「グッドボーイ」
各話のあらすじ ネタバレあり

第10話:タイムアウト
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レオに撃たれ海に落ちてしまったジョンヒョン。
膝から崩れ落ちるハンナ。
ドンジュはジョンヒョンを助けるべく海に飛び込んだ。
ハンナも飛び込み、2人でジョンヒョンを救出。
そのタイミングで警察が来て、ジュヨン一味は退散せざるを得ず。
ジュヨン一味は取り引きに失敗した。
苛立つジュヨンは、警察を足止めできなかったインソン市長に怒りをぶつける。
サイコパス全開で市長を暴行し、二度と失態は許さないことを伝える。
船から押収した大量のエフェドリンの管轄巡って、インソン警察署、関税庁、海洋警察、検察が揉め始める。
検察にはジョンヒョンの兄ソクヒョンが。
ジョンヒョンは一命をとりとめたが、意識が戻らず集中治療室へ。
たとえ意識が戻ったとしても、現役中に痛めた足首を再度骨折しているため、現場復帰は難しいだろうと。
胸が痛むドンジュ。
ハンナは心配でずっとジョンヒョンに付きそう。
そんな中、ついにジョンヒョンの意識が戻った。
涙を流すハンナ。
ドンジュはそんなハンナを見て、ハンナとジョンヒョンの絆の深さに気づく。
ドンジュの体は“パンチドランカー”の症状が悪化していた。
医師から自身の目眩症状の重さを甘く見るなと叱られる。
無理して血圧が上がると脳出血や失明の恐れもあるということだ。
マンシクたち強力特別捜査チームは、ジョンヒョンが銃撃された件において、過剰な捜査への責任を問われ解散。
メンバーも停職、減給処分を受けた。
3か月後
ジョンヒョンも回復し退院となった。
メンバーは処分を経て復帰。
マンシクは市民のイザコザを収める交番勤務。
ジェホンは昇進も昇給もなく、ただ被り物をして子供たちを誘導する交通安全課勤務。
ハンナは広報要員としてモデルのような仕事や倉庫整理などの雑用を。
ドンジュは警察車両の清掃など数々の肉体労働を。
みんな、どうでもいい、退屈な仕事をあてがわれてうんざりしていた。
ギョンイルの母は、あれから意識が戻らず。
寝たきりの母を、ドンジュは甲斐甲斐しく世話していた。
入院費用を払い、母の体を拭き、爪を切り、たくさん話しかける。
マンシクは娘ジョンアと仲良く2人暮らし。。かと思いきや、ドンジュも一緒に暮らしていた。
<過去>
高校時代、ケンカばかりだったドンジュは警察のお世話になることもしばしば。
病気の母親の面倒をよく見る優しいドンジュを、警察官のマンシクは、ずっと気にかけていた。
母親も亡くなり、1人なってしまったドンジュ。
マンシクは、そんなドンジュにボクシングを勧めた。
メキメキと頭角を現したドンジュはボクシングの国家代表へと上り詰めるが、ドーピング疑惑を掛けられ失墜。
しかし、無実を訴え、長期間裁判で戦い勝訴するも、もう選手には戻れない。
マンシクは、インソン警察署の特別採用試験を勧めた。
マンシクはそうやって、ずっとずっとドンジュを気にかけ、世話をしてきたのだ。
ドンジュは、今も尚、世話をしてくれるマンシクに、心からの感謝を伝える。
ジョンヒョンは、ハンナ付き添いの元、足のリハビリを開始。
<過去>
ハンナは母に呼ばれレストランへ。
母は彼氏を連れてきた。
彼氏のネクタイには、ハンナが亡き父にプレゼントしたタイピンが。
母が勝手に彼氏にあげてしまったのだ。
さらに、母は、ハンナとはすでに別れたジョンヒョンを誘っていた。
母の無神経さにストレスが爆発するハンナ。
ハンナは怒り、目眩を感じながらも席を立ち、レストランを後にする。
そして横断歩道で動けなくなり立ち往生。
車に轢かれそうになったところを、ジョンヒョンが抱えて助けてくれた。
実は、ジョンヒョンの足の怪我はその時に追ったものだった。
そして迎えた2018年のサンパウロ大会。
ジョンヒョンは、足首をガチガチに固定して試合に挑んだ。
しかし、痛みは消えず、足をかばって思うように動けず、相手の剣が目に刺さり負傷して敗退。
ハンナはその事実に気付き、「なぜ黙ってたの!あまりにも申し訳ない!」とジョンヒョンを問い詰める。
