げている状況だ。
「私達はいったいどうすれば…?」と嘆くジョンスク。
キム代表は「その答えは世間に問うべきよ。欲望は恥じゃない。いやらしく表現するから恥に感じるだけ。日の目を見せたいのに邪魔ばかりして関係ない法律まで振りかざされた。この道が正しいと思うなら諦めちゃダメよ!いつかまた会いましょ。」と言い残し、モーテルの部屋の窓から去って行った。
ジョンスクは考え、大きな決断をして、歩き出した。

4年後
訪問販売シスターズは、ジョンスクを社長として、“貞淑なセールス”というアダルトグッズ専門店オープン!
ドヒョンやウォンボンやジョンソンもお祝いに駆けつけて、みんなでテープカットのイベント。
ところが、“町の恥だ!”“追い出せ!”と、抗議活動する団体が近づいてくる。
状況は4年前と変わっていなかった。
しかしジョンスクは逃げず、堂々と対峙。
「邪魔されても堂々と飛び越えましょう!時間がかかるとしても。」と晴れやかな笑顔を見せた。

<終>

Netflix韓国ドラマ「貞淑なお仕事」第11話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

貞淑なお仕事」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:JTBC

第11話

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クムヒはドヒョンの母親なのか…。
動揺を隠せないジョンスクは、戸惑いながらも、そのことは胸に秘めたまま、みんなと一緒にパーティーで楽しい時間を過ごす。
ジョンスクの彼氏ということで、クムヒはドヒョンをすっかり気に入り、まるで本当の母親のように、甲斐甲斐しくドヒョンの世話をした。

翌日、パンフレット制作のための商品撮影会を行う。
実は、テグンがカメラが得意だということで、カメラマンをお願いした。
パシャパシャと情熱的に撮影をする、普段とは違う彼氏テグンの姿に魅了されるジュリ。
今夜、テグンの家族が留守にするため、ジュリとテグンは“家デート”することが決まっている。
そのため、ずっとソワソワしている2人。

そして夜になり、テグンの家にやって来たジュリ。
庭で軽く飲んでイチャイチャおしゃべり。
テグンは写真が好きで大学まで行ったのだが、親に反対され中退。
カメラマンなど稼げないので周りに恥ずかしいという理由だった。
姉ソヨンや親戚は、皆、名門大学を出ているのに、テグンは3流大学。
みんなからバカにされ、親に褒められたり認められたことがないテグンは、自己肯定感が低く、自分を卑下しながら語る。
ジュリはそんなテグンを、立派!かっこいい!素敵!と褒めた。
テグンは初めて人から褒められて、嬉しくて涙を流す。
そして2人は、いざ、お部屋へ!
いつもジュリにリードされっぱなしのテグンは、今日こそは自分がと思い、ジュリをお姫様抱っこ。
ところが、母であるヨンジャが予定外に帰宅してしまい、その姿を目撃。
怒ったヨンジャは、ほうきを持って2人を追い回す。

翌日、怒っているヨンジャはジュリとテグンを呼び出した。
そして、ジュリに「別れないなら美容院を引き払え」と告げた。
ショックを受けるジュリ。
シングルマザーのジュリを悪く言う母ヨンジャに、テグンは徹底的に反発。
ジュリを庇い、ジュリを守った。
ジュリも、そんなテグンに胸を打たれる。

ジョンスクとクムヒは、町で偶然ドヒョンと会って、一緒に食事することに。
クムヒとドヒョンは味の好みがそっくりだった。
帰り道、「クムヒさんが母親だったら、幸せだろうな」とつぶやくドヒョンに、ジョンスクは、クムヒが母親である可能性があると打ち明けた。

追い出されたジュリ&ドンウとテグンは行き場がないため、しばらくクムヒの家に泊めてもらうことになった。
2人の交際やここまでの経緯を聞き、クムヒは同情し、快く快諾。
ウォンボンは渋々。。

ジョンスクから話を聞いたドヒョンは、帰宅してすぐに、養親から送られた産着を再度確認。
すると、裏に、ねずみ?うさぎ?の刺繍が施されていた。
以前、クムヒからもらったお手製のハンカチにあった刺繍と同じものだった。

クムヒ宅で同居を始めたジュリ&ドンウ。
ウォンボンは幼いドンウとトイレの順番争いや、ハンバーグの取り合いで忙しいw
子供相手に大人気ないと呆れるクムヒ。

ドヒョンは自分の産着を持って、クムヒに会いに来た。
クムヒにそれを見せて事情を聞くと、明らかに動揺しているのだが、「知らない」の一点張りで、立ち去ってしまった。
クムヒは家に隠してある産着を取り出し、心痛した表情。
最愛の夫ウォンボンにも隠しているようだ。

ドヒョンはジョンスクに会って、クムヒに産着を見せたが認めなかったと報告。
クムヒに歓迎されなかったことに対して、「思いのほか平気」と強がってみせるドヒョンに、胸を痛めるジョンスク。

ずっと制作に力を入れていたパンフレットがいよいよ完成した。
みんなで印刷所に取りに行き、配布。
するとその効果は絶大で、販売予約数がグンと伸びた。
訪問販売シスターズは大喜びだが、クムヒは、ドヒョンの件でジョンスクと顔を合わせるのを戸惑い、終始、そっけない態度を取る。

ドヒョンは町で偶然クムヒと顔を合わせ、「最後に1つ質問が」と声をかける。
「なぜ、僕を捨てたんですか?」と。
これは、ドヒョンの中で、ずっと重く暗くのしかかる問題だった。
クムヒは「若い頃の軽い恋愛による、予想していなかった妊娠で、若さゆえ、世間体が気になるし、責任を取るのも嫌だった。胸が痛むような事情なんてない。だから未練なんて持たずに前だけ見て生きて。今まで通り静かに生きたいの。」と淡々と言い放った。
立ち尽くすドヒョン。
事件でもなく、「若さゆえ、育てられない」という理由でただ捨てられ、親子関係が発覚しても歓迎されないドヒョン。
人生をかけた課題でもあった母親捜しの結果は、決してドラマティックなものでなく、こうしてあっけなく幕を閉じた。
地下室の膨大な資料を、力なく片付けるドヒョン。

遅くに帰宅したジュリは、新しい物件を探すのに忙しくしていた。
ヨンジャに追い出されてしまったため、美容室兼自宅にするための物件を早急に見つけないといけないのに。
クムヒに愚痴をこぼしつつ、これまでの人生を語る。
シングルマザーとして大変な苦労をしてここまで辿り着いたジュリの話に、自分を重ね合わせるクムヒ。
ジュリは自分の選択に後悔したことはないと言い切る。
その言葉が胸に響くクムヒ。

翌日、ドヒョンは熱を出した。
心配して駆けつけたジョンスクは、「変わらず味方になってくれる両親はいなくても、これからは私が味方になる」と励まし、薬局に薬を買いに行った。
薬局にはクムヒも来ており、ドヒョンが熱を出していると知る。
クムヒは、薬を買って急いで帰るジョンスクを呼び止め、道で話をする。
ドヒョンの件、もう忘れかけていた息子が、大人になって突然目の前に現れ、困惑したと言うクムヒ。
「立派に育ったんだし、他人のままがいいと思った」と。
ジョンスクは、そんなクムヒに「彼は、自分が誘拐事件の被害者だと思っていて、両親が捜していると信じていた。捨てられたと思ってけど、違うかも知れないと希望を持っていた。この出会いを切実に願い続けてきた。」と告げた。
クムヒは困惑。
結婚前に出産したことを、夫ウォンボンにも隠し続けてきたことだし、今さら知ったらどうなるか。。
すると、2人の会話をウォンボンが聞いてしまった。
クムヒは場所を変え、ウォンボンと2人きりで話す。
クムヒは泣きながらドヒョンのことを打ち明けた。
「ウォンボンの愛を感じる度に、隠していることが苦しかった。もし知られたら、裏切られたと感じて捨てられるかも。」と。
しかし、ウォンボンはとっくに気付いていた。
新婚の頃、倉庫部屋に隠してある産着やぬいぐるみを見つけてしまっていたのだ。
「子供はいらない」と言いながらも、赤ん坊を見ては目を真っ赤にしていたクムヒを見て、何か事情があるんだろうと悟った。
隠したがっているクムヒの心情を察し、ずっと知らんぷりしてくれていたのだ。
さらにウォンボンは、母親であることを名乗り出ることに対して、背中を押してくれた。
ウォンボンの優しさに、涙が止まらないクムヒ。

クムヒは寝込んでいるドヒョンの元へ。
目を覚ましたドヒョンに、母親であることを認め、心からの謝罪をした。
ドヒョンは張り詰めていた糸が切れたように泣いた。
2人は抱き合って泣いた…

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Netflix韓国ドラマ「貞淑なお仕事」第10話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

貞淑なお仕事」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:JTBC

第10話

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ヨンボクとジョンソンは罪悪感に耐えきれず、自首した。
ジョンソンとドゥソクは警察署で事情聴取を受ける。
クムヒは示談にせず、絶対に許さないという態度を示した。
ただ、救急車を呼んでくれた人がジョンソンだと聞き、動揺を見せる。

家で寝込んでいるヨンボクの元に、ジョンスクがやって来る。
このままでは本当に縁が切れてしまう。
一緒にクムヒの元へ行き、話を聞いてもらい謝罪しようと誘う。
理由はどうあれ、傷つけたのは事実。
不格好で情けなくても、立ち向かおうと。

ウォンボンは、クムヒが大切な仲間たちと絶縁したと知り、本当にこのままでいいのかと問う。

ヨンボクは茫然自失。
ヨンボクの長女はもう中学生なので、父ジョンソンの状況を理解していた。
1人で抱えて苦しむ母ヨンボクに、「父さんが罪を償って戻るまで一緒に待とう。味方が1人増えたから弱気にならないで。」と温かい言葉をかけてくれた。
優しくていい子に育った長女に、涙が止まらないヨンボク。

翌日、ジョンスクとヨンボクは、ウォンボンの病室を訪ねた。
ウォンボンは「ちょうど寝るところだ。行って来い。」とクムヒの背中を押す。
ヨンボクは涙ながらに、心からの謝罪をする。
救急車を呼んだのがジョンソンであることを理由に示談を求めることもせず、ただただ、謝罪とクムヒの心配だけをするヨンボク。
クムヒは、ヨンボクとジョンソンがいい人であることは分かっている。
でも、最愛の夫を傷つけたことは絶対に許せない。
聞く耳を持たず立ち去ろうとするクムヒ。
すると、ヨンボクは腹痛を訴えて座り込んでしまった。
産婦人科に」というヨンボクの言葉に、ジョンスクもクムヒも、ヨンボクが妊娠していると分かった。
クムヒは、そこらへんの誰かから車椅子を取り上げ、ヨンボクを乗せ、力いっぱい押して産婦人科へ連れて行った。
クムヒは、ヨンボクのピンチを前に、怒りを忘れていた。

