Netflix韓国ドラマ 「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」第9話/全話 あらすじ【ネタバレあり】

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」
各話のあらすじ ネタバレあり

第9話:笛吹き男

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小学校からムジン学院という学習塾への送迎バスが「子供解放軍総司令官パン・グポン(おならプー)」と名乗る男に乗っ取られる。
「子供解放軍の任務は、遊んで遊んで、また遊ぶこと。入隊したくない子や塾に行きたい子は降りろ!」と子供たちに命じ
1つ 子供は今すぐ遊ぶべし
2つ 子供は今すぐ健康になるべし
3つ 子供は今すぐ幸せになるべし
と訓示を与える。
そして12人の子供たちを山へ連れて行き4時間近くいろんな遊びをした。

パン・グポンはムジン学院の塾長の三男。
未成年者略取誘拐の疑いで逮捕され起訴されることになり、ヨンウが弁護を担当することになった。
ヨンウはパン・グポンに接見する。
パン・グポンは、おなじみのヨンウの挨拶を「おもしろくない、子供は笑わない」とダメ出し。
「子供は笑い、大人は怒る名前で、その名らしく生きる。それが僕の革命だ。」と主張し、弁護士はいらないと言う。

<法廷>
判事に本名かと問われると、パン・グポンは「2年前に改名した本名で、職業は子供解放軍総司令官」と言い張る。
さすがのヨンウもお手上げ状態である。

パン・グポンは突飛な発言によって勾留されてしまった。
ムジン学院の塾長であるパン・グポンの母はハンバダにやって来た。
山に行った12人は塾を辞め、悪評判が広まり、他にもたくさんの生徒が塾を辞めたと言う。
早くに夫を亡くし1人で息子3人を育てるのは大変だったが、3人ともソウル大に入れたという自負があり塾を始めた。
しかし、よその子に夢中で、道を踏み外す我が子に気付かなかったと肩を落とす。

ヨンウはグラミに、ジュノに告白したのに返事がないと相談する。
グラミは、「ジュノが混乱するくらい優しくしてみたら」とアドバイス

ヨンウとミヌはパン・グポンに接見する。
パン・グポンは子供たちを山に連れて行き、「子供の敵は学校・塾・親だ!『子供の未来のため』という敵の企みを払いのけ、私、総司令官パン・グポンはうたう!子供たちよ!遊ぼう!!」と演説し、駆け回って遊んだ。
子供たちはパン・グポンの面白い言動にお笑いし、大はしゃぎで遊んだ。
そしてパン・グポンは「減刑は母の望みであって、僕の望みではない。僕の望みは子供の解放だ。」と言う。

ヨンウはジュノとのランチの時、クジラの話をせずにパン・グポンの話ばかりする。
「一緒にいると楽しい」と笑うヨンウを見て、やきもちを焼くジュノ。
ヨンウはグラミのアドバイス通り、ジュノに「優しく」する。

<法廷>
バスの運転手による証言
パン・グポンによって睡眠薬入りの飲み物を飲まされ4時間も眠っていた。
目を覚ますとバスは山にあり、警察に通報した。
警察に事情を話していると、パン・グポンは「ハーメルンの笛吹男」みたいに子供を引き連れて戻って来た。
そしてそのまま検挙された。
パン・グポンはすべて認め「異議なし」と口を出し、ヨンウたちの弁護を台無しに。

パン・グポンの母は、減刑のため、保護者たちに処罰不願書を集めていたがなかなか集まらない。
それどころか、保護者たちは塾を相手に訴訟を起こす気だという。
そこでヨンウは「パン・グポンのしたことは保護者にとっては腹立たしいことだけど、子供たちにとってはいい思い出ではないか」と子供たちに会って話を聞くことにする。

子供たちは、夜遅くまで勉強を強いられ、休憩もなく、ファストフードやコンビニで夕飯を食べていた。
飲み物はカフェインの多いものを選び、睡眠もまともに取れていないため背も低い。
パン・グポンの名前を出すと笑顔を見せ、「刑務所に行ってほしくない」と心配し、山で拾ったどんぐりを大事に持っていた。
1人の男の子が、ヨンウに何やら耳打ちして走って行ってしまった。

10歳程度の子供が学校と塾に閉じ込められ、食事も睡眠もろくに取れていないという実態に心を痛めたヨンウたち。

スヨンはジュノを諦め、次なる恋を求めて髪を下ろしイメチェンし、「誰か紹介して」と言う。
ヨンウはグラミの働く店の店長ミンシクを紹介することにする。

パン・グポンの母は塾を相手に訴訟を起こそうとしている保護者たちに「息子は精神を病んだ至らぬ子です。皆さんも子を持つ母、寛大な母の心でお許しください。息子は弱いので刑務所生活に耐えられません。いくらでも謝罪しますし示談金も払います。」と涙を流して土下座した。
謝罪が伝わり11人分の処罰不願書を集めることができた。
ヨンウはパン・グポンの母に「精神を病んだ至らぬ子だとは思わない。彼が何を言おうとしているのか一度くらい心を開いて聞いてみては?子供たちは『子供解放』の意味を理解している。彼を理解できないのは大人だけ。」と言った。