ジョンヒョンは、「ハンナとの関係をやり直したかったし、その気持ちは今も尚変わらない。」と告白するが、「それをハンナに押し付ける気はないし、試合に負けた原因は他にあるから気にする必要はない。」と答えた。
複雑な気持ちに揺れるハンナだった。
その頃、ジュヨンが関税庁を退職することになった。
平凡な男を演じているジュヨンは女性職員と花屋で花を選んでいた。
すると、突然、麻鬼が現れた。
麻鬼は、「仕事が終わったらなら教えて。あの女はどこなの!?本当に居場所を知ってるの!?私を騙したら痛い目に遭うわよ。」と囁いた。
ジュヨンは「君に嘘はつかないさ。君を覚えてるのはあの人だけだろ?」と答えてポケットから子供用のリボンの髪飾りを出した。
そして「激励のプレゼントだ。じきに会えるよ。キャンディーを作り終えたら。」と答えた。
<過去>
児童養護施設にて。
2人少女が会話をする。
姉「先に行ってて。迎えに行くからね。」
妹「お姉ちゃん、また会える日までこれ(リボンの髪飾り)を大事に持っててね。約束だよ。」
姉「そうするわ。絶対ね。」
妹は麻鬼だ。
ハンナは、父ホチョルの命日に墓参り。
お墓に、高級酒がお供えされていた。
ハンナはこの瓶の形に見覚えのある。
コンテナに隠れていた時に見かけたもので、レオのものだった。
ハッとするハンナ。
ジョンヒョンの退院の手続きのため、兄ソクヒョンが病室に来た。
ソクヒョンは父から預かった“法人持分放棄念書”を渡す。
大企業の社長であるジョンヒョンの父は、言うことを聞かずに警察官をするジョンヒョンを息子と認めず、すべてを兄ソクヒョンに相続させるつもりなのだ。
冷たい態度の兄ソクヒョンだが、ジョンヒョンのことが少し心配なようだ。
ドンジュは、今日も銀行での案内係という雑務をこなす。
笑顔で来店客に案内をしていると、ジュヨンがやって来た。
凍りつくドンジュ。
ジュヨンは退職金をもらい預金通帳を作りに来ていた。
ドンジュは「奢ってくれよ」と声をかけ、2人は食事をすることに。
ジュヨンはまだ諦めていないドンジュに、「打たれ強いようだがもうやめておけ。1人であがいたって何も変わらない。人を動かすのが何か、まだ分からないのか?」と言った。
それは“金(カネ)”だった。
ハンナは、倉庫整理の雑用の傍ら、父ホチョルが銃殺された事件を調べていた。
以前、質店店長に、父の遺品の中にあった例の腕時計の事を聞いた時に教えてもらった“オダラー”と呼ばれるオ・ボンチャンという名の密輸人の存在が気になる。
ハンナは上司の目を盗み、倉庫で父の事件ファイルを見てみる。
ドンジュは街中で度々見かける少年がいた。
少年は、轢き逃げ事故で亡くなった税関職員イ・ジンスの息子だった。
ジンスの息子は同級生にいじめられていて、さらにいつも1人。
ドンジュが声をかけると、いまだに補助輪付きの自転車に乗っていることから、同級生からからかわれていると打ち明ける。
補助輪を外し、一緒に自転車の練習をすることは、父との約束だった。
でも亡くなってしまったので、約束は果たされず補助輪は付いたまま。
ドンジュは補助輪を外してやって、自転車の練習に付き合ってあげた。
ジンスの息子は「おまわりさん、父さんを死なせた犯人と捕まえないの?」と涙を流した。
ハッとするドンジュ。
このまま大人しくしているわけにはいかないと、決意を新たにする。
ドンジュは、退職したジュヨンが開店したパブや、息のかかった店や会社を訪れ、片っ端からめちゃくちゃにしていく。
そして、そこにいるジュヨンの息のかかった(例の腕時計をしている)子分たちをボコボコにして、腕時計を没収。
パブには開店祝の花に補助輪をぶっ刺して送った。
店にやってきたジュヨンはドンジュの仕業だと気づき苦虫を噛み締めるような表情。
ドンジュが大暴れしたこれらの店は、違法営業をしていた。
ドンジュは同時に通報し、結果、警察のメスが入り営業停止に追いやる。
大暴れするドンジュの姿は店内の防犯カメラに映っていたが、フードを被り顔が分からず。
警察は人物の特定には至らず。
ニュースでは「通報者本人が取り締まり」と報じた。
そのニュース映像を見た強力特別捜査チームのメンバーたち。
顔は分からずともドンジュだと気付いた。
ドンジュは正義の拳を握り、最後の店舗である大型のクラブへ殴り込みに行く。