検査の結果、ヨンボクは母子ともに異常はなかった。
クムヒは、「妊娠を知っていたらあんなに責め立てなかったのに!どうして言わなかったんだ!」と怒った。
ヨンボクは、妊娠をネタに同情を誘うようなことはしたくなかった。
ヨンボクは「一生を懸けて罪を償う」と改めて謝罪。
2人は一緒に号泣した。
それを見て、ジョンスクはホッとしたように微笑んでいた。

クムヒとウォンボンは、示談に応じることにした。
クムヒは、この一件が外部に流出しないようドヒョンに頼んだ。
もし、町中で噂になれば、罪のない子供たちがつらい思いをすると。
クムヒは、お礼にと、ねずみ?うさぎ?の刺繍を入れたお手製のハンカチを、ドヒョンにプレゼントした。

訪問販売シスターズは復活した。
ジョンスク支部長の元、さっそく商品のパンフレット作成をすることに。
彼氏(テグン)ができたジュリは男性用品の担当を申し出る。
「しっかり試してきてね」と言われるが、試す場所がない。
ジュリとしては、どちらかの家がいい。
家デートは、食事を口実に軽く招待するのだが、誰もいない空間に2人でいると何かが起きる。。と二ヤけるジュリ。
それを聞いて動揺するジョンスク。
ジョンスクは今夜、「僕の手料理を振る舞う」と言われドヒョンの家に招待されていた。

そして夜になり、ジョンスクは、ドヒョンの家にやって来た。
ジュリのせいで変なことばかり考えてしまうジョンスク。
ボードゲームをするも気もそぞろ。
ジョンスクは、「仲間たちと家デートの話をしてたせいで意識してしまう」と正直に話した。
するとドヒョンは「家デートで起こりうることを、僕もしたい」と言って、ジョンスクにキスをした。

翌日、クムジェ警察署のソ班長は、ドヒョンを呼び出した。
ドヒョンとジョンスクが訪ねた韓服店の女性から、「失踪事件を尋ねに来た刑事が、実の母親を捜している」と、班長へ連絡があったからだ。
ドヒョンが、30年前の連続放火・乳児失踪事件に巻き込まれ、母親を捜していると知った班長は、この事件の手掛かりをくれた。
「ヨン村にある養護施設が院長が他界して閉院したが、この資料が見つかった。どうやら失踪事件と関係がありそうだ。」と。
班長は“違法養子縁組事件”と書かれたファイルを取り出す。
当時、施設から20人が海外に送られたが、そのうちの11人は施設の子供ではなかった。
その11人は、連続放火・失踪事件で誘拐された子供たちである可能性が非常に高い。
書類には1人1万ウォンと値段が書かれており、胸を痛める班長
そして、その子供たちは皆、誕生の際、同じ助産婦にとりあげられていたことが分かった。

ドヒョンはさっそく、その助産婦の女性に会いに行った。
助産婦の女性は認知症を患っており、会話が成り立たなかった。
その中で、「町で店を営んでいるオギョプの母親」という唯一のキーワードを得たドヒョン。

ドヒョンはその情報をジョンスクと共有。
2人はさっそく、オギョプという人物を捜すことに。
ジョンスクは町の奥様たちに聞き込み。
ドヒョンは町役場で住民票を調べると、30年前に死亡していることが分かった。
そしてそのオギョプの母親は、レンタルビデオ店のチョン・スンエだった。
ドヒョンは、さっそく話を聞きに行く。
スンエは、「風邪をこじらせて息子を、お金がなくて病院に連れていけなくて亡くした」と涙ながらに語った。
しかし、ドヒョンは不信感を持った。
スンエは、子供を亡くした2年後に手広くレンタルビデオ店を始めた。
病院すら行けない厳しい生活を、たった2年でどうやって事業を始めるほどのお金を得られたのかと。
ところが、次に瞬間、急激な睡魔に襲われる倒れてしまうドヒョン。
そしてスンエはつぶやいた。
「あの子たちを連れ去ったのは私よ…」と。

ドヒョンが目を覚ますと、スンエの家の倉庫部屋で椅子に座らされて拘束されていた。
壁には、いなくなった子供たちの写真が貼られ、祭壇のようにロウソクやお線香が焚かれる。
スンエは手を合わせ「どうか神様、私の大切な子供たちが、1人残らず健康で幸せになれるよう、この世の大きな愛をお恵みください。」と祈る。
これはスンエの日課だという。
スンエは、「お金のためでなく、この子たちを貧困から救ってあげたんだ」と微笑む。
母親に捨てられた思い、ずっと恨んできたドヒョンだったが、こんな歪んだ思想の人物による犯行だったと知り、涙を流して怒りをあらわにする。
しかし、スンエは、自分が手掛けた子には、おでこに小さな十字架の入れ墨を入れていたのだが、ドヒョンにはそれがなかった。
つまり、スンエによって誘拐され養子に出されたわけではないということだ。
動揺し困惑するドヒョン。
スンエは、拘束したドヒョンを残し、すべてを捨てて、家に火をつけて逃走を図るつもりだ。
拘束され動けずにピンチのドヒョン。
そこへ、ドアを叩く音がする。
ジョンスクがやって来た。
スンエは、何事もなかったかのように平静を装いジョンスクに対応する。
しかし、ジョンスクは、ドヒョンがそこにいることに気がついた。
倉庫部屋には炎が広がっていた。
拘束を解こうと必死にもがくドヒョン。
そこへジョンスクが現れ、ドヒョンを助け出してくれた。
火事から救い出された幼い頃の記憶と重なる。
ジョンスクがドヒョンを支え、何とか外へ逃げ出すと、訪問販売シスターズが、逃亡しないようスンエを取り押さえていてくれた。
ドヒョンは、フラつきながらも、乳児誘拐と違法養子縁組事件の容疑者としてスンエを逮捕した。

ドヒョンは念のため入院し、スンエの逮捕はニュースでも報じられ、世間でも注目を集める。
「貧しい家の子供を誘拐し、ヨン村の養護施設の院長と結託して違法での養子縁組を斡旋。公訴時効の過ぎた事件だが、刑事に薬物を飲ませた後、監禁して火災を起こした監禁罪と過失傷害を適用し処罰される」と。
事件は片付いたのだが、ドヒョンの母親捜しは振り出しに戻ってしまった。
そんな中、ドヒョン宛に養親から送られた荷物の中に、産着が届く。
倉庫の片付けをしていたら出てきたと。
産着には“KBH”と刺繍されていた。

週末、ドヒョンの退院と、クムヒの夫ウォンボンの退院祝いも兼ねて、パーティーが開かれることに。
ジョンスクとドヒョンの交際記念も。。

クムヒの家でパーティーの準備をする中で、ジョンスクは、ある箱を見つける。
その中には、赤ちゃん用のぬいぐるみや産着が。
ジョンスクが何気なく見てみると、そこには“KBH”と刺繍されていた。
ドヒョンの産着と同じ刺繍だった。
動揺するジョンスク。
ドヒョンの母親はクムヒなのか…

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Netflix韓国ドラマ「貞淑なお仕事」第9話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

貞淑なお仕事」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:JTBC

第9話

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ドヒョンは、ジョンスクへの思いを確かめるべく、彼女を抱きしめた。
ドヒョンははっきり分かった。
今まさに告白しようとしたのだが、動揺したジョンスクはその場を立ち去ってしまう。
自己嫌悪に陥るドヒョン。

ヨンボクの夫ジョンソンは、生活のため、お金のため、出所してクムジェ村に戻ってきた厄介者ドゥソクの計画に参加してしまった。
そして、犯行後、ドゥソクの運転で逃亡を図る中、ドゥソクは男性を轢いてしまった。
慌てて車を下りて、男性に駆け寄るジョンソン。
頭から血を流して倒れるその男性は、なんと、クムヒの夫ウォンボンだった。
ドゥソクはジョンソンを強引に車に引き戻し、その場から逃走。
ジョンソンは、せめて救急車を呼ぼうと、電話ボックスに駆け込んだ。

ウォンボンは病院に救急搬送された。
駆けつけたクムヒは、頭から血を流して意識不明のウォンボンにショックを受け、必死に呼びかける。

事故現場にドヒョンたち警察が駆けつけ捜査が始まる。
ドヒョンによって、現場近くの宝石店強盗とひき逃げは同一犯だと判明。
ドヒョンは、手術が終わるの待つクムヒに会いに行く。
クムヒは昨夜、レストランでウォンボンと待ち合わせていた。
ウォンボンがなぜあの場所にいたのか。
実は、ウォンボンは、現場近くにあるクムヒ行きつけのブティックで、結婚記念日のプレゼントにスカーフを買うため、あの場にいたのだ。
それを聞いて、涙が止まらないクムヒ。

帰宅するも家の中に入れないジョンソン。
ヨンボクが出てきて、中絶せずに赤ちゃんを生むことに決めたと報告。
ジョンソンはヨンボクを抱きしめた。

ウォンボンが意識を戻した。
迅速な通報により、発見が早かったおかげで大事に至らず、回復も早いとのこと。
クムヒとウォンボンは、再び生きて会えたことに、涙して喜んだ。

轢き逃げ犯を捜すためドヒョンが病室に話を聞きに来た。
お見舞いに来ていたジョンスクは、ドヒョンと顔を合わせて気まずいため病室を出て行った。
ウォンボンは薄れゆく意識の中で、2人の男の会話を聞いたという。
1人は「逃げよう」と声を張り上げ、もう1人は助けようとして、顔に手が触れたと。
クムヒはドヒョンに「救急車を呼んでくれた命の恩人にお礼を伝えたい」と言うが、通報者は名乗らなかったため、誰だか分からないとのこと。

病院からの帰り、ジョンスクはドヒョンに呼び止められ、話をする。
ドヒョンは「好きです」と告白した。
ジョンスクはすぐに「付き合う気はない」と断った。
今はミンホを育てることと仕事で精一杯だし、その2つに集中したいと。

ヨンボクとジュリもウォンボンの病室に駆けつけ、親身になって介護などを手伝っていた。

ジョンソンは抜け殻状態だった。
病院にいるヨンボクから電話がかかってきて、ウォンボンが轢き逃げされたが、意識を取り戻し回復していると聞き、胸を撫で下ろす。
ヨンボクに、タオルや洗面用具を持ってきてと頼まれ、戸惑いながらも病院にやって来た。