1人の男の子がヨンウに耳打ちした言葉、それは「毎日毎日遊びたい、解放されたい」だった。

<法廷>
パン・グポンは妄想性障害だと診断する医師。
その時、ヨンウの世界にクジラ、いやシャチが現れヒントが生まれる。
ヨンウは医師に「ムジン学院で有名な『鍵クラス』は、休憩も食事もなく夜10時まで生徒を閉じ込めて勉強させる。トイレは許可制で2回以上行くと準備不足とみなされ家に帰される。宿題を忘れたら体罰してもいいという同意書に保護者はサインしている。これを聞いてもパン・グポンの現実に対する認識と信念が歪んでいると言えるのか?」と問う。
ハンバダは精神障害による減刑を狙っていたが、それとは正反対の主張のため、みんな戸惑うが、パン・グポンはもっと聞きたいと目を輝かせる。
そしてヨンウは裁判長に「パン・グポンは思想犯であって、非道徳な破廉恥犯ではない。妄想性障害の診断は減刑に役立つだろうが、『子供解放』という思想を侮辱することになる!」と主張する。
パン・グポン本人も「反省していないし、今後もやる」と言い切る。

勝手な行動にでたヨンウに罰則はないのかと怒るミヌ。
ミョンソクに「掲示板に書き込むのか。賞や罰ではなく話し合いで解決するべきだ。」と言われてしまう。

ヨンウとミョンソクはパン・グポンに接見する。
弁論戦略の食い違いを謝罪すると、逆にパン・グポンはヨンウに礼を言い、情状酌量も執行猶予もいらないと言う。
そして最終陳述の日に子供解放軍を呼んでほしいと頼む。
「解放軍総司令官として、自分のしたことを恥じていないと、堂々と処罰される姿を見せたい」と言う。

ヨンウたちは、子供たちを傍聴させるため、「検事や弁護士が働く姿を見られる貴重な場である裁判の傍聴が、いかに子供たちの成績アップとやる気につながるか」をプレゼンし、なんとか保護者たちを説得する。

ジュノはヨンウに「椅子を引いてくれたり、道の内側を歩かせたり、ドアを開けてくれたり、荷物を持ってくれたり、いったいどうしたのか?」と聞くと、「好きだから」と答えるヨンウ。走って逃げる。

ヨンウたちは、子供たちをバスに乗に乗せて裁判所へ。
子供たちに名前を聞かれて困っているジュノに代わり、ヨンウが「イ・ケツの穴!」と答えると子供たちは大爆笑。
ヨンウは自らを「ウ!ウ!ウ!宇宙ハナクソ!」
ミヌも負けじと白目をむいて「クォン・ウンコ!」
ミョンソクも「チョン・ブリブリだー!」
子供たちは大爆笑。

<法廷>
最後に言いたいことはないかと問われ、パン・グポンは「大人の方々へ、子供は今遊ぶべきだ。大学、就職、結婚、その後じゃ遅いのです。」と言う。
そして子供たちに向かって訓示を唱え始める。
子供たちがボソボソと呟き始めると裁判長に注意される。
ヨンウは「子供たちは被害者です。裁判長が許可した場合は被害者も意見を陳述できます!」と主張する。
するとパン・グポンは子供たちに近づき、再び訓示を唱える。
子供たちも大きな声で後に続く。
1つ 子供は今すぐ遊ぶべし!
2つ 子供は今すぐ健康になるべし!
3つ 子供は今すぐ幸せになるべし!
「『子供の未来のため』という学校・塾・親の企みを払いのけ、私、総司令官パン・グポンは幸せな子供たちのためにうたう、子供たちよ!遊ぼう!!!」
子供たちはパン・グポンに駆け寄り、ギューっとハグをする。
そんな子供たちを見て、笑顔がこぼれる傍聴席。

ジュノは、家で、ヨンウの「好き」を受け入れて踏み出していいものか、生半可な気持ちで始めちゃダメだと、あれこれ悩んでいた。
ミヌは「考えすぎだ!いけよ!」とアドバイス
すると、ジュノは立ち上がり部屋を出てヨンウの元へ走る。

ヨンウは回転扉の前で「ズン・チャ・チャ」していた。
そこへやって来たジュノ。
「好きです。好きすぎて、これじゃ病気です!」と告白。
目をまん丸くして驚くヨンウ。

グァンホの店にテスがやって来る。
驚くグァンホ。
それををジョンイ日報のイ記者に撮られてしまった。
ソドク洞の現場検証に来てもらった記者だ。
「ウ・ヨンウのり巻き店…ウ・ヨンウ?ハンバダの?」と何かに勘付いた様子。

 

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