ジョンスクは、支部長として新入社員向けの講義を打診される。

ジョンソンが病室にやって来ると、クムヒとヨンボクは不在だった。
ウォンボンは、そこにいたジョンソンにトイレに行くのを手伝ってもらう。
ジョンソンは、ウォンボンに顔を見られている可能性があるため、ビクビクしている。
ジョンソンは逃げるように病室を後にした。
様子がおかしいことに気付き、後を追うヨンボク。
ジョンソンは泣いていた。
ヨンボクが問い詰めると、ジョンソンは「犯人は僕なんだ」と打ち明けた。
自首すべきか悩むジョンソンだったが、ヨンボクは、子供たちのために、死ぬまでこの罪を隠し通すことに決めた。

訪問販売シスターズが揃い、病院の庭で、ジョンスクが作ってきた栗のおこわをみんなで食べる。
クムヒは、自分のことのように心配して、家族のように気遣ってくれる仲間たちに感謝を伝え、出会えた喜びを打ち明けた。
罪悪感で気まずいヨンボク。

ジュリは帰りのバスの中でジョンスクに恋人ができたと打ち明けた。
「子供がいることは交際に関係ない。タイプじゃないけど、付き合ってみれば分かる。一緒にいて楽しいならその人のことが好きなんだって。恋愛ってそういうものでしょ?」とあっけらかんと話すジュリ。

ドヒョンは轢き逃げ事件の目撃者に会って話を聞くことに。
公衆電話に血痕を見つけていたドヒョンは、ウォンボンから、“顔に犯人の手が触れた”と聞き、犯人が逃走中に通報したのではないかと推測した。
さらに、通報の録音テープを手に入れ、何度も聞き込んでみる。

ジョンスクはドヒョンに電話をかけ、明日会う約束をした。

ヨンボクは、ウォンボンの介護を、罪滅ぼしのごとく一生懸命に手伝うが、クムヒも慣れたしウォンボンも回復してきたので、感謝と共に、もう来なくても大丈夫だと言わた。
帰宅したヨンボクは、良くしてくれていたクムヒを裏切ることに、堪えきれずに涙をこぼす。

翌朝、ドヒョンは、今夜はジョンスクと会えるため、ルンルンで洋服を選ぶ。
結果、普段とは全然違う、ビシッと決めたスーツで出勤した。
夜にジョンスクと会ってからのデートプランを、入念にメモにまとめるなど、完全に浮足立っているドヒョン。

ジョンスクは、新入社員教育の一貫で商品説明会をこなした後、ドヒョンとの待ち合わせ場所へ。
遅れて来たドヒョンは、車ではなく、息を切らして走ってやって来た。
直前で車が故障し、考えていたデートプランは台無しに。
自然農園という遊園地で観覧車に乗り、バスに乗って猛獣を見て、園内の洋食店でコース料理を食べて、あれこれ見て回るプランが。。
ドヒョンが正直に打ち明けると、ジョンスクは「遊園地に行って食事しましょう」と笑顔で言った。
やって来たのは近場の普通の遊園地。
アメリカンドッグや綿あめなどを食べ、たくさんの乗り物に乗った。
ジョンスクの手前、本当は苦手な乗り物にカッコつけて乗った結果、フラフラになったドヒョンを見て、ジョンスクは笑った。
警察大学時代、射撃が得意だったドヒョンは射的で大きなぬいぐるみを取ろうと、今度こそはとカッコつけるも不発が続き、最後の一矢で何とか当てることができた。
ゲットできたのは小さなキーホルダー。
メンツが立たないドヒョンだったが、それでもジョンスクは嬉しそうだった。
ジョンスクはジュリの言葉を思い出す。
「一緒にいて楽しいならその人のことが好きなんだって。恋愛ってそういうものでしょ?」
ジョンスクは、とても楽しかった。
久しぶりにたくさん笑った。
帰り道は雨が降ってきてしまい、とことんついてないドヒョンだったが、2人は寄り添いながら笑顔で走った。

ジョンスクとドヒョンはバス停でいい雰囲気になったのだが、ドヒョンのポケベルが鳴ってしまった。
ドヒョンが警察署に折り返すと、轢き逃げ犯が自首したというのだ。
2人は大急ぎでタクシーに乗り、クムジェ警察署まで戻ってきた。
ドヒョンは急いで署内に入っていく。
ジョンスクが警察署の前に立っていると、クムヒとヨンボクがやって来た。
クムヒはジョンスクとヨンボクに向かって、「夫が正しかったわ、住む世界が違うって。あのままでいるべきだった。いい人たちだと信じたこと、後悔してる。いえ、出会ったこと自体を後悔してる。私達、縁を切りましょう。」と冷たく言い放った…

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Netflix韓国ドラマ「貞淑なお仕事」第8話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

貞淑なお仕事」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:JTBC

第8話

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ドヒョンは悪夢から目を覚まし、目の前にいるジョンスクを抱きしめる夢を見た。
そのすぐ後に、インターホンが鳴り、ジョンスクがメモ帳を取りに来た。
夢か現実か、困惑するドヒョン。

ジョンスクは、帰り道で見かけたエロ映画「エマ婦人」の看板を見て閃いた。
顧客獲得に苦戦中のため、販売会に来た人に、この映画の鑑賞券を進呈するイベントを、クムヒとジュリに提案。
支部長を目前に、推進力が高まるジョンスク。

5人目の妊娠が発覚したヨンボク。
流産しかけてる状態らしく、生んでも経済的に苦しいことから、中絶を決めていた。
何もできず、何も言えない無職の夫ジョンソン。

ジョンスクは顧客へのアンケート用紙に宗教を問う欄を設け、木製の十字架リングを着けていたドヒョンの母親捜しに役立てた。
その中で、クッパ店の店長に目星をつけたジョンスクは、すぐにその旨をドヒョンに伝えた。
しかし、すでにドヒョンは調査済みで、別人であることが分かっていた。
がっかりするジョンスク。

ジョンソンは、ヨンボクが5人目を妊娠したことから、停職に就くべく、仕事探しに力を入れていた。
しかし、仕事は見つからず。
そんな中、出所した厄介者ドゥソクが接触、宝石店襲撃計画を打ち明け、その運転と見張りを依頼した。
かなりの報酬が見込まれるが、そういった悪い世界からはきれいに足を洗ったジョンソンは、きっぱり断った。
しかし、現実は貧しい生活。。揺れるジョンソン。

ドヒョンはソ班長に、30年前の連続放火・誘拐事件について話を聞く。
当時の被害者たちは、誰一人クムジェに残っていなかった。
子供を失った親たちは「子供から目を離した親が悪い」と言われ、まるで罪人扱いされたからだ。
班長は、その中でも、今でも連絡が付きそうな被害者家族を教えてくれた。
その人は、ヨン村で韓服店を営んでいるということだ。
班長は、この事件に首を突っ込むのは危険だからやめろと釘を刺した。

翌日、ドヒョンとジョンスクは車でヨン村に向かった。
2人は結婚前のカップルのフリをして婚礼衣装の韓服店にやって来た。
張り切っているジョンスク、照れるドヒョン。

ウォンボンは、クムヒとの結婚記念日に、ロイヤルクラブ会長との登山の予定を入れてしまった。
当然怒るクムヒ。
薬局では、テグンに初キスのことを聞かれ、クムヒと結婚した日の喜びや満ち溢れた幸せ、クムヒを大切にすると誓ったことを思い出す。

厄介者ドゥソクは、今度はヨンボクに接触
無視して立ち去ろうとするが、「避けるなよ、俺が前科者だからか?お宅の旦那にも前科があるもんな。」と、クムヒもいる前でジョンソンの過去を暴露。
ヨンボクは「今後、関わることはないから!」と吐き捨てるように言って立ち去った。

ジョンスクとドヒョンは、店主の女性に話を聞くタイミングを見計らいつつ、韓服を試着。
ドヒョンは店主の目を盗み、机や棚などを物色し手掛かりを捜すのだが、韓服を着たジョンスクが試着室から出てくると、その美しさに胸が高鳴り、うっとり見惚れてしまう。
我に返り、店主の机にチラシを見つける。
赤ちゃんの写真と共に、“尋ね人 イ・ヨンホ/背にほくろ、耳に傷”と書いてあった。
そこへ店主が戻ってきてしまい、あれこれ探っているところを見つかってしまった。
2人は正直に事情を打ち明ける。
店主は、忽然と消えた我が子を、今もなお捜し続けていた。
息子に会えると信じて気丈に生きていると、涙ながらに語った。
「あなたのお母さんも、きっと待ってる」と言って、ドヒョンの手を握った。
そのやり取りを見て、ジョンスクは号泣していた。

ジョンソンはいまだ仕事が見つからず。
ヨンボクは、前科者であるジョンソンが定職に就くことなんてとっくに諦めてるが、ジョンソンは、ヨンボクに中絶してほしくないと涙ながらに訴え、夜なのに仕事探しに出かけて行った。

ウォンボンはロイヤルクラブ会長との登山の予定をキャンセルし、結婚記念日をクムヒと一緒に過ごすことにした。

ドヒョンは、母と生き別れになったことで、自分だけがつらい思いをしていると思っていたが、もしかしたら母も自分を捜し、つらい思いをしているかもしれないと思うことで、少し慰められた。
ドヒョンは、ジョンスクにお礼を伝えた。
帰りの車内でジョンスクの寝顔を見たドヒョンは、ジョンスクに魅了されていることに動揺し、少し、距離を置こうとする。

仕事が見つからないジョンソン。
ドゥソクに言われた「子供たちは貧しい生活から抜け出せないのに、生計は妻におんぶに抱っこなのに、胸を張れるのか?」という言葉が胸に深く突き刺さっていた。
深夜に帰ってきたジョンソンは、眠っている子供たちの布団を優しくかけ直した後、同じく眠っているヨンボクに、「こんな生き方しかできず、苦労をかけてごめんな…愛してるよ…」と涙ながらに謝った。
ヨンボクは寝たフリをした。

ジョンスクは、その仕事ぶりを評価され、クムジェ地域で初の支部長に任命された。
仲間たちにお祝いされ、充実感に満たされるジョンスク。

ドヒョンはジョンスクと距離を置こうとしていたが、狭い町内、どうしても顔を合わせてしまうため、冷たい態度を取り、なんとかジョンスクを避ける。

ヨンボクはクムヒに呼び出される。
夫ジョンソンの前科のことがバレたので、絶交されるのではないかと恐れていた。
しかし、そんなこと、クムヒは気にしていなかった。
ヨンボクの子供たちへ、可愛いヘアピンのプレゼントを渡したかったのだ。
子供のいないクムヒはヨンボクのことが羨ましく、それと同時に、最近つらそうにしているヨンボクを励ましたかったのだ。
涙が止まらないヨンボク。

ジョンスクは、なぜドヒョンに避けられているのか、悩んでいた。
母親捜しの件で、不確かな情報でぬか喜びさせてしまったから?
号泣してしまったから?
助手席で居眠りしたから?
気に障るようなことをしてしまったのかと肩を落とすジョンスク。
ジョンスクは、思い切ってドヒョンの電話をかけて聞いてみた。
「これ以上、協力は必要ありませんか?」と。
ドヒョンは、自分の態度で誤解させてしまったと反省してうなだれ、誤操作で電話を切ってしまった。
突然電話を切られ、ショックを受けるジョンスクだった。

ヨンボクは、夜になっても帰らない夫ジョンソンを心配していた。

ジョンスクは借りていた資料の返却も兼ねて、ドヒョンの家に来て本心を告げた。
急に距離を置かれた原因が自分の言動にあると納得していた。
しかし、ドヒョンの急な態度の変化は裏切りだし、憤りを感じると。
ドヒョンは正直な気持ちを打ち明けた。
ドヒョンは「距離を置こうとしたのは事実だが、そういう理由ではない。あなたといると混乱する。だから確かめてみる。」と言って、ジョンスクを抱きしめた。
驚いて硬直するジョンスク。

その頃、ジョンソンは汗だくで慌てた様子で電話ボックスに駆け込み、警察に電話をかけ「人が死にました」と告げた…

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Netflix韓国ドラマ「貞淑なお仕事」第7話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

貞淑なお仕事」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:JTBC

第7話

前話はこちら↓

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同級生のギョンシクに襲われそうになったところをドヒョンに助けられたジョンスク。
安心したのか、意識を失い、ドヒョンの胸に倒れてしまった。
すぐに警察が駆けつけ、ギョンシクは連行された。
ジョンスクは意識を戻し、ドヒョンは家まで送り届けるが、心配で仕方がない。

翌日、訪問販売の仲間たちがジョンスクの家を訪ねてくる。
仕事をもっと頑張って支部長になろうと決起する仲間たちに、ジョンスクは昨夜の事件を話さなかった。

ジョンスクは仕事に打ち込もうとするが、襲われたことがトラウマになっており、少しの音でもビクビクするなど、精神的に不安定な状態だった。
ジョンスクは事件の事が町の人に漏れないよう、ドヒョンに釘を刺した。
“町の平和を乱す商売”と言われているため、これ以上の騒ぎは控えたいのだ。
ところが、おしゃべりで能天気なナ刑事のせいで、事件のことが町中に広まってしまう。
「男1人の家に行くなんて」
「あんな物を売ってるだけあるね」
「ギョンシクはあんたに誘惑されたって言ってる」
「よくこの町にいられるね」
「今まで猫をかぶってたみたい」
「母親のすることじゃない」
「真面目に生きなさい」
そんなふうに言われるのではないかと、ジョンスクは思い悩む。
支部長になるべく仕事に熱を入れたいのに、恐怖心が蘇り仕事がままならない。
トラウマに苦しむジョンスクが心配で仕方がないドヒョン。

事件の噂話が、ついにヨンボクやクムヒの耳にも届いてしまった。
2人はすぐにジョンスクの家を訪ね、ジョンスクを抱きしめて励ました。

加害者であるギョンシクの母親は、町の人々に頼んで嘆願書を集め、罪から逃れようとしていた。

ジュリは訪問販売の仕事終わりに、一杯やろうとお店に入る。
席がいっぱいで、テグンと相席に。
テグンは、「褒められることに慣れていないため、“シム・シンに似てる”と褒められただけで舞い上がり、好意を持たれていると勘違いしてしまってすみませんでした。」と頭を下げた。
ジュリも“シム・シンに似てる”なんてウソをついたことを謝罪。
医者になったいとこたちと比べられて肩身の狭いテグンは、大好きな祖母の誕生会にも呼んでもらえない。
酔ったテグンは「僕がもっと勉強を頑張って、もっと立派な人間なだったらおばあちゃんい会えたのに…」と泣き言を言う。
ジュリはテグンを店を出て、祖母のところへ向かう。
テグンは姿を隠しながら祖母の姿を見て、「長い生きしてね…成功して堂々と会いに生きたいけど、時間がかかりそうなんだ…」と呟いて泣いた。
ジュリはそんなテグンを慰めてあげる。
すると、テグンは、顔が近づいたジュリにキス。
2人は酔っていることもあり、アツいキスを繰り広げた。

翌朝、テグンは清々しい朝を迎えていた。

ジョンスクは、ゲームをしているミンホとドンウの様子を見ていた。
外に遊びに行こうと誘うミンホだが、ドンウはそれを拒否。
ドンウはケンカをふっかけてくる同級生を嫌がっているのだ。
そんなドンウに「悪いことしてないのに、逃げるのは変だよ。ケガしても立ち向かって戦わなきゃ。そうすれば地球の未来は明るくなる。」とミンホ。
ドンウも励まされ、「逃げて隠れる臆病者に明るい未来はない!立ち向かおう!」とヒーローのセリフ。
2人は手を取り合って、外へ遊びに行った。
それを見て、ジョンスクも励まされて奮い立つ。

ジョンスク、ヨンボク、クムヒ、ジュリは、アイメイクに力を入れ、胸を張って立ち向かう!
そしてクムジェ警察署にやって来た。
町の奥様たちが証言中。
てっきり、加害者ギョンシクに肩入れしているのかと思われたが、実はジョンスクを庇ってくれていた。
「ジョンスクさんに非はない!」
「ジョンスクさんは誰よりも誠実な人!」
「ジョンスクさんは“ミスとうがらし”。ギョンシクごときを誘惑するはずがない!」
それを聞いて涙ぐむジョンスク。
ギョンシクが現れた。
怒りを爆発させるヨンボクたちを制し、ジョンスクはツカツカとギョンシクに近づく。
この期におよんでヘラヘラと言い訳をするギョンシク。
ジョンスクは「黙りやがれ!変態野郎!」と叫び、強烈なゲンコツをドカンと振り下ろした。
驚く一同だったが、「何も見ていない」と口裏を合わせてくれた。
落ち着いたジョンスクは、ケガをしてまで助けてくれたドヒョンに、やっとお礼を伝えることができた。
一皮むけて強くなったジョンスクだった。

クムジェ村に、厄介者のドゥソクが出所して戻って来た。
そして、ヨンボクの夫ジョンソンに電話をかけ、「足を洗ったのは知ってるが、1つ安全な仕事があるんだ。」と怪しげな仕事に誘う。
ジョンソンは「情けなく見えても幸せなんだ。二度と連絡するな。」と突っぱねた。

このところ、胃の調子が悪く、ウォンボンの薬局に来たヨンボク。
ウォンボンは、妊娠の可能性を聞いた。
最初はありえないと否定するヨンボクだったが、よく考えたら的中。

ジョンスクはドヒョンを呼び出し、ドヒョンの母親捜しに協力すると申し出た。
ドヒョンは、ジョンスクを自宅地下室の捜査部屋に連れてきた。
大量の資料を読み込む中で、ジョンスクはドヒョンの過去を知っていく。
クムジェで放火した後に子供を拉致する事件が続いていたこと。
そして、ドヒョンの腕には大きな火傷のあとがあり、その被害者だったこと。
ジョンスクは、町の女性に会う機会が多い自分が役に立つと考え、真剣に捜査資料を読み込み、メモを取る。
ドヒョンはそんな一生懸命なジョンスクを見て微笑んだ。

日も暮れてしまい、ジョンスクはバスで帰宅するが、メモ帳を忘れたことに気が付き、再びドヒョンの家にやって来た。
ドヒョンは酒を飲んでソファで寝ており、悪夢にうなされていた。
ドヒョンは毎晩うなされ、久しく熟睡できていない。
ジョンスクは心配になり駆け寄る。
ハッと目を覚ましたドヒョンは、恐怖に怯え、目の前にいたジョンスクを抱きしめた…

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Netflix韓国ドラマ「貞淑なお仕事」第6話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

貞淑なお仕事」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:JTBC

第6話

前話はこちら↓

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ソンスと離婚したジョンスク。
仲間たちは、ジョンスクを心配し、少しでも負担を減らすため、ジョンスクの分まで仕事を頑張ろうと話し合う。

ファンタジーランジェリーの理事に呼ばれ、ヨンボクと、ジョンスクの代理でクムヒが出向いた。
しかし、着いてみるとジョンスクが来ていた。
落ち込んでいる暇などあったら、仕事に打ち込み稼がなければと、強くなったジョンスク。
理事からの話とは、出張販売の代打のオファーだった。
場所は、1泊2日は必要となる、遠く離れたケシム島だった。
ジョンスクの気分転換も兼ねて、みんなで行くことを決めた。

ジョンスクは島のことを調べようと図書館へ。
そこで、事件のことを調べていたドヒョンと遭遇。
ジョンスクは、ドヒョンを家に誘った。
30年間クムジェ村に住んでいる母が、何か役に立つかも知れないと。

ジョンスクたちは、ケシム島へと向かった。

ドヒョンは、ジョンスクの母に話を聞くため、ジョンスクの家にやって来た。
ところが、話をしている最中に電話がかかってきた。
市場で働く息子(ジョンスクの弟)が交通事故に遭ってケガをしたと。
すぐに駆けつけなくてはならない母。
事の成り行き上、ドヒョンが、ミンホと、ジュリの息子ドンウの世話をすることになった。
無愛想で料理もできないドヒョンだったが、嫌われないよう頑張るのだが、空回りw

今回のジョンスクたちの顧客は、海女さんだった。
ジョンスクたちを呼んだ女性は好意的なのだが、婦人会の会長はとても頑固で話も聞いてくれない。
頑固な会長に取り入るため、ジョンスクたちは販売会の前に、まずは潮干狩りを手伝うことに。
景色も良く、静かで平和で、心が洗われるようなジョンスク。
意外と楽しむ4人だった。
そんな中、会長とジョンスクたちを呼んだ女性がケンカを始めた。
2人はかつて親友同士だったのだが、今は敵同士でいつもケンカばかりだそうだ。
会長の息子が、女性の娘ミヨンと婚約していたのだが、ミヨンが女優を夢みて上京してしまったことが原因だと。
他の海女さんたちは、いつものことだからと放置していた。
2人が取っ組み合いの大喧嘩をは始めたので、ジョンスクたちは見かねて止めに入る。
4人は巻き込まれ、泥まみれの修羅場に。
その煽りを食い、ジョンスクたちが持ってきた商品までもが泥だらけになってしまった。

何とかきれいに泥を洗い流し、洗濯ロープにランジェリー干す。
もう売り物にならないとガックリ肩を落とすジョンスクたち。
しかし、風になびくランジェリーを見た海女さんたちは、その美しさにうっとりしていた。
他の商品にも次第に興味を持ち始め、ジョンスクたちはこのタイミングを逃すまいと、プレゼンを始める。

その頃、ミンホは、一緒に遊んでいた友達に、親が離婚したことを持ち出されケンカになりそうに。
そこへドヒョンが登場してミンホを助けてくれたことで、2人は少し仲良くなった。
ミンホは、ケンカをしたことやその原因がジョンスクに知れてしまったら、ジョンスクが悲しむと考えていた。
「今日のことはママに内緒にして」とお願いするミンホに、胸がいっぱいになるドヒョン。

ジョンスクたちは、販売会を成功させ、海を見ながらお酒を飲んでいた。
4人はお互いに“夢のシチュエーション”について話し盛り上がった。

翌日、帰宅したジョンスクは、家にドヒョンがいることに驚いたが、ミンホやドンウと楽しそうに遊んでいて安心した。

ジュリの美容院にテグンがやって来た。
テグンは、以前ジュリに「芸能人のシム・シンに似てる」と言われ有頂天だった。
しかし、「芸能人の◯◯に似てる」とか「◯◯みたい」というのは、ジュリがお客さんを持ち上げる時に使う常套句だった。
テグンはすっかり自分はシム・シンに似てるんだと思い込み、ルンルンでヘアカットしてもらおうと思っていたが、ジュリは言ったことを忘れていた。
テグンは怒って、髪を切らずに店を出て行ってしまった。

ジョンスクが帰ってきたのでドヒョンは帰ろうとするが、ミンホの誘いもあり、ジョンスクお手製カルグクスを食べていくことに。
ドヒョンは、ミンホとジョンスクの睦まじい親子の様子にほっこりすると同時に、自身の生き別れの母親を思う。
ドヒョンは母親を捜していることをジョンスクに打ち明けた。
ジョンスクとドヒョンは、お互いに“友達より気楽な他人という関係”として、胸の内を語りやすかった。

ジョンスクは、売り上げが伸びているため支部長にならないかと誘われた。
支部長になれば、歩合とは別に月給ももらえる。
ジョンスクは、支部長を目指し、さらに仕事を頑張ろうと決意する。

ジョンスクは、町で、同級生のギョンシクという男と会う。
ギョンシクは、腰を痛めて何ヶ月も寝たきりの妻のために訪問販売を依頼した。
その夜、ジョンスクはさっそく指定された郊外にある“ギョンリム農場”にやって来た。
ひとけがなく、辺りは真っ暗だった。

ドヒョンは、スーパーで、ヨンボクや奥様たちの会話を耳にする。
「ジョンスクは訪問販売が原因で離婚したのではないか。さすがに仕事を辞めるか。」と噂する奥様たち。
ヨンボクは「噂話はやめて!ジョンスクは仕事を辞めない!今だって、同級生夫婦の牧場に訪問販売に行ってるんだ!」と抗う。
ところが、奥様たちによると、ギョンシクは何年も前に離婚していた。
それを聞いて、なんだか嫌な予感がするドヒョン。

嫌な予感は的中。
ギョンシクは、ジョンスクを襲うため、ウソをついて家に呼び寄せたのだ。
牧場内を逃げ惑うジョンスクだったが、ギョンシクに見つかり、腕を掴まれる。
そこへドヒョン登場!
ギョンシクを殴り、怯えるジョンスクを助け出してくれた。
見つめ合う2人…

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Netflix韓国ドラマ「貞淑なお仕事」第5話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

貞淑なお仕事」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:JTBC

第5話

前話はこちら↓

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ジョンスクは、町で夫ソンスが浮気相手のミファと一緒に歩いてるところを目撃し、2人の後をつける。
すると、ミファの家に一緒に入ろうとするソンス。
鍵まで持っている。
ジョンスクが耐えきれず、どういうことかと声をかけると、「仕事が決まるまでインテ&ミファの家で世話になっている。今度こそちゃんとした職に就けそう。そしたら胸を張って家に帰るよ!」と言い出すソンス。
何も知らないインテを騙し、未だに浮気相手の家で寝泊まりしているソンスに呆れるジョンスク。
さらに、この期に及んで「一緒に乗り越えよう」と言い、よりを戻そうとしている。
呆れ果て言葉も出なかった。

実は、この様子を、刑事のドヒョンが見ていた。
ドヒョンは、ジョンスクを傷つけるソンスのことを、徹底的に軽蔑した。
町でドヒョンを見かけた時、あからさまな嫌悪感をぶつける。

ジョンスクたちは、先日のアンケート結果をふまえて戦略会議。
安価な商品ではないため、再購入の意思のある人はほとんどいなかった。
そのため、新規顧客の攻略が急務だということに。
まだ未購入のお金持ち…
クムヒは、ロイヤルクラブの奥様方に売ることを提案。
ナイスアイディアだったが問題が。
ロイヤルクラブ会長の妻ヨンジャだ。
奥様方のボス的存在であるヨンジャが、販売会を毛嫌いしているため、説得は難しい。
いかにしてヨンジャを抱き込むかが当面の課題となった。

クムヒの夫ウォンボンは、販売会に関して、今もなお否定的。
クムヒが(ロイヤルクラブのオム会長と妻ヨンジャとの約束を反故にして)夫妻の機嫌を損ね、ウォンボンの夢である“薬局2号店の出店”に夫妻の協力が得られずに暗雲が立ち込めているからだ。
ヨンジャを顧客にできたらと話すクムヒに、「そんなことできるわけない。もしできたら、真っ赤なランジェリーを着て町の真ん中で踊ってやる!」と大口を叩いた。

ジョンスクは、ヨンジャの娘であるソヨンに会い、ヨンジャの好きな物や興味のあることを聞いた。
ソヨンによると、ヨンジャは人の不幸が大好きだということだ。
ジョンスクはその情報を持ち帰り、仲間に共有。
いったい誰の不幸話が適度に効果的か話合う。
ジョンスクは、ヨンジャが度々クムヒに対抗心を燃やしている姿を目にした。
そこで、クムヒの身の上話が一番効果的なのではないかと考えた。
さっそく作戦を決行。
場所はジュリの美容院。
クムヒは、夫ウォンボンから受けたひどい暴言の話と、ランジェリー姿を見た夫の興奮した様子を、うまく交えて話した。
興味津々のヨンジャ。
ところが、話のいい所でジョンスクとヨンボクがやって来て、話がストップ。
「新商品を受け取ってきたけど、数枚しかない限定品よ!お得意様にだけ見せた方が良さそうね!」とヨンジャに聞こえるように話す。
話の続きが聞きたいわ、夫を興奮させたランジェリーがどういうものなのか知りたいわ、たまらないヨンジャは、クムヒを自分の不動産屋に連れて行く。
作戦は大成功!
ヨンジャは、クムヒの手持ちの商品をすべてお買い上げ。

ドヒョンは、赤ちゃんの頃、火事の中に取り残され、その時に負った大きな火傷の跡が、今も痛々しく腕に残っている。
火事の後、母親は、赤ちゃんのドヒョンを教会に預け、どこかへ消えてしまった。
ドヒョンは、その生き別れの母親を捜していた。
当時、ドヒョンを預けられたシスターに話を聞くと、
・木製の十字架のリングをはめていた
・クムジェ行きの切符を持っていた
・方言からクムジェ出身ではないか
ということが分かった。
それで、ドヒョンは異動願いを出し、クムジェ警察署へとやって来たのだった。

ジョンスクたちは作戦成功を祝い、飲み会。
帰り道、ヨンジャの夫が、別の女性といるところを目撃。
ヨンジャは夫を誘惑しなかったのか!?
そこで、娘のソヨンを呼び出し、聞いてみる。
どうやら、ヨンジャのランジェリー姿は夫には不評で相手にされなかった。
そのため、気分を害した夫は、愛人の元へと行ってしまったということだ。
ジョンスクたちは、「効果がなかった!」と怒られるのではないかとビクビク。
ところが、ヨンジャは「効果抜群だったわ!」とウソをついた。
ロイヤルクラブの奥様たちにも見栄を張り、ウソの話でランジェリーの効果を語った。
複雑な気持ちになるジョンスクたち。

ヨンジャがロイヤルクラブの奥様たちにランジェリーの効果について語ってくれたお陰で、奥様たちが興味を持ち、販売会を開けることになった。

ウォンボンの薬局店で働くテグン(ヨンジャの息子・ソヨンの弟)は、数日前にジュリに歌手のシム・シンに似てると言われご機嫌だった。

クムヒは「ヨンジャに商品を売ることができたら、真っ赤なランジェリーを着て町の真ん中で踊ってやる!」と大口叩いたウォンボンに、約束を果たさせる。
ウォンボンは想像しただけで恥ずかしくて死にそうに。。
クムヒは「今の気分を忘れないで!今度こそ本当に着せるわよ!」と言って見逃してやった。

クムジェ警察署
ナ刑事やキム刑事たちは、30年前にソ班長が新人だった頃に担当した連続放火事件の話をしていた。
犯人は、民家に火を放ち、町が混乱した隙に赤ん坊だけを選び誘拐した。
その犯人は今も捕まっていないということだ。
あまり語りたがらず、言葉を濁すソ班長
話を聞いていたドヒョンは、ピンときて、その事件の資料を見てみる。

ジョンスクは、息子ミンホが学校で“家族の絵”を描くというのでスケッチブックを買いに。
帰り道に、インテ&ミファと遭遇。
インテは、ミファが妊娠したと喜んでした。
「結婚して8年間、不妊症の検査結果も思わしくなく諦めていたのに奇跡が起こった!」と。
それを聞いたジョンスクは、本当にインテの子なのか不審に思った。
ミファは「間違いなくインテの子。詮索しないで。お互いその方がいい。」と言った。
呆れるジョンスク。

ジョンスクが家に帰るとソンスが帰っており、ミンホと遊んでいた。
ソンスは「浮気ごときで家を追い出されるのは俺ぐらい。一度きりの過ちだ。いつまでも引きずるのはよせ!」と開き直る。
ミファが妊娠したと告げると、一瞬動揺するが、「俺には関係ない」と言ってのけた。
挙句の果てには「ミンホの人生のためにグッとこらえてやり過ごせ。お前は父親がいないせいか陰があると母が言ってた。ミンホも同じにしたいのか?」とジョンスクを侮辱する。
ジョンスクは目に涙をいっぱい溜めて、長ネギでソンスをぶん殴って追い払った。

挨拶もなしにソンスが行ってしまったと知り、ミンホは落ち込み、「またパパと一緒に暮らせるよね?」と泣き出した。

ジョンスクはどうすべきなのか、町をフラフラ歩きながら悩みに悩んだ。
ベンチに座っていると、隣のベンチに、元気のないドヒョンがやって来た。
ドヒョン「ある事件を追っています。それでこの町に来ました。10年以上正解だと信じて追ってきたのに、別の事件を知ったんです。新たな方向で捜査を進めるべきだけど、それが正しい道なのか、行き詰まってます。」
ジョンスク「私もです。自分の家族だけを大切に生きてきたのに、想定外の事件が起きました。どちらかに決めるべきなのに、分かりません。どちらを選べば息子が幸せになれるのか。」
ドヒョン「聞きましょう、息子さんに。推測はダメです。本人に聞いてください。そうすれば後悔しない。あなたは聞けるでしょう?」
そう言って、ドヒョンは立ち去った。

ジョンスクは、家族3人でピクニックに出かけた。
ミンホは楽しそうに水切りをして遊ぶ。
ソンスは、ジョンスクが自分を許し、家族として再出発を決意してくれたと思い、感謝を告げた。
しかし、それは違っていた。
ジョンスクは「失った家族を思い出して後悔すればいい。お願いよ、私の人生から消えて。私達、離婚しよう。」と告げた…

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Disney+ 韓国ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」第14話(最終回)/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「悪魔なカノジョは裁判官」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Disney+

第14話(最終回)

前話はこちら↓

mokumokuw.hatenablog.com病院に搬送され、救命措置を施されたビンナだったが、心停止し、白い布を掛けられた。
ダオンは悲痛な面持ちで、ビンナに寄り添い涙を流す。
その涙の1雫が、ビンナの顔に落ちた。
すると、ビンナの心臓が再び動き出した!

<少し前>ーー
刺されてから、ビンナの魂は地獄にいた。
バエルに叱責され、死という罰を受けるための扉が開く。
ビンナが死の覚悟を決めて歩き出したその時、「止まりなさい!」という声が聞こえた。
天使のオミジャだ。
オミジャは「私は神に代わってこの場に来た、神の使者ガブリエルだ。神というのは元来、善良で哀れな者を保護するユースティティアはテギュに死刑宣告したことで、悲しみに暮れる多くの人を救った善良な者だ。自信の選択のせいで命を失ったため、哀れな者だ。よって、神はユースティティアに再び生命を与えた。ユースティティアは主人である地獄の王ルシファー同様、神の命に従いなさい。」と告げた。
バエルは頭を下げ、身を引いた。
オミジャは自らの命と引き換えに、ビンナの命を救った。
「お前は私が救うべき、最後の善良で哀れな者。それだけだ。」と。
オミジャはビンナの腹に触れパワーを注ぎ傷を治した。
2人はニッコリと微笑みあった。
ーーーーーーーー

そしてビンナは生き返った。
ピンピンした状態でベッドから起き上がるビンナ。
服をめくって傷が治ったことをダオンに見せつけるが、恥ずかしくて目を背けるダオン。
しかし、喜びも束の間。
ダオンの携帯が鳴り、特別帰休でソノの葬儀に喪主として参列していたテギュが消えたと連絡が入る。

テギュは弁護士に偽造パスポートと金を持ってこさせ、その弁護士を殴り殺して逃亡を図る。

ビンナはダオンと共に病室を出て、ビンナは悪魔として、ダオンは警察として動くことに。

ビンナは仲間たちと共に、逃走中のテギュを別荘におびき寄せることに成功する。
テギュは、現れたビンナに襲いかかるも軽く交わされ劣勢に。
ビンナはテギュの胸ぐらを掴み、「お前が犯した罪を味わいなさい」と言って目を紫色に光らせ、ビンナの世界に送り込む。。
テギュは森の中にいた。
ビンナは、狩りのように、逃げるテギュに向かってボウガンを撃つ。
体に何本も矢が刺さった状態で苦しみながら逃げ惑い、トドメを胸に撃ち込まれる。
命尽きたかと思われた次の瞬間、テギュは地獄の法廷にいた。
ビンナはそこにテギュのサタンを呼び寄せた。
テギュに裏切られ恨みを抱えていたサタンと一騎打ちをさせる。
格闘の末、サタンに首を切り落とされたテギュ。
今度こそ命尽きたか思われたが、次の瞬間、テギュはダオンの実家にいた。
斧を持ったビンナに手首を切り落とされ、さらにトドメを刺された次の瞬間、現実世界に戻った。
恐れおののき、怯えきったテギュは必死に命乞いをするが、聞き入れないビンナ。
ビンナはテギュに囚人服を着せた後、怒りのままに殴る蹴るの嵐。
「謝りなさい。お前が殺したすべての人に、苦しみの中で生きてる遺族に。」とビンナ。
血だらけでボロボロになったテギュは、絞り出すように謝罪の言葉を口にして土下座する。
しかしビンナは許さず、「地獄へ落ちろ」と言って、首を締め上げ、紫色に光る剣をテギュの胸に突き刺した。
そして、テギュの額に“ゲヘナ”の烙印を押した。
すると、天井に地獄の扉が現れ、テギュの魂は地獄へと吸い込まれていった。
ビンナは涙を流す。

ダオンたち警察が現場に駆けつけると、テギュは別荘の庭で首をつられた状態で遺棄されていた。
そして、その前には棺がずらっと並べられている。
テギュによって殺された者たちの、無惨にも切り落とされた体の一部が、一つ一つ丁寧に棺に収められていた。
もちろん、ダオンの家族やソヨン班長のものも。
その光景に言葉を失うダオンたち。
ダオンは「安らかに眠って…」と言って棺に触れた。

自分の命と引き換えにビンナを助けてくれたオミジャのお葬式。
ファンチョンヴィラの住人たちやビンナの仲間たちがみんな集まり、大家のミョンスクが喪主をしていた。
ビンナは葬式料理をモリモリ食べる。
ビンナはオミジャの遺影に「再会したら、あんたから声をかけて。今度は私が奢るわ。それから…ありがとう、私の友達。」と声をかけた。
天国のオミジャはそれを聞いて微笑んだ。

すべての任務を完遂したビンナ。
ダオンは、ビンナが地獄に戻ってしまうのかと肩を落とす。
しかし、ビンナはバエルに3年間の休暇をもらっていた。
そのため、しばらくは人間界で一緒に過ごせることに。
3年という期限付きであることが気になるダオンに、「人間は先が分からないのに永遠を約束する。きっとその瞬間が本心だから。私は永遠を約束できないけど、2人で作る思い出で、長い歳月を耐えられる。だから、私のために、3年間は幸せに生きて。」と言った。

ビンナは地方に異動となる。
ファンチョンヴィラからも引っ越すことになり、みんなで見送った。

そして2年が経過。
地方の裁判所でも、ビンナは裁判官として仕事をこなす。
遠距離恋愛になってしまったが、ダオンは足繁くビンナに会いに来ており、ラブラブ状態は継続していた。
そんな中、ビンナのソウル中部地裁への復帰が決まった。
喜ぶ2人。

ビンナは、これまで自分が携わった事件の被害者やその遺族たちに会いに行く。
みんな、心や体に深い悲しみや傷を負ったが、笑顔を取り戻し、前向きに生きる力を取り戻してた。
マンドはお寺の修行僧としておつとめに励んでいた。
極楽浄土に行けますように…w
ファンチョン洞の再開発は中止になり、ファンチョンヴィラの周辺は活気を取り戻していた。
帰ってきたビンナのために、ファンチョンヴィラの住人たちでお祝いパーティー
大家のミョンスクには、かわいい孫が生まれていた。
テギュによって殺された息子イェチャンへの悲しみを乗り越えられたようだ。
ジョンイムは立派に食堂を開き、高校生になった息子ミンジュンは裁判官を目指し猛勉強中。
その夜、ビンナとダオンは屋上で2人きりでラブラブタイムを過ごした。

翌日、ビンナはウェルカムムードいっぱいのソウル中部地裁に復帰。
感慨深そうに、自分の席につく。
裁判所長はYouTuberになって大躍進中。
アン裁判官とソ裁判官は結婚することに。

ソヨン班長の娘ダヒにはボーイフレンドができていた。
ビンナは3人で一緒にファストフードを食べ、彼が天使ガブリエル(オミジャ)だと気づいてニッコリ。

忙しく仕事をこなすビンナの前にバエルが現れた。
期限まではあと1年あるのに。
実は、ルシファー様が、「残りの1年で罪人10人を処罰し地獄に送れば、ビンナを人間にする」と言っているらしい。
バエルとしては、ビンナを後継者として見込んでいるため、この提案を断ってほしいのだが、果たしてビンナの決断は…。

ビンナは悩んだ。
提案を受け入れ人間になれば、ダオンとずっと一緒にいられる。
でも、ビンナはこれ以上、軽い刑を下して被害者や遺族を悲しませたくないし、何より、もう殺人をしたくなかった。
ダオンに相談すると、ダオンは「君がどんな選択をしても信じてる。きっと正しい選択をするはずだから。」と言った。

ビンナ裁判官による、暴行とストーカー行為を行った男性の裁判。
男性はまったく反省もせずふてぶてしい態度を取る。
被害者は大怪我をして入院中。
被害者の母は傍聴席で泣いている。
ビンナは頭にきてコーラの缶を握り潰す。
ビンナは不敵な笑みを浮かべ、“地獄から来た裁判官”として生きることを決意した。

<終>

Disney+ 韓国ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」第13話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「悪魔なカノジョは裁判官」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:Disney+

第13話

前話はこちら↓

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刑務所内で、ソノが襲われ首をケガしてしまった。
そのため、証人として出廷することができなくなり、ビンナ裁判官によるテギュの裁判は延期になってしまった。
これは、ソノの証言を止めたいテギュ側の仕業で、証人であるソノを殺してしまおうという企みだった。
命に別状はなかったが、恐怖のあまり、ソノは法廷で証言することをやめてしまう。

<少し前>ーー
金の力を使い、刑務所で悠々自適に過ごすテギュの元に、ビンナが面会にやって来た。
ビンナは、担当裁判官になってすぐに釈放してやる代わりに、殺人をして体の一部を切断して持ってくるように言った。
ジェゴル(サタン)から奪ったカエルムを使って、人間として優雅に暮らすためだと。
テギュは取引きに応じた。
ーーーーーーー

ビンナとダオンは、2日後に延期された裁判までに、重要な証拠となるソノの母親殺害時の様子を収めたビデオテープを見つけなければと、捜査を急ぐ。
証言を拒んでいるソノに関しては、「思いが伝われば必ず来てくれる」と信じるダオン。

そして、ビンナ裁判官による、テギュの、ソヨン殺害に関する裁判が再開。
J連続殺人事件に関しては時効が成立しているため、今回の裁判の焦点ではない。
しかし、J連続殺人事件の被害者遺族が集まる中、ビンナはあえて問う。
「J連続殺人事件の犯人ですか?」と。
テギュは否定した。
ソヨン殺害についても否定し、しらばっくれて、挑発するように傍聴席を見た。
睨みつけるダオンとソヨンの夫ヒョンソク。
出廷が危ぶまれていたソノだったが、証人として来てくれた。
「お母さんの死の明かしたいのでは?真実を明かす機会を、自分を救う機会を、逃さないで。」というダオンの説得が効いたのだ。
ソノは、ソヨン殺害時の真相を打ち明けた。
さらに、ファンチョンヴィラの住人ジョンイムを襲ったことも告白。
これは、再開発に反対するファンチョンヴィラの住人を全員殺せというテギュの命令だった。
ソノは遺族たちに向かって、深々と頭を下げ、心からの謝罪をした。
J連続殺人事件に関しても、テギュが中学生(ファンチョンのヴィラ大家ミョンスクの息子イェチャン)を殺すのを見ていたが、怖くて止められなかったと告白。
申し訳なく思い、ソノは後日、殺害現場に出向き、花を手向けようとしていたところにミョンスクと遭遇。
焦って、ミョンスクを突き倒して逃げてしまった。
それを聞いて、涙を流す傍聴席のミョンスク。
「兄は殺人鬼です。善良で哀れな人を殺し、私の母も殺しました。地下に閉じ込め餓死させた上、死ぬ様子を撮影して私に見せました。あいつは悪魔です。」とソノ。
しかし、その主張を裏付けるビデオテープは、テギュによって自宅の地下から失くなってしまているため、証拠はない。
ここで裁判は終わった。

ノボン警察署
ウンソプが重要な事実を突き止める。
テギュが経営するテオク産業開発社の地下5階に、エレベーターも通じていない謎の部屋があることが分かった。
さっそく踏み込むダオンたち。
そこは、大きなテレビやソファが置かれるテギュの秘密のリビングのような空間。
ダオンが棚を開けると、中から大量のビデオテープが見つかった。
テギュはソノの母親だけでなく、連続殺人のすべてをビデオテープに収めていた。
ここで、撮影した殺害動画をじっくり堪能していたのだ。
そこには、もちろんダオンの家族殺害の様子も。

その証拠ビデオテープたちは、ビンナの元にも届く。
ビデオテープを見て、その残虐非道さに絶句するビンナ。
ビンナは覚悟を決めた。

ビンナ裁判官によるテギュの裁判。
証拠のビデオテープの存在に関して、テギュの弁護人は、J連続殺人事件はすでに時効を迎えており、今回の争点ではないことを主張。
対して検察側は、ビデオテープの存在は、テギュがウソを付いていたことの証明になると主張。
ビンナは再びテギュに問う。
「J連続殺人事件の犯人ですか?」と。
するとテギュは自分が犯人であると認めた。
テギュはザワつく傍聴席を見て、「私は貧しい環境で育ったため、貧困の実態をよく知っています。貧困から抜け出せるというのは、貧困を味わったことのない人の言い分です。貧困に希望なんてない。その場の飢えをしのぐために、すべての夢を諦め、わずかな金のために自尊心を捨てるのが貧困なんです。誰かの厚意で裕福になれた時、決心しました。私にように希望も未来もない人を開放してやろうと。だから殺しました。貧しい人だけを。もちろん殺人に楽しさを感じたということも否定はしません。最初は戸惑ったけど慣れました。助けを乞う人を見るとその瞬間だけ私は神でした。高いところから見下ろして、その人の人生に処分を下す。どれだけ楽しいことか。裁判官はよくご存知でしょう?私は悪いと思ってない。むしろ私に感謝すべきだ。大切な家族を悲惨な貧しさから開放したんだぞ!苦痛は一瞬だが、安息は永遠ですよ。私のおかげで家族は貧困を脱し、幸せになったんだ。ひどい人生を生きてた時とは比べ物にならない!」と語る。
怒りに満ちる傍聴席。

次にダオンが証人席へ。
「私はJ連続殺人事件の遺族であり、唯一の生存者です。無関係なことは承知の上で少しだけ話す時間をください。」とビンナ裁判官に訴えかける。
受け入れるビンナ。

<25年前>ーー
ダオンは、25年前、家族を殺された時に犯人と鉢合わせした。
部屋に隠れ、鍵をかけて泣いて怯えるダオン。
犯人のテギュは、ドア越しにダオンに話しかける。
「ドアを開けないと、お前の家族を全員殺すぞ。」と。
泣きながらドアを開けようとするダオン。
しかし、母が最後の力を振り絞って「ダオン、ドアを開けたらダメよ!出てこないで!」と言った。
テギュは母にトドメを刺した。
ダオンは警察になって、自分の手で犯人を捕まえて償わせると誓った。
ーーーーーーーー

「裁判官、世間が私達を忘れても、法は見捨てていないとここで示してください。罪を犯せば罰を受ける世の中にしてください!縛られてきた過去から脱し、明日を生きられるように、どうか裁判官が、この苦痛から救ってください。」と訴えるダオン。
ダオンだけでなく、被害者遺族全員の願いだった。
胸に響くビンナ。

天使のオミジャは、裁判が終わったビンナを食事(ファストフード)に誘い出す。
ビンナは、今、
①自分が生きるために、テギュを釈放し、これまで通り地獄の審判にかけるか
それとも、
②裁判官として正しく判決をくだして、悪魔の自分は死ぬか
という選択を迫られている。
もし、このことをダオンに話したら、つらい選択を押し付けることになる。
あれこれと悩むビンナを前に、オミジャは、①テギュを釈放し、これまで通りの方法でやるように忠告した。
しかし、そうした場合、ダオンや遺族たちの怒りや悲しみは計り知れない。
ビンナは悪魔と人間の間で判断が揺れる。

ビンナは、②裁判官として正しい判決をくだすことを決意した。
すなわち、悪魔であるユースティティアは死ぬことを意味する。
必死に止めるマンドやアロンたち。
しかし、ビンナの意思は変らず。

ビンナは、焚き火しているダオンの元へ。
ビンナは「私がテギュにどんな判決をくだしても、憎んだり恨んだりしないと約束して。どうしてもにくければ私を忘れて。」と言う。
ダオンは首を横に振り、「憎まないし、忘れることもない。心配せずに、あなたの信念で判決を。大丈夫だから。」と理解を示してくれた。

いよいよテギュの判決の日。
ビンナ裁判官がどんな判決を下すのか、世間でも注目が集まる。
ビンナはテギュに死刑を宣告した。
泣いて喜ぶ傍聴席。
話が違うと唖然とするテギュ。
ビンナが退廷する際、傍聴席から感謝の言葉が飛んだ。
ビンナは涙を流して微笑んでいた。

ダオンは、裁判を終えたビンナを連れて、家族とソヨン班長のお墓へ行き、すべてが終わったと報告した。

その後、ソノには懲役15年と治療監護の判決がくだった。
護送車に乗り込む直前、ソノはビンナにこっそりメモを渡し、「頼みます。部屋の金庫に…」と耳打ちした。

ビンナの下した死刑宣告は、市民からは賞賛を浴びたが、「時効が成立した事件を含む判決になっている。感情を基準に下した愚かな判決だ。」と法曹界からは批判された。
今回の件、ジェゴルの派閥の国会議員たちから善処を頼まれ、忖度を強いられていたナ裁判所長だったが、ビンナのおかげで裁判官としての初心を思い出した。
これまでの行いを恥じ、国会議員たちから裁判の請託を受けていたことを内部告発した。
裁判所長を辞めて、これからはYouTuberになるというw

ファンチョンヴィラ大家のミョンスクは、刑務所のテギュの元へ面会に行き、息子を殺した理由を聞いた。
「貧しいくせになぜ子供を生んだんですか?あんな卑しいところに住まず、あの通学路を通っていなければ私に会わなかったはず。息子が死んだのは全部あんたのせいだよ。時間はかけなかったよ。未成年だから特別に素早く刺し殺したんだ。たったの5回で死んだよ。あの子が最後に言ってた。“おじさん…助けてください…僕が死んだらお母さんがすごく悲しみます…”と。だからこう答えた。“お前の母親は、貧しい家から1人減って喜ぶはずだ。”とね。息子を救ったんだから感謝しろよ。これだから貧乏人は恥知らずなんだ。死刑は執行差されないし、食事もしっかり取れるし、悪いけど長生きしそうだよ。」とあざ笑うテギュ。
泣き叫ぶミョンスク。
帰宅したミョンスクにを待っていたビンナとダオン。
ビンナは、ソノから受け取ったメモと紙袋をミョンスクに渡した。
メモには
“1999年3月 今でも鮮明に覚えています。とても怖かったです。
でも、一方で、あの子が残した物が気になりました。
それが何かを知り、捨てられなかったのです。
母を思い出したから。
手紙を渡すのが遅くなってすみません。”
と書かれていた。
紙袋にはハンドクリームとカード。
イェチャンは、あの日、母のためにハンドクリームをプレゼントしようと用意していた。
“早く大人になって苦労させないように孝行するね”と書かれたカードも添えて。
涙が止まらないミョンスク。

ソノは警察病院で自殺した。
そのため、刑務所のテギュは特別帰休で葬儀に出ることになった。

ビンナは殺される日が近づいていた。
そのため、ダオンに「あなたを守れなくなった。遠くへ行くから。私の唯一の汚点、唯一の弱点。愛してるハン・ダオン。」と別れを告げ、キスをした。

ソノの葬儀に喪主として参列するテギュだったが、警護官が目を離した隙にいなくなっていた。

ビンナのいつもと違った様子がなんだか気になるダオン。
そこへアロンとマンドがやって来て、「先輩を止めて!死んでしまう!」と血相を変える。
ダオンは驚いて、大急ぎでビンナを捜しに走る。

ビンナは人気のない場所に行き、現れた地獄の使者によって腹を刺されて倒れた。
しばらくしてダオンがかけつけ、腹から血を流すビンナを見つけ、病院へ搬送。
必死の救命措置が施されるが、ビンナの心音は停止し、白い布が掛けられる。
「2人が一緒にいたら、必ずどちらかが死ぬ」というオミジャの言葉が蘇るダオン…

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Netflix韓国ドラマ「貞淑なお仕事」第4話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

貞淑なお仕事」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:JTBC

第4話

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ジョンスクの家の壁に落書きをした犯人は、金物店の店主だった。
「妻を巻き込んで下品な物を売るジョンスクに腹が立った。辱めてやるべきだと思った。」と言う店主。
クムヒの家での訪問販売に、妻も来ていたのだ。
妻は夫(店主)を責め、ジョンスクに謝罪した。
しかし、ジョンスクは、妻ではなく店主に謝罪を求めた。
店主は嫌々ながらも謝罪した。
何十年もご近所付き合いしてきた仲だったのに、それが壊れてしまったことが寂しいジョンスク。
示談にした理由は、「噂が広まるのは早い。近所の人たちの視線や叱責に恥を感じる。それが何よりの罰だと思うから。」
ドヒョンはそんなジョンスクを「かっこいい」と言った。

ジュリのチャーミング美容院に、不動産屋で大家でもあるヨンジェがやって来て家賃の値上げを告げる。
困惑するジュリ。

ジョンスクの家の落書きのことは、案の定、すぐに広まった。
ヨンボク、クムヒ、ジュリはジョンスクの家にやって来て、自分事のように怒り、金物屋の店主を責めまくる。
ジョンスクにも笑顔が戻った。
ジュリは家賃値上げのため、稼がなくてはならないので、訪問販売員として本格的に働くことを宣言。
これで販売員は4人になった。
4人で打ち合わせをしたり提案をしながら、チームで動くことにした。
クムヒの家で打ち合わせをしていると、クムヒが頼んでいた化粧品とマッサージの訪問販売が来た。
クムヒの心遣いで、他の3人もマッサージを受けることに。
終わった後、販売員からアンケートを求められた。
売上向上のため、商品やサービスに関する不満と希望を調査するためだ。
それを聞いてジョンスクは、自分たちもアンケート調査をしようとみんなに提案。
早速、アンケート用紙を作って、町のあちこちを回ってみることに。

ところが、町民たちは皆ジョンスクたちを避け、アンケートを拒否。
困っていたジョンスクは、偶然会ったドヒョンに食い下がり、なんとかアンケートに答えてもらえることになった。
ドヒョンは、事件の捜査なのか何なのか、町民に聞き込みをしたり、町をうろうろしていた。
ジョンスクに捕まったドヒョンは、「5分だけ」という条件で、性に関する質問やアダルトグッズの関することへの質問に、戸惑いながらも答えてくれるのだった。

その頃、ヨンボク、クムヒ、ジュリも、手こずっていた。
回答してもらうべくあれこれ考えて行動してみるのだが、ある女性たちがジョンスクの悪口を言っているのを聞き、ケンカになってしまう始末。
町内の女性たちが結託して避けているような空気に、4人はとても傷つき、肩を落とす。
アンケートがうまくいかない様子、落ち込む様子、陰口を叩かれているのを聞いてしまい立ち尽くす様子。
散々な1日の一部始終を、離れたところから見ていたドヒョンは、ジョンスクのことを心配していた。

翌朝、森を散歩していたドヒョン。
湧き水を無料で汲める場所に、水を汲みに来たジョンスクを見かける。
黙って様子を見ていたら、そこに設置してあるサンドバッグを思いっきり殴り始めたジョンスク。
ドヒョンは、ジョンスクがストレス発散する様子を笑いながら見て、少し安心した。
そして「カッコいい人だな」とつぶやく。

サンドバッグを殴り、叫び、すべてを発散したジョンスクは、こんなことでは終われない!絶対に諦めない!と気持ち良強く持ち、リベンジに動き出す。

4人はジュリの美容院の店前に“アンケートイベント”の特設ブースを用意し、答えてくれた人にはパンツの粗品も用意した。
冷ややかな言葉を投げかける町人に、ジョンスクは、「私のどこが悪いと?私は、皆さんと同じで、生活費が必要なだけです。人様に迷惑をかけてないのに責められる理由がよくわかりません。」と言ってのけた。
すると、精肉店の女性がブースに近寄り、アンケートに答え始める。
それをきっかけに、アンケートに協力してくれる人が続出、中には男性もいた。
男性の中にはクムジェ警察署のナ刑事や、ヨンジャの息子テグン(ジョンスクの同級生で最初の販売でアダルトグッズを買ってくれたソヨンの弟・ウォンボンの薬局で働く)もいた。
無事にイベントを終えたジョンスクは、夜桜舞い散る帰り道、ドヒョンに会った。
ドヒョンは「きっと成功する。強い人だから、自分を信じて。」とジョンスクの背中を押した。

<エピローグ>
ドヒョンは悪夢にうなされる。
炎が燃え盛る住宅に、赤ちゃんが取り残され泣き叫ぶ。
そこへ、女性がやって来て赤ちゃんを救出。
教会のシスターに赤ちゃんを託した…

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Netflix韓国ドラマ「貞淑なお仕事」第3話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

貞淑なお仕事」
各話のあらすじ ネタバレあり

出典元:JTBC

第3話

前話はこちら↓

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家の壁に卑猥な落書きをされたことで、大家さんから「下品な物を売るから嫌がらせを受けるんだ!止めなさい!」と怒鳴られてしまうジョンスク。
この騒ぎで、実の母にも訪問販売の仕事のことがバレてしまう。
この仕事が原因で夫ソンスが出て行ったのかと勘違いしている母に、ジョンスクは浮気されたことを打ち明けた。
そして、ジョンスクは1人で息子ミンホを育てていくと宣言するが、「こんな汚らわしい商売で息子を育てるというのか!」と激怒する母。
もうミンホの世話をしないと突き放されてしまった。

落書きの犯人を見つけるため、ドヒョンが捜査にやって来る。
ジョンスクから聞き取りをした後、ドヒョンは壁にペンキを塗って落書きを消すのを手伝ってくれた。
おかげでミンホが帰宅する前に、なんとか消すことができた。

母にミンホの世話を頼めなくなってしまったので、ジョンスクは仕事の間、ミンホを預けられる場所を探さなくてはならず、頭を悩ます。

ミンホは、同じクラスのドンウと仲良くなった。
ドンウはジュリの息子だった。
ジュリはミンホを預かると言ってくれた。
お言葉に甘えて、ジョンスクはミンホをジュリに預けることにした。

ジョンスク、ヨンボク、クムヒは一緒に訪問販売へ。
しかし、今日はあまり売れなかった。
3人は帰りに屋台でおでんを食べる。
良家のお嬢様で買い食いをしたことがなかったクムヒは、おでんの美味しさを知り、食べまくる。
「こんな美味しいものを50年間も知らなかったなんて!」と嘆くクムヒ。
そこへインテが現れる。
なかなか子供ができないインテ&ミファは、夫婦生活に変化が必要だと考えていた。
そこで、インテはジョンスクに訪問販売を依頼。
「ミファはそういうことに関心がなくて」と言うインテ。
夫ソンスと浮気をしたミファが“そういうこと”に関心がないと?
鼻で笑ってしまうジョンスク。
ヨンボクは気を利かせて、自分が訪問販売に行くと申し出てくれた。

しかし、ヨンボクはケガをして腰を痛めてしまい、インテの家へ行けなくなってしまった。
ジョンスクが行くことになったのだが、あいにくジュリの美容院も大忙しでミンホの預け先もない。
仕方なくミンホを連れてインテの家へやって来た。
インテに事情を話すと、訪問販売の間、インテがミンホを映画に連れて行ってくれることになった。
家の中にはミファの他にも、ミファの友人たちが何人か来ていた。
友人たちは「ミファは男に興味がないし純情そのもの」と話す。
鼻で笑ってしまうジョンスク。
訪問販売は成功で、ミファの友人たちはいい買い物ができたと喜んで帰って行った。
すると、インテが慌てた様子で1人で帰宅した。
映画館でポップコーンを買いに行ってる間に、ミンホがいなくなってしまったと言うのだ。
パニックになるジョンスク。
警察に通報し、駆けつけたのはドヒョンだった。
ドヒョンはジョンスクを車に乗せ、励ましながら一緒にミンホの捜索にあたる。
途中、母と合流するも、母はジョンスクを責めるばかりでビンタした。
ただでさえボロボロのジョンスクだが、頬にまで傷を負ってしまった。
涙が止まらないジョンスク。
しかし、今はそれどころではない。
切り替えて、思い当たる場所をあちこち捜すが、どこにもいない。
ドヒョンはいくつかジョンスクに質問し、ミンホが父親を捜しに行ったのではないかと推測した。
そして、ソンスが勤めていたコチュジャン工場へ向かった。
ミンホが見つかった。
ミンホは「工場の社長に、またパパを働かせてってお願いしに来たんだ。そしたら一緒に暮らせるでしょ?」と言った。
涙が止まらないジョンスク。
無事に家まで送り届けてもらい、ジョンスクはドヒョンに心からのお礼を伝えた。
しばらくして、ドアをノックする音が聞こえた。
外には袋が置いてあった。
中には傷薬と絆創膏が。
頬の傷を心配してくれたドヒョンは置いていったのだった。

今日は月末。
初めてのお給料日だ。
想像以上にたくさんもらえた。
ヨンボクは「お金が入ったら熱烈に歓迎すると金運が上がる」と言い、2人は手を繋いでクルクル回って大喜びした。
ジョンスクはミンホの通学カバンなど、今まで買ってやれなかった物や美味しいものをたくさん買った。
ヨンボクも長女のために勉強机など、子供たちのためにたくさんの買い物をした。

帰り道、ジョンスクは、母を見かける。
母が急に立ち止まり、どうしたのかと視線の先を見ると、浮気相手と歩く父親がいた。
母はそのまま家に帰らず、雨の中、ぼんやりとベンチに座っていた。
ジョンスクは傘を持って母の元へ。
母は語りだす。

<過去>
ソウルで稼いで帰ってくると働きに出たジョンスクの父は、愛人を連れて帰ってきた。
父は、妻子と共に愛人も同じ家に住まわせた。
浮気されても泣き寝入りする時代、母はどうにかこらえようとした。
父は愛人とべったりで、母やジョンスクと弟には見向きもしなかった。
洗濯をしている時。
子供の服の上に、下品な下着を置かれた瞬間、母はプチンと切れた。
母と愛人は髪の毛を掴み合ってケンカした。
父は愛人を庇い、母にはビンタ。
母は父を見切り、2人の子供をつれて家を出た。
それからは女手一つで子供たちを育て、生活が苦しくなると恨みと怒りが渦を巻いた。

母は「欲情に溺れたやつらが、私の家庭と人生を壊したの。」と言い、葛藤の中で生きてきたことを打ち明けた。
だからこそ、愛人の女が着そうな下着を売るジョンスクが許せなかったのだ。
生きるためには仕事を選べないことは分かってる。
ジョンスクを責め立てた後は心が潰れそうに苦しかった。
それもでも受け入れられない母。
ジョンスクはお給料で母のために素敵なブラウスを買っていた。
「自分のために着るのよ!」と言ってプレゼントした。
母親として生きてきた長い年月、どれだけ寂しくて苦しかったか、今のジョンスクには痛いほど分かる。
ジョンスクは、洗い物をしながら、母を思って涙を流した…

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